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おねしょのお話し④ 夜尿症を小児科で相談 アラーム装置を使った治療

今回も、おねしょについての詳しいお話しが続きます。最終回です。

猫写真をお楽しみの方々は、内容はスルーしていただいてOK です(ФωФ)(●ω●)猫たちを愛でてくださると嬉しく思います。

三年前に小児科でもらったパンフレットを参考にしています。下記のサイト運営元が出していたものです。

3週間ほど計測を続け、4週間目からいよいよ治療がスタートしました。

3週間の間で、がまん尿量は230ccまで成長!すごいよ!兄ちゃん!めっちゃ成長してるよぉ~♪
毎日欠かさず、おねしょしていた息子でしたが、初めて2週間で、2回のおねしょ無しを経験♪

そりゃあね。本人も喜びますよ♪ヤッター!!ってね、ピョンピョン跳ねて、ハイタッチして、ハグして!もうお祭り騒ぎですwww

そして、3週間目から、おしっこが出たことを教えてくれるアラームを使った、アラーム療法を開始しました。

まずは、アラーム療法について、小児科で説明を受けましたよ。

おしっこを出す時は、出口付近の筋肉が緩んでそして放尿する。逆に、おしっこを我慢している時は、筋肉が閉まっている。
ところが、眠っているときに、勝手に出口付近の筋肉が緩んでで、おしっこが出てしまっているから、おねしょになるし、おねしょをしている時に眠っているので、それに気がつく事ができないのだそう。

確かに。言われてみればそうだよね。無意識だけど、身体はおしっこを我慢している状態にあるわけで、でもそれを身体が覚えていなかったとしたら、やっぱりできるわけない気がする。なるほど。

そこで、アラーム装置の登場なわけです。アラーム装置がどんな役割を果たすのかと言うと、おしっこがほんの少しでも出たら直ぐにアラーム装置が作動して、アラーム音が鳴ります。そして、その時起きる訳です。このおしっこが出た瞬間は、筋肉が緩んだということ、で、そのタイミングでアラームか鳴ります。その直後に自分でおしっこを止めるのです!

アラーム装置がどうやって、おしっこを感知しているのかと言いますと。(いろいろなパターンの装置が存在しましたが、我が家が使用した装置を紹介)

アラーム装置から、コードが延びていて、そのコードの先端にクリップのような形をした部分がついています。先端部分がセンサーになっていて、センサーにおしっこが付くと、反応してアラームが鳴ります。

このセンサーを、おしっこで一番最初に濡れるであろう部分をおおっているパンツに、クリップを挟むようにして取り付けます。パンツの上から、オムツを履きます。オムツはまあ、無しでもできるわけなんですが、夜中に着替えたり、お布団を取り替えたりすると、眠りが浅くなってしまうので、オムツを使いました。

アラーム装置はめちゃくちゃ感度が良くて、ほんの少しでも出たら直ぐに作動するんですよ!

アラームが鳴ったら、子どもを起こします。と言うかうるさいので起きちゃいます。で、本人が、一瞬出てしまったおねしょを自分で一旦止める。これが大事なのだと教わりました。一旦おしっこを止めて、トイレに行く。トイレでの排尿はもちろん、計量カップで計測します。

おしっこが止まらない事だってあります。筋肉の使い方の訓練中なわけですから失敗は必ずあります。オムツもしていますので、失敗しても大丈夫。そして、オムツの重さも計るので夜間尿量もちゃんと計れます。

そして、何時にアラームが鳴ったのかもチェックしていきます。

そうするとまたいろいろなことが分かります。データを取るってと~っても大切!お仕事だけじゃないんですよ。健康とか、育児にだってデータ収集は重要なのです!

息子の場合、アラームが鳴る時間帯が夜中の場合と、朝方の場合があったのですが、アラーム療法の回数を重ねるうちに、朝方のアラームが増えて行きました。

アラームが朝方になったからといって、夜間尿量にはあまり差が出ませんでした。夜間尿量は、水分摂取の時間帯がコントロールできてくると、基本的にはあまり変わらないんです。

がまん尿量が増えて行くことで、ある程度アラームの時間帯が遅くなりました。しかし、アラームにちゃんと反応して、自分で出始めてしまったおしっこを止める事ができないと、おねしょになってしまうのです。

その時は気がつきませんでしたが、今こうして振り返ってみると、起きてる時、おしっこをしている最中に止める練習するのもいいかもしれないと思います。

出口付近の筋肉の使い方を身体が覚えてくれないといけないので、寝ている時じゃなくても、身体を使って行くことで良くなるかもしれません。あくまでも、そんな気がするだけです。試してみたわけでも、病院で教えてもらったわけでも無いです。

ただ、あの頃の息子はそれが上手くできなくて、おねしょをしていました。おねしょに困っているお母さん、お子さんのおトイレについていって、放尿の最中に止める事ができるかどうか、やってみてもらうのは、いいかもしれません。

この、アラーム療法を息子はどれくらい続けたのか?と言いますと、

夜尿記録をつけていた期間は10週間。そのうち、3週間目からアラーム療法を開始し4週間アラーム装置を付けました。おねしょが無くなりアラーム療法を終え、無事に夜尿症は卒業。卒業後も念のため記録をつけ続け、10週間で全て終了しました。

アラーム療法を4週間というのは、ものすごく早く卒業したことになるのだそうです。かなり時間がかかる子どもが多いのだそう。

息子は、混合型といって重症なタイプだとされていましたが、その混合型になっている要因に、不規則な生活、生活週間の乱れ、睡眠不足が含まれていなかった事が、上手くおねしょ卒業できた理由のようでした。

生活週間の乱れから、ホルモンバランスが崩れていると、そこから冷え性も合わさったり、便秘など腸内環境が悪くなり、膀胱を圧迫してしまったりと、一筋縄ではいかない状態に。おねしょを卒業するために整えなくてはならない事がどんどん増えてしまうのだそうです。

早寝早起き、朝うんち。

寝る子は育つ。

これ以上に大切な事は無い。それを肝に命じた体験でした。

4回に渡り、おねしょのお話にお付き合いいただきありがとうございました。おねしょに悩むお母さんと子ども達、保護者の皆様が、楽になりますように。検討を祈ります。

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ボンボン
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