『腓骨』にありがとうを言っとこう
今日のスポットライトは『腓骨』
パッと聞いて、この骨はどこの骨だかご存じですか?
膝下から足首までの間には2本の骨があって、脛(すね)の前面をコンコンと叩けるのが、ベンケイの泣き所の『脛骨』。裏側でふくらはぎに埋もれているのが『腓骨』です。
今回お話するこの『腓骨』さんは、人によってはその存在にすら気付いていないかもしれない。知っていても「何をするための骨?」とも言い兼ねない。
『腓骨』さんの働きを改めて讃えてみて、敬意を持って「いつもありがとう」と言うための物語です。
『人(ひと)』という字を考える
突然ですが、漢字の「人」という字を改めて考えてみましょう。
僕の知る限りでは、「2人の人が支え合っている姿」からこの字は成り立っているそうです。
画面上の文字表記では、なんだかいい感じに平等に支え合っているように見えますが、手書きだと左の人の方が長く書きますよね?
その場合「どちらがどちらを支えている」ように見えますか?
僕には「もたれかかっている左の人を、右の人が必死で支えている」ように見えます。
その長く太く偉そうにしているのが『脛骨』で、それを一生懸命に下から支えているのが『腓骨』に当たります。
『脛骨』は膝下で全体重を支えながら、大変な仕事をしているだろうと思いますが、そこには『腓骨』という心強い「後ろ盾」があってのことだと、改めて感じてみて下さい。
縁の下の『腓骨』さん
さあて、こちらが『腓骨』さんがお住まいの場所です。
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