何をするにも基礎となるのは『感じること』から
僕はピラティスでもバレエでも、レッスンを行うときはいつも、どこか体の一部を大きく意識してもらう『イメージ部位』をテーマとするのですが、その「感じるべき部位」のセレクションの意外性に、いつも好評をいただいております。
今日は【小顔KOGAOピラティス】を行ったのですが、本日のイメージ部位はなんと「のどちんこ」でした。
皆さんは「のどちんこ」がどこにあって、自分がどのように動かしているか、意識することはできますか?
体作りの基礎は、まず「知ること」そして「感じること」。それから「動かすこと」を考えるのが正しい順序だと思います。
少し強い言い方をしてしまうと「分かってないのに動かしても、あまり意味はない」という感じになりますね。
人は思った以上に「感じやすい部分と、感じにくい部分」をいっぱい持っています。
けれども、その「感じやすい部分」でさえ、感じようとしなければ感じず。そして長い暮らしの中で、気付けば「あったことすら忘れている」という状態に落ちていきます。
新しい靴を履いたときに、フィットするか違和感を感じるか気にしていたのに、しばらくしたら靴を履いている「足」のことすら忘れている。そんな感じです。
その「そう言えば忘れていた」という感じは、実はなかなか怖いもので、放っておけばどんどん広がっていき、そのうち全身に及んで「自分の体って、何だったけなぁ〜?」みたいに、存在する意味すら忘れてしまうかもしれません。
そんな「忘れた頃には完全に忘れ去ってしまった体」にならないように、日々「感じること」はトレーニングに取り入れた方が良いと思いますよぉ〜。
あなたの「のどちんこ」は、今頃どこで何をしているのでしょうね?
to be continued...