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私的ポケットに名言を #2

皆さん、こんにちは。
takataroです。

前回の記事で、寺山修司さんの『ポケットに名言を』にあやかり、自分が読書する中で、書き留めてきた私的な名言をご紹介させていただきました。


今回は、その第二弾です。
相変わらず、書籍名わからないものありますが、悪しからず。

人はときに真理に蹴躓いて転ぶが、ほとんどの者は立ち上がり、何もなかったようにさっさと歩き去る

ウィンストン・チャーチル

気にして生活しているつもりなのですが、未だに気づけたことがないです。
真理に気付く機会を見逃しているのかもしれません。

義を見て為ざるは、勇なきなり

『論語』

論語は名言の宝庫です。
こちらは我が戒めの言葉。
電車で席をうまく譲れなかった時に思い出します。

口ヲ以テ己ノ行ヲ謗ルコト勿レ

『言志晩録』

どうしても自らの行いを貶めた発言をしてしまうことがあります。
自虐は良くないと、自らに言い聞かせています。

日々の何気ない事柄に潜む、
讃えられることのない美しさにこそ

ホイッティア

赤毛のアンシリーズ、扉のページに引用されていた詩。村岡花子先生訳です。
外国の詩の美しさに初めて触れました。
このことをきっかけに海外の詩も読むようになりました。

ヘスターは言った。
「神のお作りになった宇宙では、愛のほかはみな、とるに足らないものだということを、わたしは学びました。私のいるところでは誇りもなければ、間違った理想もありません」

モンゴメリ『アンをめぐる人々』

赤毛のアンシリーズは、一巻目だけでなく、シリーズ全てを読んで欲しいです。
この本もシリーズの一つ。
アンの周りの人の話を集めたものです。

引用したのは、その中の一つの話から。
とても素敵なお話なので、是非呼んで欲しいです。
このようなことを実感として、思ってみたいです。

壮麗なる高みに至る道、それはあくまできびしく、あくまで険しい道

L・M・モンゴメリ

この言葉を胸に日々精進をしていきたいと思っています。

すべてがコントロールできていると感じるのは、十分な速度が出ていないサインだ

マリオ・アンドレッティ

F1ドライバーが残した言葉。
なかなか刺激的な言葉です。

幸福は一夜おくれてくる

太宰治

その時、その瞬間は意外とわからないもの。
少し時間をおいて、冷静になってからジワジワと感じるものなのかもしれません。

物事があまりに複雑になりすぎたら、ときには立ち止まって、自分の問いが正しかったのかどうか考えてみるといい

エンリコ・ポンビエリ『素数の領域』

これも折に触れて思い出す言葉です。
特に仕事において、考えが煮詰まったりした時に、気持ちをリセットするようにします。
結構実用的な問いかけです。

両人対酌して山花開く

李白

李白の詩の一節。
この境地、この場面、人生において一度は体験したいものです。

努力する限り、人間は迷うだろう

ゲーテ

知の巨人ゲーテの言葉。
私はこの言葉を、今自分は迷っている、と言うことは努力していると言うことだ、と裏返しで解釈しています。

苦しみつつ、なおはたらけ、安住を求めるな、この世は巡礼である

ストリンドベリィ

山本周五郎『青べか物語』に引用されていた句。
ここまで自分に厳しくはなれませんが、生きる上でしんどいと感じた時、よく思い出します。

天の海に
雲の波立ち月の舟
星の林に
漕ぎ隠る見ゆ

万葉集 巻第七 雑歌

万葉集の中で、特に好きな歌です。
三日月に雲がかかった光景を思い浮かべます。

続きまだありますが、今日はこの辺で。

皆さんも自分なりの名言集を作ってみてはいかがでしょうか?

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