自主学習ノート【第20回】ロングテールSEO
今回はロングテールSEO。
いきなりビッグキーワードで検索上位を狙うことは難しい。
まずは、ロングテールSEOからコンテンツを作り始める。コツコツと良質なコンテンツを作り続けていけば、ビッグキーワードも攻略出来る様になる、そうです。
1.ロングテールSEOには絶大な効果がある
ロングテールSEOとは、例えば
「自転車 メーカー 選び方」
のような、複合キーワード(ロングテールキーワード)を広く攻略することで多くのPVとコンバージョンの獲得を実現するSEOの攻略法の事。
※ここでいうロングテールキーワードとは検索数が500以下程度のスモールキーワードを指す。
ロングテールキーワードは検索数は少ないが、決してバカにできない。その理由が下の通り。
・アクセスの80%はロングテールキーワードから生まれる
・ロングテールキーワードは圧倒的に高いコンバージョン率が出る
という訳で効果は絶大!
2.ロングテールSEOの全体像と基礎知識
まずはサイトの構造が大事。
このようなシンプルな構造にする。
トップページ→カテゴリーページ→記事ページと、2クリック以内で全てのページにアクセス出来るのが理想。
次に各ページ毎にキーワードを決める。
(以下の通りです⬇️)
ロングテールキーワードは記事ページで攻略
ミドルキーワードはカテゴリーページで攻略
ビッグキーワードはトップページで攻略
結論、
・内部構造が適切で、
・一つ一つのコンテンツの質がユーザーニーズを徹底的に(120%❗️)満足させられるもの
であれば、
ロングテールSEOを攻略することで、
ミドルキーワード、ビッグキーワード含めた、
ありとあらゆるキーワードで上位表示できる。
3.最も効率的なロングテールSEOの実践方法
①トップページに設定するキーワードを決める
②カテゴリページに設定するキーワード(ミドルキーワード)を決める
③カテゴリー毎にロングテールキーワードを調べる
④記事ページからコンテンツを作成する
ポイントその①1コンテンツ1キーワードを厳守しよう
ポイントその②どんなに小さなキーワードでも手を抜かない
以下、具体例※カッコ内は月間検索数
①トップページのキーワード→「ロードバイク」(74,000)
②カテゴリーページのキーワード
→「ロードバイク メーカー」 (6,600)
→「ロードバイク 初心者」(5,400)
→「ロードバイク 選び方」 (2,400)など
③「ロードバイク 選び方」のロングテールキーワード
→「ロードバイク ヘルメット 選び方」(170)
→「ロードバイク シューズ 選び方」(110)
→「ロードバイク ホイール 選び方」(70)
④「ロードバイク ヘルメット 選び方」で記事を1つ書く。
4.分析改善法
3.の方法で一つ一つ記事を書いていき、
ある程度の検索流入を得たら、Googleアナリティクスを使って効果を分析する。
以下、その方法です。
①ロングテールキーワードを4つに分類する
検索流入数(検索順位)と、コンバージョン率(又はページ滞在時間や訪問別PV)を基に、ロングテールキーワードを分類します。
①現状維持のキーワード
②SEOが必要なキーワード
③コンテンツ改善が必要なキーワード
④着手すべきでないキーワード
②SEOが必要なキーワードの対策法
コンバージョン率が高く、検索流入数が少ないパターンの対策です。要するにアクセス数を増やす対策をしていきます。
タイトルタグを改善する
・タイトルにキーワードを入れる
・検索ユーザーの目を引くタイトルに変える
ディスクリプションタグを改善する
・そのコンテンツでユーザーが得られることを具体的に説明する。
・クリックしたくなるような文言を入れる。
内部リンクを強化する
・関連性があり、かつアクセス数の多い記事から内部リンクを貼り、流入させる。
③コンテンツ改善が必要なキーワードの対策法
検索流入数は多いけど、コンバージョン率が低いパターン。これは、以前は①の「現状維持」だったのが、いつからかコンバージョン率だけ下がってしまった、というケースが多い。
そこで行う対策が以下。
・コンテンツを最新にアップデートする
更新日を最新の日付にする。情報が古いと、コンバージョン率は下がる為。
・コンテンツの質を上げる
記事の中身を書き直し、100%ユーザーを満足させる内容にする。
5.まとめ
地道に実践して、改善を繰り返そう。
コンテンツを作り続けて、改善を繰り返していく中で、
そのキーワードで検索するユーザーがどんな悩みを持っているのか、より深く知る事ができる。