肉離れの定義

肉離れ

あなたは肉離れと聞いたら聞いたらどう思うか

筋肉が切れている

筋肉が痛んでいる

練習ができない

運動ができない

長く治療がかかる

など

では、『軽い肉離れ』はどうだろうか

・・・

・・・

おそらく印象はさほど変わらないだろう

では、少し筋肉が痛んでるね

これならどうだろうか?

練習できそうですか?

運動しても自分で加減できそうですか?


そもそもなんですけど

保険診療の中には必ず病名を付けなくてはいけないんですね

ですから、しっかりと説明をするとなると

筋肉が痛んでいる=筋挫傷

そもそも筋挫傷って何?ってことで

肉離れという説明になるんですけど

これって説明を詳しく時間をかけて行えば

別に肉離れって言葉を出さなくても

そのフレーズを使わなくても

通じるし、そもそもなんですけど

軽い肉離れは筋挫傷という診断名をつけるために

フレーズを自分の解釈で強弱を付けて

相手に伝えているんです

でもね

上の方に書きましたが

受けて側は

肉離れという

すごーく重いフレーズしか

頭の中には残らなくて

いつも相談にきます

『軽い肉離れって言われたんですけど、改善しますか?』

患者は改善とは言いません。治りますかって言います

まぁ、大体のケースが肉離れではなく

そもそも、別に先入観ではないが

中学校、ジュニアユースクラスで

肉離れはほとんど観たことがなく

そこまで追い込む選手も少なくなったし

その必要もない

モモカンなどは別です

なので

もし大したことない方がいらしたら

筋肉が痛んでるんですけど、これって筋肉の挫傷っていうんです

なので仕方なく大袈裟な名前つけますけど、保険診療上仕方ないことなんです。

すみませんね。

って言ってあげて下さい。

何度も言いますけど

筋肉は痛んでいることに違いはありません。

要は言い方です。


あなたは怪我をした人の怪我だけを観ていませんか?

その人のこれからのこと、その人がその自分の身体のことをどう思っているか

理解して話をしていますか?

自分はしています


ボディトランスレーターですから

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