自主学習ノート【第27回】アンカーテキスト
今回はアンカーテキストについてです。
SEO内部対策ではわりと重要との事。
・アンカーテキストとは
・アンカーテキストのユーザビリティ上、SEO上での役割
・効果的なアンカーテキストを作成するためのポイント
・アンカーテキストに関して補足
1.アンカーテキストとは
アンカーテキストとは、リンクを設定したテキストのことです。
下の画像の場合、青字の部分がアンカーテキストです。
アンカーテキストのユーザビリティ上の役割
・サイト全体の使いやすさを向上させる
リンク先ページの内容を推測して、ユーザーが興味のあるページを選んでアクセスする事ができる。
・ナビゲーションメニューのアンカーテキスト
そのサイトが何に関してのコンテンツを提供しているサイトなのかが一目でわかる。
アンカーテキストのSEO上での役割
サイト内の内部リンクの全てのアンカーテキストが最適化されていれば、
検索エンジンが
・そのサイトが何について扱っているサイトなのか
・そのサイトの階層構造はどのようになっているのか
を理解する手助けになる。
2.効果的なアンカーテキストを作成するためのポイント
以下の3つを押さえると、ユーザーにとっても検索エンジンにとっても効果的なアンカーテキストになります。
・リンク先の内容が分かる説明的なテキストにする事。
・キーワードを含める事。
・簡潔な内容にする事。
例えば、「詳しくはこちらをご覧ください」の「こちら」ではダメ、て事です。リンク先のページのタイトルなどが良いです。
また、リンク先のページが狙っているキーワードを含めると検索エンジンにより正確に評価されやすくなります。
ただし、キーワードを入れすぎたり、アンカーテキスト自体が2行以上にわたる長い文章になるのは、かえって良くないです。
せいぜい2〜3個の単語からなるテキストにするなど、一目見て瞬間的に内容が分かる程度の長さにするのが理想です。
3.アンカーテキストに関して補足
・一つのページに同じアンカーテキストが設定されている内部リンクが複数あったとしてもSEO的には全く問題ありません。
ただし、極端にたくさんある場合は別です。
・アンカーテキスト1つ直すだけで検索順位は変わらない。
サイト内の全ての内部リンクを一から見直して、ユーザーにとっても検索エンジンにとってもこれ以上ないくらいわかりやすいアンカーテキストやサイト構成に最適化した場合は、顕著な変化はあるかもしれません。
とはいえ大切なのはコンテンツの質です。
・1つのページ内のアンカーテキストの数は全体の10%以内が良いという情報もあるが、全く気にしなくて良い。
アンカーテキストが大部分を占めるページでも、それがユーザーにとって大きな価値を提供出来ていれば、上位表示することは可能です。