枕を買った
私は「忙しい~~」とか「大変~~」とか「体ボロボロで~」とか言うのが
嫌いで、言ってる人もあまり好きじゃなくて
いや、ほんとうにみんな忙しくて大変で体ボロボロなんだろうけれど
私が出会ったそういうこと言う人「・・・そお?」と思っちゃう人だから
私はそういうこと言うのやめよう!と思っている。
ただ私の美学に反するから言わないようにしているだけ。
私の美学って・・・くすっって思われるかもしれないけれど、別に
思われてもいいほど「私の美学」って私の中では大事。
世間的にどうあれ、どう見られても、おかしいと言われても
最後は「私の美学」が私の芯なのだ。
って何の話かというと体が辛いという話笑
私の美学に反するんだけど辛かった・・・
これだけ前置きしておいて体が辛いって話、おかしいのは知っている。
でもそれを言わないと枕を買う話につながらない。
私は昔から偏頭痛もちで、偏頭痛を持っている人ならわかってくれるだろう
「天気によって左右される」とか「朝起きたら、あ、今日ダメなやつだ」みたいな感覚は日常にある。
偏頭痛とは別に、たぶん眼精疲労的な頭痛も常にある。
肩も痛いし腰も痛いとなり「今日どっこも痛くない!!」って日が
年に2日ぐらい。ロキソンニンはお友達だし、いっつも痛いから
夫が「今日は頭が痛くて」と言っても「・・・・・で?」と心の中で思っちゃう。そういう「痛み」と常にいるので、それに対して何かしようとも思わないのだけれど50肩が酷すぎて仕事に支障が出たときは整骨に通った。
大分ましになったので今は様子見をしている状況。
そんな中、毎朝どこかが痙っているような感覚が出てきた。
腰痛が酷かったときに何年間も柔軟をしていたのだが、最近は腰痛も
酷くはなくなったので柔軟もサボり気味だったからそのせいかなーと思い復活したりしていた。それでも毎朝なんか不快。
色々とぐりぐりしてみたら「首かな」ということがわかった。
枕の高さを変えたり寝返り打ったり、枕なしで寝てみたりしてもよくならない。そこでネット広告に出てきた枕を購入してみた。首のところが少し高くなっているもの。初日やってみたら翌日起き上がれないほどどこかが痛い。
首か?肩か?頭?と思うほどだったけれど時間が経つに連れ軽減したので
枕続行。それから数日なんか酷くどこか痛い。
そうこうしている内に、お弁当作成のために4時30分に目覚ましをセットしているのだが毎朝3時30分ぐらいにどこかが痛くて目が覚めるようになってしまった。
年をとるってこういうこと?と思ったけれど、寝る時間がたいてい1時とかなので非常に辛い。何が辛いって目覚ましが鳴ることを待っている時間が辛い。
頼む、せめて目覚ましが鳴るまで寝かせてくれーーーーーという日々だった。
そして「どこか痛いな」「どこか痙ってるな」の感覚が「これは首に違いない」と確定に変わってきて「もしかして枕かえてから酷くない?」とやっと思い当たるようになった。枕の向きをかえたり外しても軽減されず
いよいよ先日の土曜日に「この首なのか頭の痛さは尋常じゃないな」という
痛みに襲われた。
色々考えた。
病院の借金あるけどどこにいくらが明確にしてないよな。
うちの実家の猫たち、親が死んだら私が面倒みるって言ってたけどどうするかな。
うちの犬猫の世話ちゃんとみてくれるかな。
なんかやばい文章とか残してないよね。
サブスクの解約しないとまずいよな。
患者さんに連絡って夫がしてくれるのかな。
今トイレに行っておかないと大惨事になるな。
横浜での同窓会、私が声かけたのに私が行かなくなったらやばいよな。
とかだ。
今までにない痛みの原因を首をぐりぐり回しながら
こっちの方向に傾けることができないな、などを考えていた日に
ちょうど娘のピアノがあって近くの町に行く=大きいイオンがある=
そこに枕屋さんがあった!と気づいた。
何度か足を踏み入れたことはあるものの、いつも店員さんが接客中だったからひっそりお店を出てきていたのだが
昨日は「もし他にお客さんがいなかったら枕を買おう」と決心して
入った。ら、朝一だったためお客さんはまだいなくて
店員さんもシュタっ!とすぐに来てくれた。
そしてすぐに買った。
値段も高かったし、オーダーじゃない選択肢もあったし
店員さんが色々それを提示してくれたのだけれど
買ってしまった。オーダー枕。
そしてその場で計測してくれて1時間ぐらいでできあがった。
今月、横浜行のチケット買ったり、娘のドレス直したり、私の靴直したり
「めちゃくちゃお金使ってる!!」って自覚あるのに
(普段は自覚がなく使っているため、自覚がある場合はほんとにやばい)
枕買ってしまった。
でももしこれで朝「つらっ・・・」って起きることから解放されるならいいや💧
そして、今朝。
めちゃくちゃ快適!しかも目覚ましが鳴って起きた!
ああ、素晴らしき朝。
枕って大事なのねえ・・・と思った朝でした。