○卯月17日○ 【今を生きる】
冬眠から覚めた木々や植物たちは誰かに教えられる訳もなく、毎年同じ場所に葉をつけ花を咲かせる。
実のなる果実も同じだ。
ただ、毎年同じ状況で同じ葉や花をつけているのではないと思う。
毎年違う寒暖差の中、
寒い寒い冬を越し
硬い殻を破り芽を出し
冬に蓄えた養分で毎年花を咲かせる。
植物たちの身を守るために放たれる植物特有のにおいは人間にとっては良い芳香だが、
虫にとっては有害だったり。
あるいは良い香りを発して虫を通じて受粉し、生命を繋ぐ。
小さな小さな植物たちの命のエネルギー