歩くスピードと寿命は関係あり。歩幅を広げるだけでは不十分・・!?
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トレーナーの島脇です。
お客様との会話の中で、こんなお話を伺うことがあります。
「60歳を超えてきた頃から、街中を歩いていると後ろから追い越されることが増えてきた」
そんな時、あなたはどんな対処法を提案しますか?
そしてそれを実践できそうですか?
歩く速さは寿命と関係性があると研究でわかっています。
そこで今回は、歩行スピードを改善して、健康寿命を伸ばすポイントをお伝えします。
寿命と筋肉の関係性
近年、寿命はとても伸びており、日本では女性が89歳、男性が83歳というデータもあります。
*厚生労働省のHPを参照
人生100年時代とも呼ばれる近年では、寿命が長くなった事による様々な懸念事項も生まれています。
その中でも今日は体の健康(健康寿命)を伸ばすためにできることを考えてみましょう。
いつまでも自分の体を動かせる状態を保つことは、長い人生を健やかにする大切な要素と言えます。
私たちが生活の中で身近にしている運動、それは歩行ではないでしょうか。
普段何気なく行っている歩行ですが、その速さと寿命には関係があることが、すでに研究でわかっています。
そしてその歩行速度は、筋量(筋力)と深く関わっており、筋肉の量が落ちてくると、歩行速度が遅くなります。そして結果的に寿命にも影響するというわけです。
筋力の測り方や目安
少し話は変わりますが、体力測定のシーンを思い出してみてください。
握力を測った記憶はありませんか?
私自身も経験がありますが、当時はこんな疑問を持っていました。
「なんで握力だけ測るの・・?」
その理由は、握力を測定することで全身の筋力がおおよそ分かるからなのです。
全身の筋肉が多い人は手先の筋力(握力)も増えます。
つまり、握力の低下が著しいほど、筋力が少なくなっている指標になります。
自分の筋力がどれほどなのか?その指標として握力を測定してみるのもいいでしょう。
もしくは、施設によっては全身の筋量を測れる機械もありますので、活用すると良いかと思います。
歩行スピードを上げる秘訣
さて、ここからは実践編です。
「最近歩くスピードが遅くなってきたなぁ・・」
そう思っている方には歩行スピードを上げるために筋肉をつけるエクササイズをお勧めしています。
歩行スピードの低下は、特に股関節周辺の筋力低下から起こります。
なので股関節を動かす種目を実施しましょう。
ここまでお話しすると、予想した方もいるのではないでしょうか?
そうです、トライするのはスクワット!
しかもスクワットひとつだけでOKです!
私の父親も80歳を超えていますが、習慣にしてもらうようにしたところ、スクワットのみでも随分と歩く姿や速さが変わりました。
詳しいやり方はこちらの記事でも紹介しています。
ぜひご覧ください。
(動画)
トレーニングにプラスして、栄養の面ではアミノ酸を積極的に取ることが効果的です。
サプリなども上手に使いながら、タンパク質や食事全体のバランスなどもこの機会に見直してみるのも良いでしょう。
まとめ
・歩行速度が落ちるのは、特に股関節周りの筋力低下が原因
・トレーニングはスクワットのみで効果あり
・合わせて栄養面も見直せるとGOOD
<関連動画>
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*練習会は、島脇による講義形式で行われるものではありません。整体(体にまつわる様々な事柄)を研究していく時間として、ご参加の方が自主的に技術練習をする場の提供をサポートしております。
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BODY DIRECTOR所属トレーナー 木村美穂
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