お酢の効果三選!ダイエット、アルコール分解、高血圧対策に。
おはようございます、こんにちは、こんばんは。
トレーナーの島脇です。
突然ですが
お酢の効果はご存知ですか?
お酢、ご自宅の食卓にある方も少なくないと思います。
お酢の取り入れ方は、酢の物や酢飯、ドレッシングなど色々なタイプがありますよね。
最近ではコンビニでも黒酢ドリンクなどが買える時代になりました。
私は親からも「お酢は体にいい」と教わってきた世代で、疲れが取れたり体が柔らかくなるからという理由でよく食事にも使われていました。
ただ改めて「お酢は体を柔らかくするのか」について考えたとき、その答えは「体を柔らかくする可能性もある」程度だと考えています。
お酢に含まれるクエン酸が疲労を除去することに役立つため、筋肉の質をよくすることに繋がりますから、摂取と同時にストレッチなどを併用することであり得るかもしれませんね。
お酢がすごい
さて、医学の父と呼ばれるヒポクラテス曰く、お酢は風邪などの治療薬としても活用されていたと言われています。
お酢を摂取することで
など、体の健康に関わる様々な効果が期待できそうです。
お酢って?
そもそもお酢とは、炭水化物や糖質に酢酸菌を加えることで作られています。
日本では多くのものが米から作られた米酢です。
昨今、はちみつから作られているお酢も登場していると聞きます。
海外のものではワインビネガー、バルサミコ酢などもよく耳にしますよね。
では、それらお酢を摂取することで具体的にはどんな効果があるのでしょうか。
ミツカンのデータが参考になりそうです。
10年以上前の研究にはなりますが
<対象>
25歳〜60歳の肥満気味の男女175人
<検証内容>
1日当たりのお酢摂取量を
・15mmグループ
・30mmグループ
・プラセボグループ
に分けて数値の変化を比較
<結果>
皮下脂肪、内臓脂肪ともに30mmグループで最も燃焼が多かった
15mmよりもより効果が出ているという結果に。
ただ、大量に飲めばその分燃焼するのか?と聞かれるとNOです。
1日30mmが限度でしょう。
飲むときは原液ではなく、5倍くらいに薄めて飲むようにしたり、料理に入れて摂取するのがおすすめです。
また、脂肪が燃えると言っても「飲めば脂肪(体重)が5kg落ちる!」ということはないので気をつけましょう。
減量の基本は栄養と運動のバランスです。
アルコールは通常肝臓で分解されて尿や汗として排出されます。
お酢の中に含まれる酢酸菌がアルコールに反応し、胃腸の中にあるアルコール分解を手伝ってくれます。
胃腸の段階で分解プロセスに関与するので、肝臓の負担を減らす効果としても期待できます。
お酒を飲むときは、クエン酸成分を摂るようにしたり、お酢成分のドリンクや食べ物を意識的に取り入れるとよさそうです。
個人の経験から、飲みすぎてしまった翌日でも、摂取することで排出スピードが上がる感覚があります。
飲酒後のアルコール濃度の推移を比較した研究もあります。
<内容>
同じ内容の食事をした2時間後に、酢酸菌カプセルを摂取した場合としない場合とで呼気に含まれるアルコール数値の推移を観察。
30分、60分、120分、180分ごとに測定した。
<結果>
酢酸菌カプセルを摂取した方がアルコール分解が早かった。
この実験では、酢酸菌のサプリメントを摂取したということがポイントです。
食品の場合、製造過程の関係で酢酸菌はほとんど残っていないと言われています。サプリメント以外で摂取を検討する場合は、黒酢や濁り酢の方が酢酸菌の含有量が多いとの情報があるので、参考にしてみてください。
お酢を摂ることでアンデオテンシン変換酵素という、血管を収縮させるときに関係する成分の生理活性を抑えることができます。
そのため、高血圧の予防や改善にも一定の効果が得られる可能性があります。
ですがかなり個人差がある点と、治療として行う場合は主治医に相談することをかかさずに摂取するようにしましょう。
お酢を毎日飲むと面倒になってきて原液で飲んだりしがちですが、そうすると胃が痛くなったりするので注意が必要です!
とはいえ手軽に始められる方法でもありますので、気になる方は少しずつトライして様子をみるのも良いでしょう。
<関連動画>
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記事の編集
BODY DIRECTOR所属トレーナー 木村美穂
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