【死語現禁】248.バラック
(英:barrack)ここでは、粗造の仮小屋。仮建築。(広辞苑第七版)
<用法>
マキオの家は貧しく、古いバラックに住んでいたのだった。
「私はあんなバラックのような家には住めないわ!」
<解説・思い出>
僕が幼い頃までは、時折見聞していた言葉です。
「貧相な家」「倒壊しそうな家」「安そうな木造家屋」といったイメージを浮かべる言葉でした。雑誌や小説などでも使われていた記憶があります。
現在では、簡易な家が建てられることがなくなり、この言葉を聞いても具体的なイメージを浮かべるのが難しくなっています。
若い人に「あの家バラックみたい」と言っても
「そうっスかねえ? バロック建築とはちょっと違うんじゃないですかねえ。そもそも俺、バロックよりロココ調の方が好きなんです」
などと建築様式の話になりそうです。さらに
「建築様式はの話じゃないよ!」
と否定しても
「ああ、アメリカの第44代大統領ですね。ヒロシマにも来ましたよね」
「それは、バラク・オバマ!」
などと政治家の話になりそうです。
死語ランク:☆☆☆
☆☆☆・・・聞いた人がほぼ知らず、言った人を「異星人」と思うレベル
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