骨盤を立てる方法
骨盤をたてる方法についてです。
上の写真のような人の事を「身体の固い人」と言いますが、この写真を見てどこが良くないか、どこを直せばいいのかを言える人は少ないと思います。
このような身体の固い人の多くは、身体を柔らかくしようと、とにかく下に下に向かって身体を引っ張ってしまいますが、このやり方では柔らかくなることはないですね。
この長座(写真の形)は骨格の構造上、骨盤は立たない形ですが、あまりにも後傾し過ぎているとこのような形になりますし、股関節、太腿にギュッと力が入って前に倒すことも難しくなってしまいますね。
ですがこちらの写真のように、ある程度骨盤を立たせることが出来れば自然と前にも倒せるようになります
ではこの形を作るために必要なことは何かというと、股関節、太腿、下っ腹の力を抜く事で骨盤が立ちやすくなるので、まずはその状態になる事が大事です。
その形というのがこれです。
あれ?と思った方もいると思います。これじゃストレッチになってないじゃん!って。
前回の[ストレッチって柔らかくなるの?]記事を思い出してください。身体を柔らかくするためには、引っ張ったり伸ばしたりすることではなく、骨盤を立てる事でしたね。
まずは股関節、太腿の力を抜きたいので手を後ろに着きます。後ろに手をついて太腿、股関節の力が抜けたら少しずつ腰を立てていく。そうする事で少しずつ骨盤が立ち上がってきます。すぐ手を離すと分かりますが、骨盤が後ろに逃げようとして太腿、股関節、お腹にグッと力が入ってしまいます。身体の固い人は常にこの状態だったと思います。ゆっくりでいいので少しずつ手を離して、余計な力が入らないように気をつけながら繰り返していると、自然と理想の形に近づいていくわけです。
ここで重要なのは手を使うということです。
ストレッチをしていると伸びている部分や、緩めている部分に意識がいってしまいますが、手がうまく使えないと身体の余計な力は抜けません。ストレッチのような動きをするときに1番重要なのはちゃんと手が使えているか。ということになります。
それとstand.fmの音声でも運動に関する考え方とか、方法の解説を始めました。のんびり配信しているので「ながら聴き」にどうぞ。↓
『身体の固い人のストレッチの誤解』
https://stand.fm/episodes/5f5eda678ef87b6c3c45c058
『オンラインフィットネス『海と泡盛とストレッチ。』
ストレッチ方法などをライブ配信(zoom)でお伝えしています。詳細は下にリンクを貼っておきますので、興味を持った方は是非のぞいてみてください。
#ボディフレックス #骨盤を立たせる #ストレッチ #身体を柔らかくする方法 #股関節緩める #手を使う