コペンハーゲン1人旅② | ルイジアナ美術館〜人気ベーカリー | 海外旅行記
6月の終わりに、ヨーロッパ旅行に行ってきました。
前回の続きです。
コペンハーゲン Day3
再開発エリアの人気ベーカリー『lille bakery』
朝からバスに揺られ向かったのは、川村明子さんがFIGAROで紹介されていて、絶対行くぞーと意気込んでいた『lille bakery』。
OPENちょいすぎの8:00頃についたら、レジにはすでに列が。私のような観光客もいたり、地元の人っぽい人もパンを買いに来ていたりと、そこまで大きくないお店は朝から賑わっていました。
迷いに迷い、breakfastメニューのbun w butter + cheeseをオーダー。パンの種類も選べたのですが、ありすぎてわからず、普段から大好きなサワードゥをオーダー。聞いたことないものにしてみればよかったな…と少し後悔したけど、安定のサワードゥ。
小麦の香ばしい風味と少しの酸味、身がぎゅっと詰まったようなハードで少しもっちり食感。パンをダイレクトに味わいつつ、シンプルにバターとチーズが合わさって、とても幸せ。
世界一美しい美術館『ルイジアナ美術館』
中央駅に戻ったら、ルイジアナ美術館へ向けて出発。あっという間に街中を抜け、車窓からは豊かな緑を味わうことができました。旅行で電車に乗るの、ワクワクしますよね。
オープン前に到着。日差しが強く、日陰に避難をしていたら、あっという間に長蛇の列ができていました。
Franz Gertsch(フランツ・ゲルチュ)の展示が始まったばかり。スイス出身で「スーパー・リアリズム」を代表する画家。初めて観るアーティストでしたが、過去、愛知県美術館で企画展が行われてたみたいです。
「スーパー・リアリズム」とは「写真を用いて対象を克明に描写する美術の流れ」のこと。
ゲルチュの作品が絵画だと信じられず、ガードギリギリまで何度も近づいて見てしまいました。
館内の素材も自然に溢れていて、とても心地の良い美術館です。
ジャコメッティの作品もありました。
普段3次元で作品を作る彫刻家の、2次元表現(ドローイング)。ジャコメッティが世界や対象をどのように観ていたのかが少し感じられた気がして、面白かったです。
半分ほど進むと、中庭へ到着。「世界一美しい美術館」と表されるルイジアナ美術館ですが、確かに、海と空が望めるこの立地は、そう表されるのも納得です。
写真撮影不可でしたが、箱根のポーラ美術館で観て以来ずっと心に残っていたロニ・ホーンとも再会。テムズの作品が好きなのですが「これからロンドンに行くてっ時に運命的なタイミング!」と1人でキュンキュンしながら鑑賞をしました。
サードウェーブコーヒー『COFFEE COLLECTIVE』
夕方には空港に向かわなければいけないので、最後に街中散策のために、再び電車で中央エリアへ。
慣れないドミトリーと思わぬ暑さと紫外線にやられたのか、ここあたりから意識が朦朧と…。しかし「まだ全然見足りない!」と思い、意地で歩き回りました。
気になっていたのが、コペンハーゲンのサード・ウェーブコーヒーの『COFFEE COLLECTIVE』。そのデザインにかっこよさを知ってから、絶対行きたいと思っていました。
正直、カフェインを飲む体調ではなかったのですが、ここも意地でカフェラテをオーダー。香り豊かなエスプレッソが感じられて、美味しかったです。前回書いたシナモン(カルダモン)はここので、意外とあっさりめでした。
今回ここに来たのは、デザインについて分析していらっしゃる方のnoteを見たのがきっかけ。デザインの秘密がとてもわかりやすくまとめてらっしゃるので、ぜひ見てみてください。
怪しい雲行きを無視して、ロンドンへ
どんどん体調が悪くなりつつ「気のせい!」と思って、重たーいバックパックを回収して空港へ。空港は大混雑の上、飛行機が2時間の遅延に。おそらく仕事帰りにイギリス人たちが行儀良く「まじ最悪」みたいなことを言い合っていて、少しくすり。一緒に待っていた小さい男の子と、目が合うたびに変顔大会をしてほっこり。
しかし、どんどん悪くなる体調と、エアビーのチェックイン時間を超えてしまう焦り、携帯の充電が切れる、など半分自業自得のトラブルで大混乱しつつ「死ななければOK!人間簡単には死なない!」と唱えながら、大好きなイギリスへ向かいました。
次回からはイギリス旅行記です。