自主学習ノート【第28回】404エラーページ
今回は404エラーページについてです。
404エラーページもSEO内部対策の1つですが、
実際に最適化させるのは、サイトの規模が大きくなってきた段階で良さそうです。
そして、今の僕にはけっこう難易度高そうな印象…。
というわけで、今回はテクニカルな部分は省略し、以下についてまとめます。
・404エラーページとは
・理想的な404エラーページの4つの条件
1.404エラーページとは
「サイト上に存在しないURLにユーザーがアクセスしようとした時に表示されるページ」
を404エラーページと言います。
ネットサーフィンをしてれば、一度は見た事があるはず。
ちなみに「存在しない」とは、
・以前は存在していたが、現在は削除されているページ
・URLの一部を間違えて入力してしまった場合のページ
・既に切れたリンク(内部リンク)をクリックした場合のページ
などが該当します。
404エラーページの役割
ユーザーの混乱を避けることにより、より利便性の高いサイトを実現すること。
具体的には、
存在しないURLにユーザーがアクセスしてしまった時に、彼らに、既にページが存在しないことを伝え、目的のページを見つける方法を提案してあげること。
・悪い例
これだけだと、ユーザーは戸惑うだけで、他のサイトに行ってしまいます。
・良い例
上の画像はバズ部の404エラーページです。
ここまで親切にされると、本来調べようとしてた情報に辿り着けそうですし、サイトに対して悪い印象は持たなそうです。
また、これだけ工夫された404エラーページには下記のような2つメリットがあります。
・ウェブに慣れてないユーザーの戸惑いを軽減する事ができる。
・目的の、又は他に興味のあるコンテンツを見つけてもらい、離脱率を下げる事ができる。
つまり、ユーザーにとって利便性の高いサイトになるという事です。
2.理想的な404エラーページの4つの条件
以下の4つの条件を満たすことで、サイトの利便性を高め、かつSEO効果を高める理想的な404エラーページを作る事が出来ます。
①ユーザーに対して探しているページが見つからないことを明確に伝えること
②404ページのデザインをサイトのその他のページのデザインと同一にすること
③人気のある記事や投稿へのリンク、トップページへのリンクを追加すること
④ウェブサーバーが404HTTPステータスコードを返すことを確認すること
①ユーザーに対して探しているページが見つからないことを明確に伝えること
初めて404エラーページに遭遇した時のことを思い出してもらえればわかると思います。
ブックマークしていたサイトにアクセスしたら、いきなり見慣れない英語で書かれた404ページが出てきたら、ビックリしたし、戸惑ったはずです。
そんな時に、
「あなたがアクセスしようとしたページは削除されたかURLが変更されています。」
と書かれてあると、何が起きたのかがわかるし、多少は安心するはずです。
②404ページのデザインをサイトのその他のページのデザインと同一にすること
ここは、無機質なページにしない事、というより、過剰なデザインは不要です、という意味です。
デザイナーに多いようですが、404エラーページに自分のデザインの特徴を表現しようとする人がいるそうです。
しかし、404エラーページは表現の場ではなく、
あくまで情報を提供する場である
という事を忘れないで欲しい。
SEOやサイトの利便性を考えると、デザインは最低限が理想、という事です。
③人気のある記事や投稿へのリンク、トップページへのリンクを追加すること
404エラーページに訪れたユーザーは、意図せず存在しないページにアクセスしてしまったユーザーです。
そんなユーザーが求めているのは、自分が見たいページを見つけるための情報です。
具体的には
・サイト内検索
・最も人気のあるページへのリンク
・カテゴリートップページへのリンク
・サイトトップページへのリンク
などの情報があると、ユーザーは自発的に探していたページを見つけたり、他に興味のあるコンテンツを探す事ができる。
④ウェブサーバーが404HTTPステータスコードを返すことを確認すること
404HTTPステータスコードとは、そのページが存在しないことを検索エンジンに伝えるためのHTTPコードの事です。
基本的には自動的に返されているので問題ないです。
が、念のために確認する癖はつけておきましょう。
Google Chromeデベロッパーツールを対象のページで起動すれば、ステータスコードを確認する事が出来ます。
以上になります。
この辺はまだ先の話なので、今はザックリとまとめました。
今後必要に迫られたら、またここに戻ると思います。