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奥の逃道20250202「恵方巻きくらい好きに食わせてくれ」
みなさんこんにちは。
墓穴掘男です。
今日は4年ぶりの2月2日の節分とのこと、
なんでも天文学の類の影響で普通とは違う2月2日に行うだとかなんだとか。
まぁどうせ2月2日に節分があることを来年はすでに忘れて、また4年後になると「今年は節分が2月2日なんだな」と毎回同じように同じことを思って過ごすのだろう。
節分という行事はまさにその程度だ。
節分は福を呼ぶや邪気を祓うような行事であるはずなのだが、過去の思い出を振り返っても節分の日に何か記憶に刻まれた出来事を感じない。
一年の何もない1日のごとく、すぎていく節分に唯一いつもやっていることは恵方巻きを食うことだ。
恵方巻きという食べ物は、私は本当に敬愛している。
大ぶりの魚の刺身や具材が沢山入っていて、大きく太巻きになっているところが好感度を持てる。
恵方巻きは節分じゃなくても贅沢したい時には食べたいくらいだ。
それなのに節分の時にしか、スーパーやお寿司屋さんで買う事ができず、なんなら、食べる方向をその年その年で指定されては、喋るな、噛み切るななど、条件を指定される。
私は今日は仕方なく西南西を向いて食うが、明日になると、売れ残った恵方巻きを見つけて、家に帰ってテレビの方向を向きながら片手にスマホをいじり、恵方巻きをむしゃむしゃ噛みちぎって食う。
これが本当の幸福じゃ。
ここで一句
恵方巻き 毎日スーパー おいてくれ
それでは今日はこの辺で、
さよならまた今度ね