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アスレチックトレーナーへの道 参考までに

以前の記事でアスレチックトレーナー学部は修士課程に移行されると書きました。

つまり、

「今後は大学院までいかないと国家資格が取れない」

というわけですが。

自分としてはアスレチックトレーナーの社会的な地位が上がるいい機会なのかなとも思っていますし、将来的にはより高度な知識を持ったアスレチックトレーナーが増えるということになると思います。

しかし、留学生にとってはハードルが上がるということも確かです。

自分の留学は金銭的にギリギリの状態でやっていましたので、留学当時にこの制度になっていたらアスレチックトレーナーになれていなかったかもしれません。

以下にひとつのパターンとして日本で大学を卒業してから留学するのがいい理由を書いてみます。

今、この記事を読んでくれている方で将来アスレチックトレーナーになりたいという方の参考になればと思います。


【日本の大学を卒業してから留学する】

自分がアメリカで出会った日本人アスレチックトレーナー留学生はこのパターンの方も多くいました。(優秀な方多数です!)

そして、自分はこのパターンってすごくいいと思います。

理由①:スポーツ系大学であれば解剖学などの基本知識を学んでいる。

第二言語で身体の勉強をするのは結構ハードルが高いです。基本知識を知っている・理解しているということは学習効率を上げてくれるはずです。また、大学院に入学する際ににもアスレチックトレーナー学部に入学する為の必修科目があるはずなのでスポーツ大学を卒業していれば、これらの単位移行も可能になります。


理由②:将来、日本での活躍も考えているならばアルバイトなどで社会経験を積める。(海外では母国と比べると活動に制限がかかりやすいです。)

20代前半っていろいろと経験する時期じゃないですか。笑 この時期をどう過ごすか・誰と過ごすかってとても大切だと思います。留学もいいけど、日本でこの時期に経験できることをするのもいいと思います。あまりにもアメリカナイズされてしまっていて、日本の仕事スタイルに合わないなんてこともありえますからね。両方をある程度体験する為にも大学は日本で卒業するのは悪くないと思います。


理由③:年齢を重ねてからの留学は必死さが違う。笑

ここが一番大切ですよね!もちろん例外もありますが、傾向としては20代後半の留学生はちょっと違う空気感がありますよ。海外ではいろいろと乗り越えないといけない壁もありますので、そんな時には強い精神力が必要です。なんで留学したのか明確にする為にも少しのリスクを背負った方がいいのかもしれません。


理由④:早いうちに海外留学を意識していると英語勉強に時間を費やせる。

これはあとからでもどうにでもなりますが、自分は英語学習の上である一定時間以上の机上の勉強は大切だと思っています。そして、これは現地にいなくてもできます。


アスレチックトレーナーはヘルスケアープロバイダーです。

高度な知識とコミュニケーション能力が必要ですので、焦らずにいろんな勉強や経験をするのも悪くないと思います。

もう少し共有できそうなことがあるので続きは次回で。

ではでは。





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