香りのお仕立て師ボンジュールプリュス|TOMOMI YAMAMOTO

心地良い香りってなんだろう 香り=香水だけではなく 居心地の良いお家の香りや 幸せな香…

香りのお仕立て師ボンジュールプリュス|TOMOMI YAMAMOTO

心地良い香りってなんだろう 香り=香水だけではなく 居心地の良いお家の香りや 幸せな香りに包まれて眠る習慣が 香りによって創られたら素敵! あなたが求めるあなただけの香りを 私がお仕立ていたします

最近の記事

○皐月19日○【香育の日】

小さい頃、 シロツメクサ摘んで冠を作り お姫様ごっこしていたなぁ。 四つ葉のクローバーを一生懸命に見つけ 好きなあの子に渡したくて。 (遠い昔の想い出) 5月19日は【香育の日】 未来の子供たちのために 人と植物の関わり 自然環境の大切さを考える日として 制定したそう。 香りは特別なものではなく、 季節に咲く花や葉、実。 道端に咲く草花に心を寄せる。 微かに漂う香りに耳を傾ける。 心豊かな日常。 #シロツメクサ花言葉 #約束 #四つ葉のクローバー花言葉 #幸運

    • ○皐月10日○【本物の香り】

      あと1週間から10日がネロリの摘み取り最盛期。 ビターオレンジから採れるお花から抽出する精油は大量に蒸留にかけてもほんのわずか。 『百聞は一見にしかず』 快く受け入れて頂き感謝です。 少しだけ高台にあるネロリ畑。 大村湾の海風が当たるこの場所は柑橘が有名な土地。 ここで無農薬にこだわり、香りにこだわるネロリ農家さん。 YAMABEKAJUENさま。 まだお若いご夫婦が力を合わせて摘み取りから配送、蒸留まで本当に頭が下がります。 1日を通して語り尽くせることはできません。

      • ○皐月8日○ 【新緑かほる】

        すっかり季節が進み、 新緑が心にも身体にも心地よく、 生きていることを実感します。 このGWは とにかく新緑にご縁を繋いで頂き、 植物たちのエネルギーを全身で浴び、 心の栄養を補給。 自分自身を見つめる良い時間。 日本には四季の移ろいがあり、 それぞれの季節には美しい言葉があって。 日本に生まれて良かった。 その季節を香りで表現したい。 #新茶 #八十八夜 #嬉野茶 #嬉野茶時 #副島園 #茶屋二郎

        • ○卯月21日○【こだまでしょうか】

          2年前に訪ねた 山口県長門市にある金子みすゞ記念館。 ふと、思い出す。 みすゞ記念館の周りを散策した時の潮の香り、 どこからともなく聞こえてきた砂利道を草履で駆けていく音。 路地裏から出てきた猫は 長いお昼寝が済んだのか腹ごしらえに向かう。 そんな光景が感じられる場所にある。 『こだまでしょうか』  「遊ぼう」っていうと  「遊ぼう」っていう。  「馬鹿」っていうと  「馬鹿」っていう。  「もう遊ばない」っていうと  「もう遊ばない」っていう。   そして、あ

          ○卯月20日○ 【葭初始めて生ず】

          春の雨は植物、作物にとって恵みの雨。 人間にとって心の栄養になるのは流す涙。 春は自然界、人間界にとっても 心揺らぐ季節。 この時期に降り注ぐものをどう捉えるかで やがて芽を吹き、秋には金色の穂を実らせ たわわに揺らすことができる。 愛のシャワーを人は浴びるたび 心穏やかに優しくなれる。 つい忘れてしまいそうになる心の余白。 季節のうつろいにふと目を向ける、 心良い雨音に耳を傾ける。 ふっと肩の力が緩む瞬間を感じて欲しい。 そこにふわっと漂う香りを、届けたいのです。

          ○卯月19日○【そっと包み込む】

          誰かのひとことに支えられたり 助けられることってありますよね。 私もそっと手を差し伸べてあげられるような そんな優しい思いやりのある人でいたい。 香りは言葉のかわりに ふわっと包み込んでくれる。 お守りのように。 今夜もサイプレスとプチグレンの香りに包まれて おやすみなさい。 #言葉の変わりに #香りで包み込む #サイプレス #プチグレン

          ○卯月18日【幸せの扉】

          香りのアトリエをここ数ヶ月かけて 少しずつ少しずつ整えている。 自宅の一室だけど、 このお部屋に入るとスイッチが入るように、 とにかく好きなものに囲まれて仕事ができるように。 完成までには時間がかかるけれど、 その時間も愉しめたらと。 主に香りを聞く時間は 朝1から午前中いっぱい。 お昼を済ませてからは夕餉の支度までは あまり香りは聞かない。 夕餉を済ませ、ゆっくりお風呂に浸かって鼻のリセット。 就寝までのしばらくの時間をまた香りを愉しむ時間にしている。 今夜も普段通り香

          ○卯月17日○ 【今を生きる】

          冬眠から覚めた木々や植物たちは誰かに教えられる訳もなく、毎年同じ場所に葉をつけ花を咲かせる。 実のなる果実も同じだ。 ただ、毎年同じ状況で同じ葉や花をつけているのではないと思う。 毎年違う寒暖差の中、 寒い寒い冬を越し 硬い殻を破り芽を出し 冬に蓄えた養分で毎年花を咲かせる。 植物たちの身を守るために放たれる植物特有のにおいは人間にとっては良い芳香だが、 虫にとっては有害だったり。 あるいは良い香りを発して虫を通じて受粉し、生命を繋ぐ。 小さな小さな植物たちの命のエネルギー

          ○卯月16日○ 【朝散歩の香りはパンケーキ】

          ほぼ(ここ重要)笑 朝の日課はお散歩。 これまでは朝散歩に出かけるまで寒さもあり結構 ハードルが高く笑 肩に力が入りながらの朝散歩。 だけど朝の空気はひんやりとして好き。 今日は清々しい天気に恵まれ歩が進む。 淡いピンク色に染まった景色、しばらくしてピンクの絨毯に変わった景色もすっかり青々とした新緑から生命力を感じ、生きてるなって。 ここ1年通えなかった神社に今日は呼ばれてみた。 おかえりと風に吹かれた新緑たちが迎えてくれた。 何もなくとも通う神社仏閣は私にとって安らぎの

          ○卯月16日○ 【朝散歩の香りはパンケーキ】

          ○卯月15日○ 【LOVE ROSE】

          忘れられない香りがある。 忘れられない人や記憶。 そこには必ず香りがある。 香りと記憶は密接だ。 私にとって忘れられない香り。 それは、おばあちゃん家に咲き誇る 何とも言えない色の薔薇。 朝気温の上がらない時間に胸いっぱい吸い込む バラの香り。 少しひんやりした夜のベランダから 何とも妖艶なバラの空気が漂ってくる。 これは本物の天然アロマテラピー。 バラの香りに落とし込んだ大切な記憶。 バラの開花の時期は ホルモンバランスも整い安定している気がする。 大人

          ○卯月14日○ 【静寂を聴く】

          久しぶりのお湿り、 木々や植物たちの喜ぶ声が聞こえた。 雨降りの匂い 嫌いではない。 朝からシトシトと降る雨音をバックミュージックに 香を焚き、お茶を点てる。 雨降りの日の香の立ち方は晴れの日とは違う。 お茶も青々しさを感じる。 それもまた、いとをかし。 雨音 立ち込める香り 静寂を感じると 感覚が研ぎ澄まされていく。 植物たちの歓喜の声が聴こえたらならば あなたの側に妖精がいるのね🧚‍♂️ #雨音   #静寂 #雨の妖精

          ○卯月13日○ 【春はあけぼの】

          たった一度だけ夜明けを待つ日があった。 目の前に広がっていく景色は 水墨画を間近で観ているかのように静謐な空気に包まれ、呼吸や姿勢がピンと張り詰める。 心地良い緊張感。 闇に包まれた暗い夜からうっすらと。 少しずつ明けていく空。 1日の始まりは【白】 イメージ通りの香りが出来上がるまで半年以上。 オリジナルの香り。 【白HAKU】 トルコ産ローズオットー トルコ産ローズabs ローズマリー 春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびき

          ○卯月12日○ 【何もしないと決めた日】

          夢のせいか、はたまたやらなきゃいけないことからの現実逃避なのか、、 朝起きて何もしないと決めた。 やらなきゃいけないことばかりなのに、、 20年以上続く朝の白湯。 なんだかとても澄んだ味がした。 白湯だから味なんてないでしょ?と思うかもしれないが、あるんだな笑 今日は何もやる気ないのに舌が研ぎ澄まされている感覚。 朝はクラシック、昼は軽めのjazzと必ず音楽は生活の一部なのに今日は無音が心地良い。 珈琲を飲むのに沸かすやかんからプクプク、シューッ、シューッ。 いつもお気に

          ○卯月12日○ 【何もしないと決めた日】

          ○卯月11日○ 【美しさの秘密】

          歳を重ねるほどに 内側から溢れる美しさ。 誰もが知るオードリー・ヘップバーンの晩年は 親善大使となり子供たちのために力になります。 そんな彼女の一節が強く心打ちます。 《確かに私の顔にはシワが増えたかもしれません。 でも、私はこのシワの数だけ優しさを知りました。だから、若い頃の自分より、今の自分の顔の方がずっと好きなのです。》 オードリー・ヘプバーンが亡くなる前の最後のクリスマス・イブに二人の息子に送ったとされるアメリカの詩人サム・レヴェンソンのこちらの詩。 【時を

          ○卯月10日○ 【心に響く香り】

          これまで私がローズの香りとして認識していたバラの香りを天と地ほど覆されたトルコ産天然精油。 ROSEROAD®︎さんのローズ精油。 自分の目と足で確認するべくトルコやモロッコの現地に向かい、バラ農家さんや蒸留所との連携を経て、日本の私たちの手元に届けてくれる会社さま。 調香師や香りを専属として活動している方のみ販売されると言うこだわり。 私が香りを創る決め手となった香り。 大切にしたいのは、 あらゆる精油や香料から香りを選ぶだけではなく、 ストーリーを持つ香料はそれだけで確

          ○卯月8日○ 【グラウディング】

          自分の身体や心ではないような状態が続いた2020年。 言葉では簡単に辛い、、と言う表現も自身にとってはこうして書き出すことさえも辛かったのではないかと振り返った今、冷静にその時の状況を思い返すことができる。 天然精油との出会いから、 日本の和精油に興味を持ち一先ず九州の和精油を調べた。 すると、福岡県八女市に星が美しい場所として有名な星野村にベチバーの蒸留所があることを知る。 ベチバーの香りも聞いたことがなかった私はまだ見ぬベチバーとこちらの蒸留所薫風の代表、片山恵理氏に