自主学習ノート【第30回】nofollow
今回はnofollowについてです。
nofollowは、SEO内部対策の1つで、リンクの設定の時に使う機会が多いタグです。
以下の4つについてまとめます。
・nofollowとは
・nofollowの効果的な使い方
・nofollowの設定方法
・有料リンクに注意!
1.nofollowとは
nofollowとはメタタグの一種で、クローラーに
「このページにある全てのリンクをたどらない」
または、
「ある1つのリンクをたどらない」
と指示する時に使います。
これを使う事で、リンク先のサイトにSEO効果が移らないようになります。
2.nofollowの効果的な使い方
nofollowは以下の3つの場合に使います。
①信頼できないコンテンツにリンクする場合
②有料リンクの場合
③クロール最適化をして重要なページの評価を上げたい場合
①信頼できないコンテンツにリンクする場合
例えばブログのコメント欄。ブログのコメント欄にはURLの入力欄があるのですが、大抵はここにコメントスパムのURLが貼られる事が多いです(自分のサイトへの被リンクを獲得するため)。
その場合、リンク先のコンテンツの内容を保証できないので、コメント欄にはnofollowを設定した方が良いです。
②有料リンクの場合
Googleはリンクの売買を禁止しています。
例えば、
・業者に対価を払って行う、自作自演の被リンク
・対価と引き換えに自サイトへのリンクを含む記事を書いてもらうこと
・サイト内でのテキスト広告
・プレスリリースにより獲得するリンク
など。
お金を払って自分のサイトにリンクを受ける場合も、
お金を受け取って相手のサイトにリンクを貼る場合のどちらでもペナルティを受けます。
必ずnofollowを設定するようにしましょう。
③クロール最適化をして重要なページの評価を上げたい場合
例えば会員サイトのログイン以降のページです。
これらはクロールさせなくても良いページなので、nofollowを設定すると良いです。
クロールさせなくて良いページへの訪問を制御し、より重要なページへのクロール頻度を増やすことで、ランキングにも好影響を及ぼす事が出来ます。
3.nofollowの設定方法
①リンクにnofollowを設定する方法
リンクタグにnofollow属性を追加する。
<a href=”リンク先ページのURL” rel=”nofollow”>アンカーテキスト</a>
②ページ全体にnofollowを設定する方法
以下のタグをheadセクションに追加する。
<meta name=”robots” content=”nofollow” />
WordPressを使っている場合は、All in One SEO Packで簡単にできます。以下のメニュー画面で、
Robots Meta NOFOLLOW にチェックを入れて更新すればOKです。
4.有料リンクに注意!
2.で触れた有料リンクには充分気をつけましょう。
有料リンクはする方もされる方もペナルティを受けます。
プレスリリースなどで自社サイトに被リンクがつけられる際は、そのリンクに必ずnofollowを入れてもらえるか確認しましょう。