【逆読み感想】ダンジョン飯9巻
“逆読み”→最新刊から遡って読み返す事。順読みでは気付けなかった事に気づけて楽しい。
この記事では12巻までの内容を読んだ俺がダンジョン飯9巻を読み返して生まれた感想を書きます。ネタバレありなので注意してください。
ライオスとマルシルの関係
未知への探究心という点でウマが会っている二人の関係性に尊さを感じました。マルシルの笑顔が楽しみなライオスと姉の様に振る舞いつつも無自覚にライオスに甘えがちなマルシルの関係がてぇてぇですね。同じ時間を歩めるようになるか、納得した関係で生きていけるようになると良いと思います。
12巻では感情爆発したマルシルがセンシでもチルでもなくライオスに抱きついているので、本当に家族になることもあるかなと思っています。マルシルの寿命問題をライオスは見捨てないだろうし。
イズツミの魂と絆の話
サキュバス戦で自分はずっとひとりぼっちじゃなかったと知ってホッとするシーン可愛いね。仲間達を回復するために子育てみたいな事してるのシニカルで面白い。
思えば、マルシルやセンシの母らしさ、チルチャックの父らしさ、ライオスの兄らしさはまさしくイズツミが求めていた”家族の愛”そのものなので、命の危機がある12巻時点でもライオス達についてきてくれた理由に納得がいきました。話が丁寧に積み重ねられていてすごいね。
翼獅子の底知れなさが怖い
ライオスに王となった場合の理想郷の夢を見せる時はジーニーみたいな気のいいライオンだった。めっちゃ相棒になれそうな雰囲気ある。
でも本当の目的が明かされるにつれ相容れなさが増していくの恐ろしすぎます。さらに恐ろしいのは悪魔の本性を見せている12巻時点でも「どうにかすれば分かり合えそう」って思わされている部分の底知れなさです。
こんなに理想的に見えるライオスの夢の世界も、どこかで破綻する様に作られているのでしょうね。悪魔との契約、ダメ、ぜったい。
垂れ目の女の子可愛い
ファリン、チルチャックにとってのサキュバス、ミリシリル、カブルーのママ。
垂れ目でまつ毛がバシバシしてる女の子はセクシーで可愛い。気が強くても弱くても可愛い。
…と思ってたらミスルン隊長の想い人ちゃん(吊り目丸顔)も可愛かった。細い切長の目で丸顔の女の子が好きなのかも知れない。ミスルン隊長は浅倉透(シャニマス)に雰囲気が似ていて可愛いね。
魔物食についての疑問
なんでカブルーは魔物食を気持ち悪がるのか。壊滅した故郷ウタヤで人間が魔物になるところを見てしまったとのことですが、歩き茸が鏡から出現しているシーンもあったし、全ての魔物が人間の死体ではなさそうな気がする。カブルーは魔物に疎いらしいから知らないだけかな?
まとめ
“切長丸顔がタイプ”という事実に気がつけたのが最大の収穫です。
一枚絵を描く時にはストーリーを考えるのも大事だと思っているので、今回の感想を活かせれば良いなと思います。
読んでくれてありがとうございます。
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