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生地の”湯通し”をしました。
昨日、仕入れをしました大麻布を”湯通し”しました。”湯通し”とは、お湯や薄い石鹸水の中に生地を浸して、生地に付着している糊や汚れを洗い流す作業です。今回は、12本の反物を仕入れましたので、3本ずつ”湯通し”をすることにしました。
50度くらいにした石鹸水を用意して、振り洗いをしたり、浸け置きしたり...と色々しました。
上の写真は、浸けたばかりの状態です。少し濁っているくらいなのですが、30分〜40分程浸け置いたり、振り洗いしたり...と動かしたりして面倒をみておりましたら、汚れが...色々と出てきました。臭いも独特で、結構、獣のような臭いがします。どこの国で織られているのか不明ですが「織りの作業をしているところにヤギでもいるのかしら?」と思いました。
何度か湯を変えて、洗うことを繰り返していくと、だいぶスッキリしました。
石鹸水も洗い流す必要があるので、お湯に浸け置いて...その後、1本1本綺麗な水で仕上げ洗いをして終了です。
スッキリして、生地目も整いました。臭いもしません。この後、湯のしをしたら、染める前の準備が完了です。足腰と腕の筋トレになります。良い汗を流しました。あと9本あります。来週、がんばります。