我が家のリアルなお金の話💴と自分を大切にしようって話。
「お金がない…」って言うヒヤヒヤ感、余裕の無さを感じ続けるのって、ストレスですよね。
で、そのストレスから逃げたいが為に「もっと稼がなきゃ!」と言う思いに駆られ、『仕事を頑張る→収入は増えるがメンタルが壊れる→仕事を減らしたり休んだりする→メンタルは回復、しかし金欠』
という負のループにハマっていたのが東京にいた頃の私。多い時は3つのアルバイトを掛け持ち。睡眠は足りず、メンタルもボロボロ。常に疲れていました。
でも今は、東京から実家に来て1年コンビニで働き、月10万あればなんとか暮らせるってわかりました。だから、今はお金より自分の身体と心を大事にしようと思ってはいるんです。
が、「月10万あれば何とか暮らせる」というのは「自分1人ならば」という前提の話。
そうでなかったら??
やっぱり「働かなきゃ」って思ってアルバイト沢山入れちゃいました。
ふぅ…疲れたぁ…。
どうしたらギリギリじゃない、ヒヤヒヤしない生活ができるのでしょうか?
何か良い方法があるなら知りたい…
そんなことを思い、考えた結論?をこちらに書いてみる事にしました。
メンタル病み気味な方、同じような負のループにハマっている方の参考になれば幸いです。
目次
1.我が家の家族
2.我が家のお金の話
3.姉として長女として
4.でも自分も大事!
1.我が家の家族
我が家のお金の話をするにあたって、私の家族について紹介しておきます。
母→年齢:50歳
アスペルガーあり、障害者手帳3級
メンタル:病み気味な時もあり。薬服用
仕事:自動車部品工場
実家で同居
父→2014年に他界(享年52歳)
(母方の)祖母→年齢:80代、同居
週に3回デイサービスに通っている。
食べることや話すことは問題ないが、足が悪いので手押し車必須。
1人で家から出ることは無い。
私→25歳。実家暮らし。
仕事:コンビニ
メンタル:病み(躁鬱) 薬服用
運転免許はあるが、自分の車は無いので普段は町の中を徒歩で移動。
ダンサーを目指している。
地元の子どもたちにダンスを教えるのが夢。
バスと電車で2時間以上かかるダンススタジオに週1度通っている。
妹→23歳、東京暮らし。2年ほど前から生活保護を受けている。
メンタル:病み(鬱) 薬服用
バイトしつつ、お芝居を頑張っている。
弟→18 歳、名古屋暮らし。
専門学生。
メンタル:病み、薬服用
レモン→猫、15歳
私が小学4年生の頃拾ったシマネコ。
「わがまま猫」の缶詰めがお気に入り。
チロ→チワワ、10カ月くらい。
昨年9月にペットショップからやってきた。
毛色はクリーム色、破壊魔。
金魚ちゃん→小学生の頃からいる。
何歳か不明。大きな水槽で1人でのびのびと生活している。
という感じな、メンタル病み病み家族です。
祖母以外の人はみんな精神科にお世話になっています。
元々家族みんなで長野県の父方の家で暮らし、母方の祖母は1人暮らしをしていましたが、父が亡くなってから実家が母方の祖母の暮らす家に移り、
今は祖母、母、私、ペットたちで実家に住んでいます。
2.我が家のお金の話。
さ〜て本題。
我が家のお金の話をします。
我が家ではお金に関する悩みが付き物で、物心ついた時から両親がお金の話で揉めていたり、小さな頃からお年玉を母に頼まれて貸したりしていました。
家族で出かけた先で外食する時はいつもメニューの値段を見て、父の顔色を伺いながら安いメニューを選んでいました。
今もその癖でメニューの中で1番安い物を探してしまいます。
父が亡くなってからは更に大変な事に…。
アスペな母はその障害のせいなのか、元々の彼女の性質なのか、お金の管理能力が…壊滅的です。父が亡くなるより2年くらい前?に自己破産しています。
「お金がない、お金がない」
毎日言ってる気が…。
かと言って何にどう使っているのか詮索しようとしても詳細は教えたくないらしく、私には介入できません。
父が亡くなってからは、ネットでの買い物が止まらなくなって一時期は大きな額の買い物ばかりするので、子ども3人で頭を抱えていました。
今はだいぶマシにはなりましたが、まだ母宛の宅急便がしょっちゅう来ます。
どうやら借金もある…らしい??
チロさんは、ペットショップで一目惚れした母が「どうしても」というので、その場で購入を決めました。(母では無理なので私名義で)
月々支払うものが増えるのは辛いけど
昨年2月に愛犬が亡くなってから寂しがっていましたし、私も寂しい思いはあったので…承諾しました。月々約1万円ずつの支払いをしています。母と私で割り勘です。
妹ちゃんは精神状態が悪くなると本当に酷くて、自殺未遂的な感じで睡眠薬いっぱい飲んじゃったりして…無理して働くのは良くないし、妹の生活費を充分に支援できる人は我が家にいなくて…。「無理せずにさ、生活保護受けてみたら?」という訳で生活保護を受けています。
国にお世話になっているし、お芝居さえしていれば割と精神状態が安定している様子なので今は妹のことはさほど心配はしていません。ただ、余裕がある訳じゃなくて妹もギリギリなんだろうな、とは思います。
そして弟くん。
専門学生になり、今年1月から1人暮らしを始め、学校にも自分の生活にもお金がかかります。
色々な奨学金の類を借りたり貰ったりして何とか暮らしているようですが…
来年までやっていけるか?微妙です。
通信の高校でほぼずっと家にいた生活から、全日制の専門学校で、週5で授業を受けて…
弟くんはメンタル的に学校だけで精一杯だろうな、とこの1年実家で一緒に生活していた姉は推測しています。
実際、アルバイトをする精神的余裕は今は無いようです。
そこを経済面で支えるのが本来なら親の役目。しかし、母にはそれが難しい。父はいない。それが我が家の現実。
3.姉として長女として
今の1番の心配は弟のこと。
「せっかく入学したのだから
お金の心配をせずに授業に集中して、やりたい事を思う存分学んで欲しい」
姉としてはそういう思いがあり、
母が無理なら私が、弟が困らないように充分な支援をしてあげたい。そう願っています。
だって、この間、3月末に見た卒業ライブで楽器をやってる時の弟はホントカッコ良かったから。才能があるって思うから。
やりたいだけやりたい事を磨いて欲しいよ。
って姉は思うんです。
しかし、今は弟の分の月々5,000円ほどのWi-Fi代の支払いをするのが精一杯。
自分のWi-Fi代、携帯電話の代金、学生時代に借りてた奨学金の返済、国民健康保険料、国民年金、東京にいた時にお金に困った時リボ払いにしてしまった分の支払い(あと少しで終わる)など…
自分の支払うべきものを支払って、弟のWi-Fi代とチロさんの代金の半分を払ったら
手元に残るのはわずか…。
亡き父に代わって家族の支えになりたいと、父が亡くなってからずっと思っているのに、今まで自分の生活で精一杯で
今も実家暮らしなのに余裕が無くて、家にお金を入れる事も無く…。
情けないな、って思います。
姉として長女としてもっと頑張らなきゃと思っています。
25歳女性、収入月々10万ちょい。
一般の多くの同い年の女性たちと比べたらこの収入は少ないですよね。
私がアルバイトじゃなくて正社員になれば、ボーナスを貰えるようになって、そのボーナスを全額、弟の学費&仕送りにすれば2年目も、なんとか卒業まで行けるんじゃないか??と思ったけど…
私がやりたい仕事で私が正社員の条件に当てはまる求人が見つからず断念。
やはり資格と学歴か…。
それに、躁と鬱の入れ替わりが激しい中で確実に休まず責任持って仕事できる?
残業とかできる?
ちょっと今は自信ないな。
じゃあ、どうする?
1日7時間を週5。これが私のキャパの限界であることは私自身すでに充分に分かっているはず。
なのに「もっと頑張らなきゃ、もっと長い時間働かなきゃ。」そんな考えにどうしても囚われてしまいます。
4.でも自分も大事!
というより、自分「が」大事!
家族の事を一旦置いておいて、今度は自分の事を考えてみます。
寝巻きのズボンは弟の高校ジャージ、寝巻きにしているTシャツは彼氏のお下がり、バイトに行く時に羽織っているパーカーも彼氏のお下がり。パーカーはそれしかありません。
バイトに行く時に制服などを入れる手提げカバンは丁度良い物が無いので保冷バッグを使っています。
スニーカーの底にはもうすぐ穴が…。
それに、コンタクトレンズやメガネの度が合わなくなってきたので眼科に行きたい…と思うのですが、「お金無いからもう少し先でいいや。」と後回し。
アイブローパウダーがもうすぐ無くなるな…。でも買えないな…。
欲しい物も必要なものも買えてないです。
寝巻きは何でもいいけど、せめて外に出る時はかわいい服を着たい。
薄汚れた穴の空いたスニーカーじゃなくて新しいのを買いたい。
バッグも買いたい。
病院には行きたい時に行けるくらいのお金が欲しい。
必要最低限の数百円の化粧品くらいは買いたい。
これはわがままでしょうか?
贅沢でしょうか?
違うと思うんですよね。
そのくらいは達成できるべきだと思うんです。
自分の生活がある程度のレベルまで達して満たされて、そこで初めて自分以外の人を(経済面で)援助する余裕が生まれる訳で、
自分が綱渡りのような、ギリギリでひっ迫した状態にいるのに他人の援助までしようと考えている私がバカなんだって気付きました。
自分のキャパ以上に働いてボロボロになりながらでも私に助けて欲しいなんて、誰も望んでいない。
私の生活を最低限以下に削ってまで助けて欲しいなんて誰も言ってない。
ただ私が勝手に「長女だから」「姉だから」と責任感を感じて、頑張らなきゃって思っているだけなんです。
そんなに無理に頑張らなくたっていいんです。
自分の身体やメンタルがボロボロになったら他人を助ける事なんてできないのだから、まずは自分を大事にしなくちゃ。
そういう事に、気がつきました。
だから…
これ以上頑張ろうと思うのはやめます。
月々5,000円のWi-Fi代。それだけでも支援できたら良い事にしよう。
あとは国や色々な団体が出してくれるお金で何とかなるでしょう。
何ともならない時は、これから貯金してたまに助けてあげたらいい。
母のお金の問題も私がどーにかしようと思う必要はない。
お金の管理を代わりにしてくれる団体だってあるし、私が介入出来ないなら第三者にやって貰えばいい。
1人でどうにかしようと思わなくたっていいんです。大抵はどうにかなります。
まず自分が無理しないで自分に必要なだけの収入を得て、ある程度好きなものを買えて、好きな事(ダンス)もできて…
そんなお金と心の余裕を作っていく事が大事!でないと何のために働いているか分からなくなって心がボロボロになってしまうから…
そう、だから
「自分を大切に!」
私も、みなさんも。
それが私の結論。
目先の「お金がない」と言う思いに囚われ、働き過ぎて心や身体を壊して給料が病院代に飛んでいくようでは元も子もありません。
無理しない事、自分を1番に考えること、
他人の事を心配するのはそれができてからです。
なんて言いつつ他人の心配ばかりしてしまうのが私なのですが。笑
壊れてしまう前にセーブをかけて立ち止まる事が大事です。
もう一度言いますが「自分を大切に。」
私も常に頭にその言葉を置いて
自分の心と身体を壊さない範囲でほどほどに
仕事を頑張って、ほどほどに生活していこうと思います。