ボクともぐらと 81_サヨナラがつらいという幸せ。プーさんに学ぶ職場づくり
ボクはボク。スヌーピー好きです。もぐらさんはもぐらさん。ディズニー派で、プーさん好きです。会社の同僚で、お互い、やさしいひとになること、そうあり続け、やさしいリーダー二なることが夢で、感銘を受けた「ぼくモグラキツネ馬」という絵本を日々読み直し学びながら、夢を互いの約束にして、日々歩んでいる。その気づき・学びの徒然草がこのnoteです。
「ぼくモグラキツネ馬」という絵本は本当に素敵で、学び多く、涙もでるし、勇気ももらうし、読んで幸せになる絵本。絵もすこぶるステキ。
スヌーピーの本も同じような気持ちになります。勇気、チャレンジ、仲間、失敗多数、人生つらい、でもめげないで、自分は自分、個性は大事、夢を追いかけて、愛って素敵ね、って。
もぐらさんは、繰り返しますが、大のプーさん好き。ボクは大学生の時にアメリカにちょっと留学していた時があって、ミシガン大学のちいさな古い感じの本屋さんで、素敵なプーさんの本を見つけて2冊買いました。イラスト付き。ハチミツ食べ過ぎてお家のドア(木の穴)に挟まる話しか知らなかったですが、たくさんの話があります。で、プーってお馬鹿ちゃんだけど、深いなぁー、って思ったです。学生時代に感じたのは、記憶が曖昧だけど、個性と友情と自由と、ぐらいかな。それ以来プーさんの本は読んでいない。
で、昨日のnoteに書いた「ハート・オブ・ビジネス 「人とパーパス」を本気で大切にする新時代のリーダーシップ」(英治出版)」という本の中で、作者さんがアメリカの大企業のCEO、会長を退任するときに、感染症パンデミック中だったので、みんなに会えず、メールを送った、とのこと。「I LOVE YOU!」というタイトルで。で、「イギリスの作家のA・A・ミルンの言葉を借りれば、さよならを言うのがこんなにつらい相手を持つことができて私は幸運だった。」と書いてました。
そう、A・A・ミルン(アラン・アレクサンダー・ミルン)は「クマのプーさん」の作者さんです。
プーさんには、スヌーピーや「ぼくモグラキツネ馬」に負けず劣らず素敵な素敵な名言がたくさんなのです。単なるキャラクターではなく、人生を学ばせてくれる、勇気、やさしさ、強さをくれる、人生案内の体現です。
そして、「星の王子さま」にも通じます。底流に流れているメッセージは同じです。個性のやさしさ。やさしさの強さです。星の王子さまも好きで、一度noteに書きました。
で、今日は、いつもと違って「ぼくモグラキツネ馬」からの引用ではなくて、プーさんの言葉です。ちょっとたくさんだけど、どれも本当に素敵。
「こんなにさよならを言うことが辛いなんて、こんな気持ちになることができるなんて、ボクはなんて幸運なんだろう。」
「いつだって忘れないって約束してね:君が思っている以上に君は勇気があるし、見かけ以上に君は強いし、君が思ってるより君は賢いんだよ。」
「ボクたちは長いこと離れ離れにならないで済むように夢を見るんだと思うよ。お互いの夢の中に存在したら、いつもいつも一緒にいられるでしょ。」
「一番大切なこと、ボクたちがどれだけ遠くに離れていたとしても、いつも一緒にいる、って言うことだよ。」
「何かを大切に大切にしすぎちゃう人っているよね。それって愛だと思うんだ。」
「愛っていうのは何歩か下がることだと思うんだ。もっともっと下がらないといけないかも。あなたが愛している人に幸せがやって来られるようにね。」
「もしボクたちが一緒にいられなくなるような日がやってきたら、心にボクのことをしまっておいてよ。そこにずっとずっといるからさ。」
「森の隅っこに居座って誰かがやってきてくれることを待ってばかりなんてダメだよ。自らそこを飛び出して行かないと。」
「人生ってのは経験するための旅なんだよ。解決しないといけない問題じゃなくてね。」
ステキな言葉まだまだたくさん。プーも、星の王子さまも、古典って偉大ですね。まだまだ素敵な古典の本、絵本、あるのでしょうね。教えてもらいたいです。
で、話を戻しますが、出会いは必ずの別れを意味します。人間は死にますものね。そこに至るまででも、職場での異動、転職、いつかは定年や退任。あるいはリストラ?。その時に、プーが言うように、「さようならがつらい。みんな素敵な仲間だった。みんなでがんばったね。素敵な時間だった。みんなとできたらまだ一緒にいたいな。でも、しょうがないよね。お別れ。でも、そんなみんなと一緒の時間を過ごせて幸せだった、幸運だった。ありがとう。」
こういう風に仲間が思える組織をつくるのが、リーダーの責務だ。日々の「Come Home Happy」と、それぞれの主人公である仲間が最後のときに「さよならがつらい。そんなみんなと出会えて幸せだった」と思ってもらえる職場づくり。やさしいリーダーが真剣になって目指すことです。
もぐらさんは、どうだったかな。ボクがリーダーじゃやないからな、この会社(あ、なんて、責任逃れ!悪い癖です(反省))。でも、残るボクらはもぐらさんに感謝でいっぱいです。もぐらさんに出会い、助けてもらい、一緒の時間をすごし、がんばれて幸せでした・幸運でした。
出会いは別れに必至です。が、別れは再会のチャンスを内包します。また、一緒にビジネスしているかもですね。
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