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オレの相棒  第9回  <補足>



「オレの相棒(あいぼう) 第9回」を、
早速、ご覧頂きまして、
ありがとうございます。


本タイトルは、本編でないので、
(あいぼう)を入れると、
長くなるので省略しております。


さて、第9回に頂いた、
「女王まりか様」からのコメントに、
お答えする形で、第9回に追加しても
よかったのですが、かなりの長編に
なったのもありますし、


既に、たくさんの方が、
お読み頂いたので、新たに記事として
追加して、第9回本編にリンクを
貼る形にしようと思いまして、
短いですが、補足記事を作成しました。



いつもご覧下さる、「女王まりか様」より、
頂いたコメントに、簡単ですが答えます。
まりか様のコメは、”ま”と表示します。



ま「弁慶 vs ハチは創作とのことですが・・」



ちょっと、私の書き方が悪かったと、
思うのですが、


<弁慶という名前のみ、創作です。>


もちろん、決闘中の細かい所は、脚色ですが、
巨大牛との戦いや、戦い方などは、
少し変えてる所もありますが、実話です。
誤解を生まぬよう、加筆修正しておきました。



ま「弁慶って、バッファローですか? 
  中国の野良牛が、判らないので微妙ですが、
  AIさんの絵が、盛り過ぎのような気もしました。」


はい、AI画伯さんに、角を大きくみせる為に、
誇張してくれと頼みましたw盛り過ぎております。

バッファローですか?とのご質問を頂きました。
同時に、中国の野牛がわからないとも頂きましたので。


(この頃)舞台となる中国(湖北省)での
     考えられる牛たち


必ずしも正確では、ありませんが。


野牛:ガウル  バンテン

家畜: 黄牛(おうぎゅう) 水牛



今回、実写もあったのですが、
AI画伯に、盛って作成したほうが、
迫力がありましたので、
弁慶という名前も、AI画伯ので
ひらめきました。



それが、

”ガウル”


 という種類です。


まずは、実写とAI画伯のを
見比べて、頂きましょう。





実写版”ガウル”(写真AC様






AI画伯版”ガウル”=弁慶



盛り過ぎて、角がかなりスゴイ事になっておりますw
こちらで、角を誇張してくれ!とお願いした通りです。



ガウルは、インドヤギュウとも呼ばれております。
生息地は、インドや東南アジアの熱帯雨林です。
ウシ科の中での、最大級の体格を持ちます。


調べる所によって、中国にガウルがいる・いないで、
分かれたものですから、迷ったんですが、
以下の動画をご覧下さい。






中国、雲南省の方で、ガウルの子どもが、
撮影された動画です。
これがありましたので、いる説を採用しました。


<ガウルの特徴>


巨大な体格=ウシ科の中でも最大級の体格を持ち、
      肩高が、2メートルを超える個体もいます。

特徴的な肩=肩が盛り上がっているのが特徴的。

太く長い角=雄は特に大きく、先端が鋭く曲がっています。

黒色の体毛=体毛は一般的に黒色ですが、
      地域や個体によって変異があります。



<ガウルの生息地>


インド、ネパール、ブータン、バングラデシュ、
ミャンマー、タイ、カンボジア、ラオス、ベトナム
などの熱帯雨林や草原。

中国の雲南省で、目撃されるケースも増えています。



続きまして、

バンテン



東南アジアに広く分布していて、
中国・湖北省にも、いた可能性が、
低いけど、あるんじゃないかという種類です。


日本語だと、バイテン
と、呼ぶ事もあり、
バンテンは、インドネシアなどでは、
そう呼ばれ、どちらも正しいです。


このバンテンですが、野生と書きましたが、
ガウルの家畜化した物ともいわれ、
”野生”と”家畜”の、境界線があいまいです。


実物が無かったものですから、
AI画伯に、お願いしました。
GPT-4画伯と、Gemini画伯
ご依頼しましたところ・・

同じように、実写風でリアルにと
お願いしたのですが、
まずは、両者をご覧あれ。





GPT-4画伯による”バンテン”






Gemini画伯による”バンテン”




まあ、だいたいのイメージですが・・・
どちらをお好みにするかは、
ご覧になっている、あなた様にお任せしますw


バンテンは、ガウルと生息地も、
東南アジアで熱帯雨林と、同じようなのと、
特徴も、似たようなので省きます。



さて、家畜に参りましょう。


1つめは、

黄牛(おうぎゅう)


中国原産の牛です。
体格が大きく、がっしりしていて、
農作業や運搬などに使われ、
中国の広い地域で、飼育されています。



<黄牛の特徴>



体格=大きくがっしりしている。

毛色=黄褐色が一般的。 個体差はあります。

こぶ=肩の部分に、こぶがあるのが特徴的。

気性が温和で、農耕作業や運搬向き。

暑さに強く、熱帯地域でも生育できる。

貴重なタンパク源として、
食用としても利用されてきました。


<生息地>

中国 東南アジア



これも、実写がなかったので、
先ほどと同じく、
お二方の、AI画伯に依頼しました。




GPT-4画伯による”黄牛”






Gemini画伯による”黄牛”



さて、今度はどちらを選びますか?w
バイテンより、同じくらいになったのでは、
ないでしょうか?こちらも、お任せしますw



2つめ、

水牛


こちらがですね、
まりか様がおっしゃった

バッファロー


になります。

バッファローというのは、
以下の2種類に分けられます。


まずは、

アジア水牛(学名:Bubalus bubalis)


中国、インド、東南アジアで広く飼育され、
農作、水田での作業に利用されます。


もう一つが、

アフリカ水牛(学名:Syncerus caffer)


アフリカ大陸、主にサバンナや草原に
生息しています。こちらは、
野生動物=野牛になりますね。


鋭い角と、強靭な体格で、
非常に、攻撃的です。
人間も、襲われます。


こちらは、農作業には、
適さない種類です。
人に飼われるタイプじゃないです。


同じ水牛と言っても、
こうやって見ると、
違いますね。


弁慶のモデルとして、
アジア水牛なら、
可能性はあるので、


成岡さんの本では、
大きな牛、としかないので、


もしかしたら、
アジア水牛だったのかも、
しれませんね。


さあ、こちらもご覧頂きましょう。
こちらは、実写版となっております。




アジア水牛(写真AC様)







アフリカ水牛(pexels様



どうですか?違いますでしょ?


ちなみにですが、アフリカ水牛の上に、
がいるの、お分かりになりますか?


これは、カラス科の一種でして、
アフリカ水牛の、寄生虫を食べたり、
汚れを、ついばんでくれるんです。

乗せてもらうかわりに、
お掃除してるんですねw



ちょっと関連した事で、
みなさま、以下の牛を
何というか、ご存知ですか?





わかるかな?(pexels様)






見た事ありますか?(pexels様)




TVなんかで、観た事あるかもしれません。
まりか様、どちらか観た事ございますかね?



こちらは、どちらも、


”バイソン”



と呼ばれる種類でして。

上が、


アメリカンバイソン(学名:Bison bison)


下が、


ヨーロッパバイソン(学名:Bison bonasus)



両者の違いは、生息地が名前通り違うのと、


体格と角のちがい


アメリカバイソン

体格は、がっしりしていて、
体重900㎏を超える個体もあり、
北アメリカ最大の、哺乳類です。


肩の筋肉が発達しているのが特徴的。
首や背中に、”こぶ”があり、
全体的に、丸みをおびています。


角は、短く協力で前に曲がっています。


ヨーロッパバイソン


体格は、アメリカバイソンに比べると細身。
こぶも、それほどなくて、
全体的に、スリム。


角は、少し細長く外に向かっています。



もっと細かく対比出来るのですが、
まあ、ここらへんでいいでしょう。


ちなみに、ヨーロッパバイソンは、
19世紀初頭に、野生では、
一度絶滅しております。


しかし、動物園などの飼育プログラム
によって、現在では、ヨーロッパの
森林に生息するように、なりました。



さて、歴史のお話をしたいと思います。


時折、アメリカンバイソンを、
バッファローの仲間だと、

そう呼ばれたり、
書かれていたり、
するものがありますが、


これは、”間違い”であります。


それには、このような事情があります。


ヨーロッパからの移民が、
アメリカに到着した時に、
アメリカバイソンを見て、

アフリカやアジアで見た、
水牛に、似ているので、
思わず、


「バッファローだ!」


こう呼んだそうです。
それから、アメリカでは、
アメリカバイソンを、
バッファローと呼ぶ

習慣が、ついてしまいました。


これが、一般的になってしまい。
混同されてしまった、
というわけです。



さて、最後にちらっとだけ、
1種類、カッコイイなと、
思った牛を、紹介させて頂き、
終わりにしたいと、思います。






ハイランド牛(pexels様)



ハイランド牛(学名:Highland cattle)



といいまして、スコットランド、ハイランド地方で、
1000年以上も前から、飼育されています。


温和で大人しくて、農場などでも飼われ
この長くてふさふさした毛が人気です。
丈夫で、スコットランドのような、
寒冷地でも、適応できます。



さあ、いかがでしたでしょうか?

「素晴らしき牛の世界」


noteでも、こんだけ牛の事を書いた奴は、
恐らく、いないんじゃないかと思いますw



まりか様のコメントを見かけて、
数時間で、牛世界を勉強して、
まりか様が、おやすみになる前までに、
なんとか、間に合わせてやる!と、



私、珍しく頑張ってしまいましたw
素敵な女性の為には、身を粉にして
しまうタイプで
、休む間もなく、
もう、粉になってしましましたw


途中で、何でオレこんな、
牛の事ばっかやってんだろう?
と、自問自答しておりましたw


さあ、みなさん!
大事な方を、ご紹介させて下さい。


何だか、芸術の旅みたいになって
来ましたがw


まあ、お許し下さい。
今回の作品が、
この方のおかげで
誕生しました。



化学の知識が深いだけでなく、
エッセイや小説にも
造詣(ぞうけい)が深い。
まさに、それは、かの、


レイチェル・カーソン


を、思い起こさせてくれます。


さあ、ご紹介しましょう!



noteに蘇った


レイチェル・カーソン



女王まりか様です!






理科の知識が凄いのと、
エッセイや小説も、
大変、興味深い作品を、
投稿されていますので、


まだ、ご存知でない方は、
ぜひ、この機会に、
女王まりか様の世界に、
訪れてみて下さい。



まりか様、いつも素敵な
コメントありがとうございます!



では、やや長くなりましたが、
異例の、牛だらけの作品となりました。


みなさまも、
何か私の作品で、
これは何?ってのが、
ありましたら、


気軽にコメントして下さい。
わからない時は、謝りますがw
答えられるときは、お答えします。


さて、異例とはなりましたが、
最後までご覧頂きまして、
ありがとうございました。


オレの相棒(あいぼう)は、
この先、書くのが大変になりますので、
少しお待ち頂くと、思いますが、
何とか、投げ出さず書きたいなと、
思っております。


では、また次の作品で、
お会いしましょう!
さようなら!








END(最後まで牛かよ!)






懐かしいやら、マニアックな内容やらですが、 もし、よろしければですが、サポートして頂けたら 大変、嬉しく感激です! 頂いたサポートは、あなた様にまた、楽しんで頂ける 記事を書くことで、お礼をしたいと思います。 よろしくお願いします。