【エッセイ】戦闘力たったの5の僕はネットコミュ障なのか?
戦闘力たったの5
「オレ、コミュ障やからな」
と、言ったら間髪入れずカッパから、
「嘘つけ!!」
と、言われた。
その速さは、まるで大坂なおみ選手のレシーブのようだった。
いや、テニスほとんど知らんねんけど。
カッパとは職場の同僚であり、僕の同級生の兄でもある。
何を隠そう、小説『ランファンのエアガン』のミンキのモデルとなった人物なのだ。
なぜカッパなのかは聞かないで頂きたい。
物の怪法の第14条に触れるゆえに、詳しくは言えないので、どうかご了承を。
§
しかし、あれだよ。
現実社会におけるぼんじりは、いわゆる『コミュ障』という言葉からは対極にある。
コミュニケーション能力は比較的高く、友人も多い方であろう。
小学校からずっと、通知表の先生の評価コメントには「責任感、正義感が強くリーダーシップのとれる子です」と何度書かれたであろうか。
実際、ありがたいことに、昔から人に恵まれて育ったと思う。
しかし。
しかし、あれだよ。
しかし、あれなんだ。
とりあえず、まずはこれを見て頂きたい。
Twitterとnoteのアカウントページ。
注目して頂きたいのはフォロワー数である。
Twitterフォロワー数8、noteフォロワー数6。
ん? 今、失笑した(笑)??
するよね、失笑!!
恥ずかしい限りである。
これ実際さ、Twitterのフォロワーさんのうち、3アカウントは動いてないから実質フォロワー数5なんよね。
ちょっと前のネットなら「フォロワー数=戦闘力」なんて言われてたから、実際、ぼんじりの戦闘力って5なんだぜ。
ラディッツに言わせりゃ、
「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」(※1)
ですよ、ええ。
ドラゴンボール読んでない人はコミック17巻、もしくは完全版14巻をご参照下さい。
おかしいな、オレ5月9日生まれやのに。
悟空の日生まれやのに。
ラディッツ兄さん、ごめんなさい。
※1
一般的には『DRAGON BALL』(JC版17巻、完全版14巻)のラディッツの発言として有名。
地球に来襲したラディッツが、銃を持ち銜えタバコをしているモブキャラクターの農夫らしき地球人にスカウターを使い戦闘力を測ったところ、たったの5であったため「戦闘力…たったの5か…ゴミめ…」と見下すように言い放っている。
SNS上での僕
Twitterアカウントを作ったのは2017年とあるが、当時やってたソシャゲのバックアップ用だったので、実際は本格的にTwitterを始めたのは2018年。
それにしても2年でコレとはひどいものである。
正直言うと、SNS上での人との距離感が掴めないでいるんだな。
友人に誘われつつも、mixiやFacebookはほとんどやらんかったし、その距離感が全くわからん。
それにはいろいろな要因があるけど、箇条書きするとこんな感じ。
○ フォロバ100%するのに自分からはフォローしない。
○ 「○○さんと繋がりたい」などのハッシュタグをつけない。
○ 既読感覚でいいね、スキをしてしまう。反面、知らない人にいいね、スキできない。
○ 絡むのが好きなのでリプしがちだが、リプ好きな人はいいとして、リプしないような人との距離感がわからない。
○ 相手の趣味、趣向を考えると、ついつい相手のTLを汚してしまうのではないかとビビってしまう。
○ そもそもフォローして貰えたとしても、ぼんじりは万人受けするようなことをツイートしたり、記事にしてない。
○ さらにはナルシスト全開なので、社会の動向や流行にあまり興味がない。
などなど、言い出したらキリがないが、要はSNS慣れしてないせいで、オンラインではヘタレ度がMAXなのである。
こうなってくると亀のように閉じこもってしまう。
さすが亀仙流。
ちなみについ先日、note上で、珍しくも自分から「フォローしていいですか?」って聞いたら華麗にスルーされてしまい、ビビッてフォローできずのままだ。
SNSでは「フォローぐらい勝手にせぇ!」なんやろうけど。
そんなぼんじりは、この前、「SNSやるには真面目すぎるんだよ」と言われたんだが、なるほどなと思った。
コミュ障とHSP
そもそも『コミュ障』って何なん?
ってので、調べてみた。
【コミュニケーション障害(コミュニケーションしょうがい)】
コミュニティ障害は対人関係を必要とされる場面で、他人と十分なコミュニケーションをとることができなくなるという障害のこと。コミュ障(コミュしょう)とも称されるが、これは実際の障害とは関係なく単にコミュニケーションが苦手な人を指すネットスラングとして使われることが多い。
ウィキペディアにはこう書いてあった。
本来のコミュニケーション障害と『コミュ障』は全く別物であって、いわゆる『コミュ障』とはネットスラング、単純に人間付き合いが苦手な人のことのようだ。
さらに言うと、オフライン、いわゆる現実社会ではうまく人付き合いができるのに、ネット上でそれができなくなる人を『ネットコミュ障』と言うらしい。
ちなみにどんどん調べてると『HSP』という言葉にも辿り着いた。
『コミュ障』と『HSP』は類似しているというか、混同されがちだというのである。
「あ、これフォロワーさんが記事にしてたやつだわ」と思って調べてみた。
ちなみに『HSP』はウィキペディアにはこう書いてある。
【ハイリー・センシティブ・パーソン(英: Highly sensitive person, HSP)】
高度な感覚処理感受性を、気質(生得的な特性)として持つ人のこと。
刺激に対する「深い認知的処理」と「高い情動的反応」を持つ人のことで、その様な高い敏感性を「感覚処理感受性(sensory-processing sensitivity)」と呼ぶ。
今日の数多くの研究が示唆するところによると、感覚処理感受性(SPS)は生得的なものであり、人類の15 - 20%に見られる性質である。
感覚入力処理が通常よりも深いという点で特徴付けられ、それにより些細な事柄に対する気づきやすさを生んでいる。合わせて、他の人には気にならない程度の感覚刺激によって容易に興奮してしまうという現象も、恐らくは必然的な結果として生じている。
テッド・ゼフによる定義では「五感が鋭く、精密な中枢神経系を持ち、良い刺激にも、悪い刺激にも強く反応する感受性の強い人達」とされる。
ちなみにHSPを教えてくれたフォロワーさんの記事からテストできたのでやってみたら、ぼんじりは「スコア84で中のHSP」だった。
中途半端(笑)!!
「もっと針、振り切れよっ!!」って思った。
実際は、高度のHSPの方々は辛かったり、疲れやすかったりと大変らしく、最近になってやっと少しずつ認知もされてきつつあるそうです。
noteでよかったこと
結論を言う。
ぼんじりは『コミュ障』という言葉が好かん(笑)。
自分が『HSP』だとしてもワシャ知らん(笑)。
§
正直言うと、たまに僕も「闇堕ち」することがある。
「しんどいな」とか「なんだかなー」とか、その他もろもろ。
基本的に「この星は生き辛くてかなわんぜ」って思っている。
だからもう「違う星から地球に辿り着いた」と思うようにしている。
惑星ベジータからかどうかは知らんが。
でもそれってさ、みんな大なり小なり抱えているんよね。
だから、自分が『ネットコミュ障』だとか『HSP』だとかは、もういい。
そもそも、最近のすぐそういう何かを何かで括っちゃう傾向も好かん。
だからもう、自分は自分でいい。
ぼんじりは、『ぼんじり』でしかない。
それ以上でも、それ以下でもない。
つまり。
キミも、あなたも、お前も、YOUも。
キミ、あなた、お前、YOUでしかないんだぜ。
ありのままでいいんだ。
君の行くまま、その道を行け。
§
そして、こんな戦闘力たったの5の僕でも。
このnote上ではスキして貰えることがある。
noteってのはクリエイティブな方々が多いので、フォローの有無に関係なく、「良い」と思ったらスキしてくれる。
きっとクリエイティブな方々、センスのある方々は、審美に対しての反応が早かったり、シンプルなのだろう。
海外の方々のそれに似ている。
これはTwitterと違う点であり、noteをしていて良かったと思う事である。
§
ちなみに、最近のぼんじりがこっそり。
少しずつ知らない人のTwitterやnoteを読んでは。
いいねやスキをする練習をしているのは内緒だぜ?
シェケナベイベー。
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