見出し画像

オクシモロン(=撞着語法/カレー屋の名)から考えるあるべきリーダーシップ


「OXYMORON」(オクシモロン)というカレー屋さんに行きました。
美味しかったです!!!

で、オクシモロンとは、「撞着語法(ドウチャクゴホウ、一般的に矛盾すると定義される語彙を並べた表現)」。OXY=鋭い、尖った、鋭敏と、その逆の意味を持つMORON=愚、鈍感、で、出来ています。

例えば、明るい夜、静かに騒ぐ、賢い馬鹿、静かに燃える、みたいな。

このカレー屋さんがどうしてこのお名前なのかは知らないのですが、創業の方の想いがあるのでしょう。


で、オクシモロン、って好きなのです。
そういうひとでありたいと思っているのです。
そして、組織を率いるリーダーはこうあるとステキだな、こうあるべきでは? と思うのです。

例えば、こんなリーダー。
・「無知の知」を土台に、
・「謙虚な自信」を持ち、
・「個性重視のチームワーク」を機能させ、
・「やさしく強く」仲間と接し、
・「愛嬌・笑顔で真剣に」仲間を鼓舞し
・「感情的にロジカル」になって
・「心配性の楽観主義」で、
・「びくびく挑戦」することで
・「利他と信じる自分勝手なビジョン」の実現に向けて、
・「柔軟な愚直さで」日々、邁進する、
・「とても静かで心の熱いリーダー」


あるいは「ANDの才能」とも言えます。ジム・コリンズさんの著作「ビジョナリー・カンパニー」にありました。ま、古い本ですけれど、参考になる点は多々あります。

ビジョナリー・カンパニーは、「ORの抑圧」で自分の首をしめるようなことはしない。「ORの抑圧」とは、手に入れられるのはAかBのどちらかで、両方を手に入れることはdけいないという、いってみれば理性的な考え方である。しかし、ビジョナリー・カンパニーは、安定か前進か、集団としての文化か個人の自主性か、生え抜きの経営陣か根本的な変化か、保守的なやり方か社運を賭けた大胆な目標か、利益の追求か価値観と目的の尊重か、といった二者択一を拒否する。そして「ANDの才能」を大切にする。

「ビジョナリーカンパニー」
ジェームズ・C・コリンズ、他 著
山岡 洋一訳
日経BP出版センター


「二兎追うものは一兎をも得ず」かもしれませんが、二兎追って二兎得るかもしれませんものね。ま、どうあるのが好きであれ、そうあろうと「自分らしく」あればイイですね。


読んで頂きましてありがとうございます。
(v9_18)



いいなと思ったら応援しよう!