AIチャットと会話。リーダーのあるべき姿について(素敵なリーダーになりたい編_v4-11)
AIチャット、ChatGPTとチャット。
まず、「great leaderとは?」を尋ねた。なかなかな返事が来た。次に、「kind leaderとは?」を聞いた。これもなかなかな返事が来た。しかも、間髪入れずに、あっと言う間に豊富な回答が出てくる。そして、great leadersとkind leadersがほぼ同じ内容であることに気づいた。
だから、「great leaders と kind leadersの違い」を次に聞いた。サマリすると、過去、色んなリーダーシップスタイルがあり、それぞれに発揮されて来たが、今は、kind leaderが必要になっていて、great leadersとの類似性が高い、との回答だった。
なので、「今後益々やさしいリーダー(kind leader)が必要になるのでは?」と聞くと、そうだと、答えてきた。Covid-19でも経験したように、とのことで、現代のVUCAな時代に、ますます不安定になってくる将来の時代に、やさしいリーダーの必要性はどんなに誇張しても誇張しすぎることはない、と言ってきた。
ありがとう、ボクの考えをサポートしてくれて。
最後に、ありがとう、勉強になったよ、と答えたら、どういたしまして、いつでもお気軽に聞いて来てね、とのこと。なかなか良いひとですね。あ、ひとじゃない。。。
でも、そりゃ当たり前か、と思い直した。ボクの考えをAIは当然にサポートするはずだ。
なぜなら、「組織にやさしいリーダーがいるとより成長する、稼げる組織になる」との考えを整理したのは、経営、組織論、心理学、脳科学、経済、政治などのジャンルの本を読んだ結果、多くがそう主張しているからだ。もちろんそれぞれに固有の切り口で主張しているので、ストレートにではないが、本流的にはざっくり言うとやさしいリーダーが必要だと言っている。
ボクは自分の夢が、いつの頃からか「やさしい人になり、やさしいひとで有り続けること」と思うようになったので、それをサポートするであろう本しか読まない。そのタイトルや宣伝文句から「やさしい」リーダーシップに関するだろうと想像される本に限定される。「暴力で支配するリーダーになろう!」「社員は奴隷だ。それが勝つ組織」なんて本を読もうとは思わない。だから、自分の感性とは異なる主張の本・論文も世の中には当然あるはず。だけど、おそらく、暴力・主従関係・奴隷関係を主張する本などはほぼ無いのだろう。多くが、やさしくあろう、に帰結する。でも、なぜかビジネスリーダーはそういうひとが少ない、のが課題認識。
いずれにせよ、ビッグデータから最大公約数を見つけ出すのがAI(の一部)だとすると、当然、ボクが一定の数の本を読んで至った結論にはAIも至るはず。AIの答えを聞いて、一瞬、「あ、ボクと同じ考えだ」と嬉しく思ったけど、よく考えると当たり前だった。逆に残念と思い直した。新しい気づきは得られなかったのだから。
日本が優勝したのを知っているWBCの決勝戦を再度見て、喜ぶ、みたいなもの?かな。
ただ、一方で、AIが回答しないロジックでのやさしいリーダーの必要性や、やさしいリーダーとは何かを構造化したり、違う切り口からやさしいリーダーはどういう思考・行動をするか、を説明する、そんなことをしないと価値は無い。いやぁ、大変な世の中だ。。。
でも、そういう意味では、色んな分野でも当然にAIが導き出す答えと異なる、更なるクリエイティブ、イノベーティブ、自由な発想、お馬鹿な発想、特異な、差別化された発想がますます求められる。そして、そのためには、多様な意見が、オープンに、気兼ねなく、楽しく、ぶつけあえる環境・条件を築くリーダーが必要だ。そして挑戦・冒険を前向きに継続させるには、それによる失敗・ミス・エラーへの寛容性が必要であり、社員を挫けさせない、リーダーが必要だ。
つまり、やさしいリーダーがますます必要になる。
AIにやさしいリーダーが必要と言われ、その理由を説明され、やさしいリーダーがVUCAな世の中で勝てる組織を導けるからますます必要だ、と言われる。そして、そんなAIの答えとは違う切り口でやさしいリーダーを説明するフレームを創り出す必要性に思いが至り、そのためには仲間の多様な考え・知能を引き出す必要があり、そのためにはやさしいリーダーが必要だと、思う。あれ、AIに言われた通りだ。。。なんだかぐるぐるループ。。。
「素敵なリーダー」: AIが正しい答えを持つ時代。もはや自分より自分のことを知る時代がもうすぐ目の前。自分が生まれてから検索した言葉、身体のバイタル。どこに行って、何をしたのか、誰と行ったのか。打込めば・しゃべれば、記録をすれば、AIがすべて思い出し、自分が取るべき将来の道を提言してくれる。世の中の他のひとのデータとも比較しながら。さて、ひとは必要なのだろうか。組織は必要なのだろうか。必要な時期が続く限りはやさしいリーダーが不可欠だ。やさしくあろう。
こんな素敵な(やさしい)リーダーになりたいですね。