ネクタリンと無花果のスパイスバターソテー
本当はこうなるはずじゃなかったシリーズ
いや、そんなシリーズはいらないんだけれど、まあまあそういうこともあるんです。
Instagramなどでパッとみて、あ!それいいね!私もやってみよー!くらいのライトな感じのチャレンジ。
レシピ本とかレシピサイトのものだと、しっかり材料や手順、分量なんかをチェックするけれど、写真からの「雰囲気の情報」がメインで、あとはキャプションにあるサラッとした作り方を手掛かりにすると、あらら、なんてことはそりゃありますよね。
でも、まあ、それはそれで楽しかったり、新しい発見があったり、いいこともないことはない。
(ここまで言っておきながら、やっぱり「あの写真で見たアレがどうしても食べたい!」という気持ちにもなるんだけれど)
で、今回のコレはどうなのかというと、完全に私の「クセ」が出ちゃった失敗。
お友達のInstagramでは「ネクタリンをスパイスを効かせてカラメリゼして、そこにマスカルポーネを合わせたものをパンにのせる」だったんです。本当は。
で、よしよーし、と思いながらネクタリンをカットして、スパイスも用意して、と進めていたのに、フライパンにいつものクセでパッとバターを入れちゃって、じゅわじゅわっとなったところにお砂糖を入れたんです。
お砂糖、焦げてこないなぁ、、、
ネクタリン入れるタイミング、いつ?
って思ったあたりで、あ!バターはいらないんだった、と気が付きました。
シュガーバターソテーじゃない?これじゃ。
せっかく使ったバターを捨てるなんて出来ず、カラメリゼは諦めて、いい香りのジュワッとしたバターにネクタリンを投入。
もう話が変わっちゃったので、ついでに無花果も半分にカットして投入しちゃいました。
表面にカリッとパリッと甘く焦げて、、、なんてことにはならないけれど、もういい。
スライスした酸味柔らかなドイツパンを軽くトーストして、マスカルポーネを薄く塗ったところにのせました。
シナモンとブラックペッパーの香りも追加。
フルーツを取り出したあと、フライパンに残ったソースを少しだけ煮詰めて、最後に回しかけています。
コーヒーにもよく合う、濃厚な味わいのオープンサンドです。
色合いも秋の雰囲気でいいですよね。
思ってたのとは違うけれど、ちゃんと美味しい朝ごパンでした。
でもなぁ、やっぱりカラメリゼ、食べたいなぁ。
まだあるかな?ネクタリン。
今週はネクタリンの捜索をします。
最後の最後かもだけど、出会えますように。
(リベンジしたい!)