ボクともぐらと 46_成長してる?続編:成長は周りへの自分の気持ちでわかるよ
ボクともぐらさんは会社の同僚。コーヒー入れながらの雑談から共通点を偶然発見。
1:やさしいひとになること、あり続けることが夢
2:だけど、この夢を言うのは恥ずかしくこっそり心に閉まっていた
3:「ぼくモグラキツネ馬」という絵本に出会って感動
4:そして、この夢を恥ずかしがらず声に出しても良いと思い直せた
で、この絵本の話をきっかけにこれらの共通点を見つけ意気投合。ついでにやさしいリーダーになろうと約束し、日々、一歩一歩学んでいるその徒然草
「のっくのっく」。もぐらさんがやってきた。「おはようございます。ボクさん。お元気ですか。早速ですが、昨日の”のてこさん”(=noteのこと。もぐらさんは最近、noteのことを”のてこさん”という)ですが、ちと、長くて、だらだら感ありますね。言いたいことはわかります、けど、前半はあまり関係無いような気も。読み直して精査してないんじゃないかしら。あ、時間なかったんでしょ。あぁあ、会議遅かったですものね。許しましょう」。
「うごごご。あ、そうね。。。ご意見ありがとう。。。あんど、あいかわらず上から目線ね。。。」 「上からじゃないですよ、素敵なリーダーだと思っているので正直ベースです。正直な意見にひがんだり、悲しんだりしなでしょ。尊敬していますよ。」 「あ、ありがとう」。けなして、褒めてみたいな。。。
で、このあと、もぐらさんから素敵な素敵な意見が出てきた。
「ボクさん、これからいい話するから、またローソンのカフェラテおごってくださいね。」「あ、はい。いいよ。なにかな。期待するね。」「あ、期待はだめですよ。ボクさんの信条ですよね、期待しない、というのが。なので期待はダメ。では、いきまーす!」
「”成長”って、測りにくいっていう昨日の”のてこさん”、ありましたよね。でも、自分の将来をあなどるなよ!って。自分は自分を信じろ!って。その”成長”ですけど、私の中の”成長”の定義を教えますね」。
「”成長”って、自分の周りに、「素敵」だなって思える人がいるか、たくさんいるか、どんな素敵な人がいるか、なんです。うん、つまり、素敵だなって思える人がいるか、なんです。あれ、繰り返しています?。素敵ってどんな?ってのは、まぁ、好きで、尊敬できて、信頼できて、一緒にいたい人、安心できる人、みたいな感じです」。
「これって、昔は周りにいなかったんです。たぶん自分が未熟というか、相手の良い点を見れていない、というか、ダメなとこばかり気になって、指摘して、イライラしてた気もする。周りもあまり自分を評価していない気がしたし、自分が仕事のコマに感じていました。がんばっているつもりなのに、って」。
「でも、自分にはダメダメなところはいっぱいあるし、みんなの良い点をみようって思って。相手を好きになろうと思って。というのも、短所は長所とセットだから気にしちゃダメと言われて、短所消したら長所もなくなると言われて、そっかと思えて。そんな感じで周りの仲間も見たら、良い点も見れるようになった気がして、まぁ、信頼できるようになったというか、ちょっと好きになると、相手も自分を好きになってくれて、信頼してくれて、困ったら助けてくれて、普通に、みんな素敵じゃない!みたいな」。
「だから、周りに素敵な人がいると思えるかが自分の成長のモノサシなんです。数というより1人でも2人でも。それで良いのじゃないかしら。前職には5名いて、今は3名。これでも成長です。だって素敵だって思える人がいるのですもの。キープしていること自体も”成長”って定義するんです」。
「例えば、新しい職場とか新しい環境に行ってすぐにはまだ、素敵なひとだ!って、素直に思えるひとはいない、はずですよね。でも、どこかでそう思えたとしますよね、そしたら”成長”です。相手の良さを知れたんだし、相手も自分を好きで居てくれるようになったから、自分も相手も素敵だなって思えるようになったはずだし、ってことは、相手に自分が役立っているからだろうし、相手も自分に何か与えてくれていて」。
「これが私、もぐらが思う”成長”です。人生、素敵なひと探しの旅です」。
もぐらさん、この”成長”の定義、ボク好きです。そんなこと思ったこともなかったです。良いと思いました。ので、ボクも使わせてもらいます。もぐらさんのいつもの上から目線、許します、というか、もはや上です!
ちなみに、ボクは素敵なひとに出会えたか、を振り返ってみると。
1番目の会社(日本の大きな会社):0から2名! 成長!
2番目の会社(外資/日本は100名):0から1名! 成長!
3番目の会社(外資/日本は10名) :0から1名! 成長!
4番目の会社(外資/日本は10名) :0から3名! 成長!
5番目の会社(仲間と作った会社):0から沢山!社員/お客様も。成長!
6番目の会社(日本の今の会社20名):0から4名!成長!
ま、ちゃんと成長しているということですね。
どうだろう、知識や技術、技能、XXX力、◯◯◯力、役職や等級、給料、ではなくて、周りに「素敵」なひとがいると自分が思える状態になったら成長している、と思う、なんてのは?。ボクはそれこそ”素敵”だと思ってしまった。
最後はいつも「ぼくモグラキツネ馬」からの引用。
「”ときどきふあんになるんだ。ぼくがふつうだってことをみんなにきづかれたらどうしようって” ぼくがつぶやくとモグラはいった。”とくべつだからすきになるわけじゃない”。」
「”きみはぼくのことを、ぼくよりもしんじているみたいだ” ぼくがつぶやくと、馬がいった。”いつかきっと、きみもそうなる”」
「”なぜぼくたちがここにいるのか、わかったきがする” ぼくはささやいた。”ケーキのためかい?”モグラがたずねる。”愛するためだよ” ぼくがこたえると馬がつづける。”そして愛されるためだ”」
「”みんなといっしょでうれしい!” ”ぼくたちもさ”」