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「スクールアイドルミュージカル」はいいぞ〜ネタバレ感想編〜
2022年12月10日に東京の新国立劇場で「スクールアイドルミュージカル」の幕が上がりました。本日から大阪の梅田芸術劇場で幕が上がります。
おいおい、ラブライブでミュージカルやるらしいぞという話はこちらです。このときの私はここまで感銘を受けて引きずるとは思っていなかったのだぜ。
めちゃくちゃ楽しかったので迷っている人は是非是非という話はこちらです。一応ストーリーに関するネタバレについては配慮しているつもりです。大阪公演を誰かに勧めるための一助になれば。
そしてネタバレ全開の感想も書きたい! というのが今回の本題になります。ここからはネタバレしかありませんのでご注意ください。
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ネタバレとの干渉に画像を挟みつつもうっかり目に入らないようにまずは当たり障りのない話から。引き返すなら今ですよ。
私は東京公演の土日に参加するしかなかったので日曜公演である2回目を本命に、ワンチャン土曜公演の初回もチケットを申し込んだところ、無事に両公演押さえることができました。先読みできなかったチケット戦争はそこまで厳しいものではなく、大阪公演は千秋楽を含めて今でも一般チケットを購入することができます。
本作はアニメはおろかデフォルメされたキャラクターイラストくらいしか2次元要素がありません。いきなり3次元をぶつけてきた新しい試みは斬新すぎたのか、様子見する方が多かったようです。しかし蓋を開けてみればめちゃくちゃよかったし、悪評もほとんど聞かないので、評判が評判を呼んで千秋楽公演が満員御礼になってくれると嬉しく思います。
まずはステージを盛り上げてくださったキャラクターとキャストの皆さんについて。不思議な感覚なのですが、キャラクターもキャストも簡単なプロフィール以上の情報がなく、双方をいきなり同時に浴びることになったので、自分の中で切り分けが難しくなっています。感想もキャラクターとキャストがごちゃごちゃだよ。
・椿ルリカ@堀内まり菜さん
本作の二人のメインヒロインのひとり。物語の構成上、舞台を引っ張っていたのは彼女でした。ラブライブ歴代オレンジ髪主人公の立ち位置で、周囲を巻き込んでぐいぐいと進んでいきます。これまでの主人公の中でいちばん頭がいいんじゃないでしょうか。アイドルにハマって、いくらか落ちてはいくものの学力テスト学年トップの常連です。憧れのアイドルの滝沢アンズも勉強ができることを知って「よかった、アイドル活動と勉強は両立できるんだ!」という発想に辿り着くウルトラポジティブお嬢様。喜怒哀楽を乗せて芝居をしながら歌う技術がとにかくすごい。子供の頃に「アニー」に出ていましたと言われたら信じてしまいそうです(出てない)。表情筋どうなってるんだよというくらい常に笑顔。常にいい笑顔。「スクールアイドル」というワードを回収するシーンでボロッボロに泣かされました。椿メンバーがみんな良い子なのは類は友を呼ぶ理論で椿ルリカが良い子だからなんだろうなというのがひしひしと伝わってきます。
・皇ユズハ@浅井七海さん
転校生に大好きな主人公を取られてヤキモチやいちゃう幼馴染枠。可愛い。いやいや私はアイドルなんてと言いながら仲間に半強制的に連行されたライブではしゃいじゃったらしいです。はしゃいじゃってるシーンも見たかったです。可愛い。習い事の内容からしていかにもお嬢様。さすが名門校。お嬢様しかいない。学年テストは椿ルリカに次いで2位の常連だったけど椿ルリカが転がり落ちていったので1位に。この子も賢い。ヤキモチやいていたことを自覚して椿ルリカのストリートライブに駆けつけるシーンが大好きです。彼女が作詞したらしい椿のアイドル部の曲の「いつでも全力の君を助けてあげたい」的な歌詞はここで歌いながら登場するためにあったのか! と感動しきりでした。椿メンバーが並ぶとすらりとした長身で立ち姿が美しかったです。自転車にも乗れない運動音痴設定でペタペタ走り回る怪演も印象的。キャラクターが好きなのかキャストが好きなのか自分でもよくわかっていないですが2本のペンライトのうち1本は彼女の色を振っていました。
・北条ユキノ@杏ジュリアさん
「ふん!」ってしながら「もうルリカ先輩!」というときの腰に手を当てて少し前のめりで踵を上げて下げる仕草が好きです(伝われ)。椿メンバー唯一の1年生としてめちゃくちゃ後輩感が出ていました。カチューシャも似合っていて、ザ・正統派美少女なんですが、搭載されているのがヤベェ性格なのが堪らない。椿ルリカに追いかけてもらえるならもう少し入部を渋ればよかったと言ってみたり、椿ルリカの母に魅せられて追いかけていくところを「とりあえずルリカだけにしておきな」と止められたり、他人のリップを借りて準備運動(意味深)をしたり……。賑やかしのアクセントになるキャラ設定とそれを引き立てるお芝居により、おとなしいながら存在感がありました。
・天草ヒカル@小山璃奈さん
椿メンバーの良心。よきツッコミ役として椿メンバーを取りまとめてくれていました。相関図によると三笠マーヤとボケツッコミの関係になっていますが、先の北条ユキノも椿ルリカもボケだから。彼女がツッコまないと話が進まないから。アイドル部加入の流れは運動部に入っているから無理ではなく、運動部に入っているけど面白そうだからやってやるよのパターン。主人公との幼馴染属性を皇ユズハに受け渡した渡辺曜みたいな存在で、たぶんバレンタインデーにチョコをいっぱい貰えるタイプ。カッコいいお姉さんでした。
・三笠マーヤ@佐藤美波さん
よき。椿メンバーの中の頭悪い枠。とはいえこの学校に入れている時点でそれなりに賢いことが想像され、つまり椿メンバーはこれまでメインでフォーカスされたアイドル部の中でいちばん偏差値高いのでは。ボケ担当で「三宮のアニメイトに行ってきます!」を皮切りに、彼女が喋ると笑いが起こる空気が生まれました。アイドルの話になると輝くあたりは小泉花陽や黒澤ルビィ系統ですが、愛されるバカ枠ツインテなあたりは矢澤にこ系統。キャストプロフィールを読む限り、ミュージカルどころか演劇経験もあまりなく、これまでの経歴よりアニメ愛で書類選考を通過してオーディションを勝ち取ったことが想像されます。そんな彼女だからこそ演じられる役どころで、バチっとハマっていました。もちろんアニメ愛だけでなくオーディションを勝ち取るだけの歌やダンスの技術もありました。
・滝沢アンズ@関根優那さん
本作の二人のメインヒロインのひとり。桜メンバーに振り回されて、椿メンバーに振り回されて。振り回されすぎて可哀そう。振り回され度MAXなのが、第一幕の最後の歌です。桜のセンターが嫌になって椿に転校したのに、椿で突然アイドル部の部長に任命されて。弁解の余地なく、椿メンバーにも桜メンバーにも詰め寄られてわたわたしている姿がたいへん可愛いので、注目してほしいです。椿ルリカとは対照的で自己肯定感が低くて困り顔がよく似合う。この二人の役者としての実力はともに遜色ないながら、逆のキャスティングは全く想像できないところにキャスティングの妙というか面白さを感じます。その人にしかできない役どころってありますよね。ゲネプロの動画でも垣間見えるように、最初の歌の彼女のソロパートはやや不安定に感じます。でも中盤以降やカーテンコールでは全然そんなことなくて。スロースターターというわけではなく「他の桜メンバーよりも伸び悩んでいるのに桜のセンターに立たされている」という役どころなので敢えてそうしている可能性があり、だったらすごいなと思っています。実際のところどうなのでしょう。
・若槻ミスズ@西葉瑞希さん
個人的にこの作品でいちばん救われてほしい役どころ。最後に重圧から解放されてキャラ変してたあたりの会話を聞くにちゃんと救われたのかしら。桜のアイドル部のセンターになれない部長。センターになれない理由は実力ではなく理事長が理事長の娘である滝沢アンズをセンターにしたいから。理事長からは資金援助などの恩恵を受けているため逆らうことができません。滝沢アンズを立派なセンターに育てあげるのが彼女の役目。理事長に本音で立ち向かうも丸め込まれて言いなりになるシーンがツラい。ツラすぎる。彼女のお芝居自体はソムリエ落語で拝見したことがありましたし、気がついていなかっただけでキラメイジャーのヒロインでもありました。一方、歌とダンスは初めて拝見しました。そして想像を越える抜群の歌唱力とキレッキレの動きよ。役回り上、滝沢アンズより実力がなければならないため、かなりの技量を求められていたはずです。2本のペンライトのうち1本は彼女の色を振っていました。余談ですが、ちょうどミュージカルを見た翌日あたりに谷間を顕にした西葉瑞稀さんのグラビアが出ていて「ぶ、部長??」となったりしました。
・来栖トア@星守紗凪さん
同じくソムリエ落語でお芝居を拝見したことのあるキャストさんでした。桜メンバーの1年生枠。椿メンバーの1年生枠である北条ユキノがやべぇ奴だった反面、こちらは正統派な後輩で滝沢アンズを邪な気持ちなく尊敬している様子。2年生が「滝沢アンズがセンターに立っていることの重要性」に気がついていない中、彼女だけは一歩引いた1年生という立場で、客観的に気がついていたように思います。滝沢アンズと二人のシーンも多いキーパーソンのひとりです。
・鈴賀レナ@三田美吹さん
お顔がたいへん私好み。目の前に立たれるたびに美しい……と惚れ惚れしていました。物語の構成が椿寄りだったこともあってか、キャラクターとしての印象はちょっと薄め。コーディネートはこーでねーと! と言い出したり、ダジャレ好きらしいことはわかりました。
・春風サヤカ@青山瑠里さん
プリキュアだったら3人目のイエロー枠は彼女です。まさに太陽。良きライバルとして相手の足を引っ張るわけではなく、切磋琢磨して磨き合う関係を求めていそうな感じ。脳筋で桜メンバーの学力テストの順位がいちばん低いのは彼女です、たぶん。こちらも物語の構成が椿寄りだったこともあってか役割としての印象薄めですが、制服の着こなしも歌声もパワフルでキャラが立っていました。
次に、雑多に好きだったポイントについて。
・まさにスクールアイドルミュージカルだった。
パンフレットにも記載されていますが、製作陣がディスカッションを重ねる中で、スクールアイドルの概念について考えることになったそうです。そもそも「スクールアイドル」って何だよ。その答えをストーリーの核に置いています。ラブライブ(作品の中心になりがちな大会)云々を捨ててスクールアイドル云々をやったことにより、ラブライブ!シリーズに触れるのが初めてでも全く問題のない作りになっていました。じゃあ既存ファンにとっては退屈なのかと言われるとそこがまた面白くて。既存ファンの多くも実は「スクールアイドル」の定義をいざ問われると答えに窮するんじゃないでしょうか。「えっと、学校で……限りある時間の中で……青春を……」みたいな。私自身、しっかりと説明する自信がありません。もちろんここは公式が敢えて不明瞭にしているところもあり、ミュージカルで提示されたのは脚本家が辿り着いた答えのひとつでしかありません。それでもストーリーの流れがとても美しく「そうだ、スクールアイドルってこういうものだったよ!」と原点回帰したような気になれます。中盤まで「スクールアイドル」という単語は一切使われず、ここぞというときにいきなり出てくるので、耳にした瞬間に鳥肌が立ちました。それを背負った「ゆめの羅針盤」が堪らんのだ。楽曲配信はよ。今回のストーリーに歴代のスクールアイドルが一切出てこないこと、学生が携帯電話を使っていない時代であると思われることから、μ'sより前の時代の話で「スクールアイドル」という単語が生まれた瞬間の話なのではという考察を拝見して震えました。いやいや流石に考えすぎでは? と思うも否定する材料がないのもまた事実で。このあたりの余地を残すところに構成の妙を感じます。
・2校の対立構造が美しかった。
パンフレットにも記載されていますが、2時間の中で完結しなければならないため、ひとりひとり価値観の違う仲間を集めていくのではなく、価値観の違う2校をぶつける構図を採用しています。これがまた上手いんだわ。緑の制服の椿咲花女子高校は昔ながらの伝統校。赤の理事長曰く、化石学校。悪く言えば古くさく、年々入学希望者数が少なくなっています。赤の制服の滝桜女学院は今どきの学校。緑の理事長曰く、三流学校。アイドル部をうまく宣伝に使って年々入学希望者数を増やしています。お察しの通り、緑のたぬきの理事長と赤いきつねの理事長は犬猿の仲。緑の理事長の娘の椿ルリカは赤の制服の学校所属のアイドルに憧れますが、勉学しかない自分とは遠い世界の出来事であると感じています。赤の理事長の娘の滝沢アンズはアイドル部のセンター、つまりルリカの憧れの対象ですが、押し付けられたセンターが嫌になり、勉学に励むために緑の学校に転校してしまいます。対極な2校の対極な2人がここで交わるんですね。何やかんやあって、それぞれの理事長が理事長としてではなく母親としてそれぞれの娘に接することで親子関係も両校の関係も和解。統廃合という形で、両校の良いところどりで大団円を迎えます。あぁ、美しい。強いて言えば、緑の学校を中心に展開されたため、赤の学校の深掘りが足りていない部分はあったので、そのあたりをスピンオフか何かで観たいですね。
・行動原理に説得力があった。
正直なところ、ラブライブ!シリーズのアニメは虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会を除いてラブライブを知らない人には勧め難い作品です。私自身、ラブライブの看板がなければ最後まで継続視聴できていない気がします。主な原因は「そうはならんやろ!」というトンデモ展開です。シリーズ構成の方が論理より感情を重視する旨を公言しているため、そういう作品なんだと割り切るしかありません。ただ、感情を重視するために必ず論理を犠牲にしなくてはならないかと言えばそんなことはなく、シリーズ構成の異なる虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はうまくやっていると思います。そしてこのミュージカルもかなりうまくやってくれました。例えば緑の学校の廃校危機に対していきなり「アイドル活動で入学希望者数を増やす」という解決策を提示すると、特にラブライブの文脈を知らない層から「他にも方法あるやろ!」とツッコまれそうですが、実際に入学希望者数が増えている赤の学校を対比で見せておくことで説得力が生まれます。アイドルに触れて成績ガタ落ちの椿ルリカが「勉強もアイドルも頑張る」と理事長に主張するところも、両立させている滝沢アンズの存在により、ごく自然に受け入れられています。滝沢アンズがテストでいい点を取っていると明示することなく、緑の学校に編入している事実から「ということは」と導き出している見せ方もうまいなと。滝沢アンズが母親のために2度目の転校を決めた際に椿ルリカがそれを引き止めるシーンについては、一瞬感情的に「お前引き止めるんかい!」と思わなくもありません。しかし椿ルリカが滝沢アンズの力を借りてアイドル部を何とか成功させて母の学校を救わねばならない使命を背負っているシーンのあとなので「そりゃ多少身勝手でも引き止めるか」と納得することができます。一方で「そんな簡単に何度も転校できるんかい!」というツッコミに対しては返す言葉がございません。なので冷静に考えればツッコミどころが全くないわけではないのですが、本編を観ている間はあまり気にならない範疇であり、ノリと勢いに任せるところと筋を通すところのメリハリがよく考えられているのだと思います。
・ヘイトコントロールがうまかった。
この作品の中で敵は誰かと言われたら両校の理事長なのでしょう。それぞれの事情でそれぞれの娘や学生に役割を押し付けており、その役割からの解放がテーマのひとつとなっています。最後まで嫌われ役なのかと言えばそんなことはなく、最終的にはみんな大好き愛される理事長になっていました。娘推しのタスキをかけて、ペンライトを振って、落ちサビで歌い出して、会場が大爆笑。お前らが歌うんかい!! 最終的に誰も悪者がいないハッピーエンドな優しい世界。救いしかない物語です。これは「理事長」というカバーと「母親」というペルソナをうまく使い分けているからこそ成し得ているのですね。中盤あたりから、あれ? 理事長たち、実はいい母親なのでは? と思わされます。なぜ理事長たちのアクリルスタンドがないのか! という声をいくらか観測してほっこりしました。理事長たちが強キャラであることを裏付ける抜群のパフォーマンス力はさすが大御所と感嘆するより他なく、序盤で赤の理事長が歌った瞬間、グッと作品に引き込まれました。
・舞台装置が面白かった。
入場してすぐに目に飛び込む「学校」を模した舞台装置を見て開演前からワクワクしました。上のほうに校章がついていたので「あぁ学校が変わると校章がくるりと変わる仕組みかな」と思っていたらとんでもない。校章どころか学校まるごとくるりと回転する大掛かりな舞台装置でした。緑の学校は柱を開くと本が詰まっていて図書館にもなります。回転を中間で止めれば舞台袖に。斜めで止めればストリートに。ひとつにたくさんの役割を持たせる舞台装置が大好物なので見ていて楽しかったです。
・アンサンブルのみなさんがすごかった。
メインの10人と理事長の2人以外に、アンサンブルの8人がいました。いちばん覚えることが多かったんじゃないでしょうか。あるときは緑の学校のモブ生徒。あるときは赤の学校のモブ生徒。あるときは理事長会メンバー。あるときはストリートライブをする若者。メインや理事長たちと歌って踊ることもあれば、彼女たちだけで歌って踊るシーンも多々あります。歌うまいなぁ踊りうまいなぁと感心していたら、ストリートライブでスタイルの良さまで見せつけられて度肝を抜かれました。役としてはノーネームですが、この舞台の成功は彼女たちなしには語れないと思っています。メインキャストが喋っていても彼女たちがそれぞれ人格を持ってお芝居をしていたからこそ、世界にリアリティが生まれていました。縁の下の力持ち。そんな彼女たちに注目するためだけにもう1公演観に行こうか真面目に悩みました。
・ライブパートも面白かった。
カーテンコールに相当するライブパートからペンライト解禁です。「統合校の文化祭の続き」という建て付けなので、ミュージカル本編後のオマケでありながら本編と地続きになっていて面白かったです。思っていたより曲数も多くて大満足。イメージカラーがこれまでのキャラクターのどの色とも微妙に違うために再現が難しかったので、物販でペンライト売ってほしかったです。そういえば文化祭でしれっと1年経過してしまうので、今回のキャラクターに開始時点の3年生がいないんですよね。まったく気にしていませんでした。
以上。私にとって2022年最後のラブライブイベントだったこと、ミュージカルという斬新な試みであったことから、観終わった直後は「本作が2022年で最もワクワクしたラブライブ 関連コンテンツだ……!」と思わされました(あとで冷静に考えるとAqoursも虹ヶ咲もLiella! もそれぞれワクワクしてた)。動員数は気になるところですが、評判は間違いなく良いので、再演や第2弾に繋がってくれるといいなと思います。
余談
Liella! の3rdライブと2週続けて大阪は流石にどうかと思い、ミュージカルの大阪公演は見送りました。遠くの地より応援しています。配信があれば……いや、千秋楽の配信があれば見たかったかと言われると、生の迫力を知ってしまっている故にどこか物足りないだろうし、注目したいところがカメラで抜かれるとも限らない歯痒さもありそうなので、たぶん見なかったと思います。ミュージカルはやはり生で観てナンボ。
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