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TBSドラマ「ユニコーンに乗って」でみられるスタートアップ勘違いあるある
TBSドラマの「ユニコーンに乗って」が面白い!
勝手ながら現在もスタートアップを支援、プロジェクトコミットしてる立場ながら、思うあるあるや、やばい兆候についてお伝えしたい!
その1 金銭の使い方や財務がボロボロ
ときどき見えるステレオポニー社のお財布事情だが、そのやばさを垣間見ることができる。
まず、オフィス代払い過ぎ!
杉野さんが演じるCTOの親父とのやり取りから賃料が見られるが、120万とある。
まだシード期のスタートアップではあり得ない金額だ。
しかも、10人以下で数えられる社員数。
いや、シェアオフィスかそれに毛が生えたようなオフィスでよくね?
どっかの小さいオフィスビル一角でよくね?
と思う。
VCだってその規模のオフィスで登記してる会社多いぜ…
2 ファイナンス(資本政策)がヤバすぎる
VCやエンジェル投資家にあって調達の依頼とピッチをしている描写がある。
すでに何社かVCが入っている。
そこでリードVCの相談なしに、素性のしれないエンジェル投資家から調達の話があがる。
しかし、その額1,000万…
いや、プレシードじゃあるまいし、それしかもダイリューションじゃないね?
バリュエーション下がってるよね?
投資家が分散したときの管理コストは…
とツッコミどこ満載!
これも実はあるあるだ。
3 社会人経験がない、あるいは経験少ないメンバーが勘違いしている
西島秀俊演じる小鳥さんが大人だから良いものの、
普通にメンバーのほとんどは、あの技術レベルだと
社会の第一線では全く使い物にならない、
とは、ゆめゆめ思わず、
自分たちは優秀だと勘違いしている。
その勘違いもスタートアップの成長やモチベーションの原動力でもあるのだが、
実は端からみると結構痛い!
これもあるあるで、私も日常的に目の当たりにしている。
現実を見なければいけないのは、
プロダクトのクオリティーは低いという点だ。
しかし、ステレオポニーはファンは多いようなので、まあ良しとしよう!
一旦気づいたものを挙げました。
また放送をみて気づいたことを書いていきます。