『グランド・ブダペスト・ホテル』と『フレンチ・ディスパッチ』を比較した感想
上の画像はサーチライト・ピクチャーズYoutubeチャンネルの予告編から
・個人的な背景
今年日本でも公開された『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(以下 フレンチ・ディスパッチ)』が非常に好みだったため、同じくウェス・アンダーソン(以下 ウェス)作品の『グランド・ブダペスト・ホテル』を視聴した。『フレンチ・ディスパッチ』同様に好みの映画で今後もウェス作品を見ていきたいと思ったので、その際の参考となるようにこの2作を比較して作風を整理する。
・ストーリーの比較
展開が早いので理解が少し追いつきにくい部分はあるが、恋愛や師弟関係に戦争といった映画でも珍しくない要素がより強かったので『フレンチ・ディスパッチ』よりわかりやすい内容に感じた。
話を章ごとに分けるストーリー構成、人の記憶や文章を通して”今ではない”時代を舞台にしている点は共通していた。
・構図の比較
画面や映像に関しては鮮やかな色合いが多用されているという印象を持った。どちらも一枚の画像として印象に残る場面が多く、「動画」ではなく「連続した静止画」という風に感じた。
『フレンチ・ディスパッチ』は『グランド・ブダペスト・ホテル』と比較するとモノクロと静止したシーンが多かったように感じた。逆にシンメトリーについてはどちらも多用されていたが、『グランド・ブダペスト・ホテル』のほうがより目立ってたように感じる。
ただ両作品に協力しているアダム・ストックハウゼン氏によると 『フレンチ・ディスパッチ』についても「狙ったのはバランス感」と答えている。意識しながらもう一度見直したい。
・全体的な感想
ウェス監督の作風について大まかに掴むことができたと同時に、テーマ・ストーリー・構図それぞれに異なる点を見つけて楽しむことができた。
・映画公式URL
グランド・ブダペスト・ホテル | 20世紀スタジオジャパン 2022/09/29 22:15
フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊 | 20世紀スタジオジャパン 2022/09/29 22:15
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