見出し画像

風水のこと

 皆さまは「風水」を信じておられるでしょうか。私は何かと信心深いものですから色々とその方面には注意を払っております。「風水」のなかでとりわけ気にしているのが「家相」です。お金がたまる家相、家族が健康になる家相、子どもの学業成績がよくなる家相など色々あります。でも、全てを徹底するわけにもいきませんし、やろうと思ってできないこともあります。そんなときは、悪いことをできるだけ避けるようにと心掛けています。

 その家相について、ずいぶん昔ですが、こんな事例に出会ったことがあります。ある有名な大会社の社長さんのご自宅が新築されたというので、物珍しさで近くまで見に行ったんです。鉄筋コンクリート造りの2階建てか3階建てだったか、まるで要塞のような立派な家でして、ずいぶん感心しました。しかし、私は同時にぞっとするような怖気を感じたんです。なぜなら、その家相が最悪だったからです。具体的には申しませんが、立地の問題です。私は気味が悪くなって、早々にその場から立ち去りました。

 そうしたら、その後わずか数年の間に、その社長さん、跡取りの2人の息子さんを立て続けに亡くしてしまったのです。亡くなった原因は知りませんが、ご本人の身の周りに降りかかった、この上なく大きな不幸です。社長さんの悲嘆はいかばかりであったか。その事実を知って、私はきっと「風水」の悪いほうの力が及んだに違いないと感じた次第です。「好事魔多し」ということわざもありますが、私の他の経験からも、とくに家を新築した後のことは注意が必要と思っています。

 悪い話だけではいけませんから、良い話もします。家相ではなく、私が長年のサラリーマン生活の中でやってきてよかったと思うことを2つご紹介します。そのおかげで滅茶苦茶ラッキーなことがあったかというと何とも言えませんが、色々苦労はあったものの、まあ大過なく過ごせてまいりました。少なくとも不幸といえるような悪いことは起きていません。

 まず1つ目は、ハンコの押し方です。ビジネス現場ではハンコを押す機会が数多くあり、ついつい無造作に押してしまいがちですが、正しく縁起のいい押し方があるそうです。昔、自分の実印をつくったときにハンコ屋さんに教わったもので、それ以来、仕事上でも日常生活でも、必ずそうするように心掛けてきました。ポイントは次のとおりです。

① ハンコの文字がまっすぐ垂直になるように押すのではなく、ほんのちょっと右に傾けて押す。
② 押印箇所がとくに指定されていなければ、名前の最後の文字にちょっとかかるような感じで押す。

 それから2つめは、オフィスでご自身が使っている机の上の配置についてです。まず、よい情報が入ってくるように、電話機は自分から見て左側に置き、PCの筐体(デスクトップの場合)は右側に置きます。ただし、PCからは悪い「気」のもとになる電磁波が出てくるので、近くにミニ観葉植物を置いて防ぐようにします。

 以上です。いずれも簡単にできることですので、ぜひやってみてください。皆さまに幸多かれとお祈りします。
 

ビジネスの風水

・机の上は、スッキリと。
・机の向きは、できたら北向きに。
・机の位置はできるだけ入口から離れているのがよい。
・光が射しこむ位置に机を置こう。
・入口に背を向けて座るのはよくない。
・天井の梁の下に座席があるのはよくない。
・社員同士が向かい合わせの座席配置はよくない。
・机の上に観葉植物を置こう。ただしトゲのあるものはダメ。
・観葉植物は、葉が丸みを帯びているものがよい。
・机の上に小さな鏡を置こう。
・机の左側に書類を置こう。
・机の右側にはスペースを作ろう。
・卓上カレンダーは必ず当日が表示されているように。
・机の上に、空き缶や空いたペットボトルなどを置きっぱなしにするのはダメ。
・机の下を物置代わりにしてはダメ。
・背後に山の絵を飾ろう。
・電話機は左側に置こう。
・金属製の文房具を使おう。
・デスクトップ型の PCの筐体は右側に置こう。
・PCのデスクトップの壁紙は積極的に変えよう。
・PCのデスクトップの壁紙は、生気を与えてくれるものを選ぼう。
・PCや電話機にホコリをためない。
・PCのモニター周りに付箋などを貼るのはダメ。
・カバンを床に直置きしない。
・照明の色は、白色系、寒色系に。
・切れた照明は非常に不吉。
・商談のときは、相手より東の位置に座ろう。

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集