Agonist vs. Antagonist 主動作筋と拮抗筋
Biomechanics: バイオメカニクス
バイオメカニクスとは、生体力学という意味で、
骨、靭帯、筋の作用を力学的に説明する学問です。
身体のどのパーツが、どのような動きに対して効果的に働いているかという事にもつながります。
Bio は生物
Mechanics はマシン、機械
生物の動きを機械のメカニズムのように理解するイメージです。
バイオメカニクスの視点からの骨格筋の動き
筋肉の働きによって、骨格を動かす
筋肉は身体の芯にちかい位置から末端にかけて伸びている。
例えば、ハムストリング(太もも裏の筋肉)の場合、
ハムストリングはお尻の骨から、膝裏の骨の中部と、外側にかけて伸びています。
このように骨とくっついている筋肉が収縮し動くことで、私たちの身体の動きは機能しています。
Agonist VS. Antagonist
Agonist 主動作筋
身体の動きに対して直接作用している筋肉
Antagonist 拮抗筋
身体の動きを静止させる、もしくはスローダウンさせる筋肉。Agonist と反対の働きをする。
Synergist 協力筋
身体の動きを間接的にサポートする筋肉
バイセップスカール(上腕二頭筋)の場合、
Agonist は、上腕二頭筋です。
腕を曲げたり、ダンベルを持ち上げる主な役割を担っています。
Antagonistは、上腕三頭筋です。
腕を曲げる動作に反発しており、腕をまっすぐにしようとします。
腕をゆっくり曲げたり、静止させる働きをします。
重力が常にはたらいていますから、この動作の場合、重力に逆らっているのも上腕三頭筋になります。
Synergistは、円回内筋と呼ばれる、肘から前腕にかけて伸びている筋肉です。手を返す際いに、手もひらを下に向ける時にはたらきます。
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