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〜訪問看護師として想う日々のあれこれ。訪問看護師たねあかし〜

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長年、訪問看護師として働いてきた、私自身の仕事観、考え方、私を支えるものなどの話です。
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2019年11月の記事一覧

ドラえもんにお願いして、タイムマシンで過去に戻ったとしたならば。

「チャレンジすべきか、あきらめるべきか、それが問題だ。」 以前からチャレンジしたいと思っていたが、 今回、私はずいぶん迷った。 やらない言い訳・できない理由がいくつでも浮かんでくる。 出願準備が大変だから。 試験勉強をする暇が無いから。 仕事が忙しいから。 家庭のことや子どものことで大変だから。 疲れているから。 会社に許可を取らないといけないから。 仕事との両立は大変だから。 挙げるときりがない。 「だから、あきらめよう。」と自分で自分に言い訳を探した。 だけど、私は受

1杯のコーヒーのような、看護。

今回の退院時カンファレンスは2時間に及んだ。 私はカンファレンスの後、病室で待つYさんにご挨拶をし 「それでは、次はご自宅でお会いしましょうね。今日はありがとうございました。」と病室を後にした。 病院玄関を出た頃には、すっかり日が落ちていた。 自宅退院をされ訪問看護を希望される方の支援として、入院中に病院に伺い、退院に向けてのカンファレンスを行うことがある。 病院の主治医・病棟看護師・理学療法士・ケースワーカー、ケアマネジャー、訪問看護ステーションスタッフ、訪問診療の医

昨夜は綺麗な三日月だった。

ここのところ、台風や雨、多忙の為の私自身のゆとりの無さも手伝って、夜空を見上げる機会がなかった。 昨夜、夜に外出したこともあり、久しぶりに夜空を見上げた。 雲のないひんやりとした夜空に、綺麗な三日月が浮かんでいた。 それからしばらくして、スタッフからMさんの訃報が届いた。 私が、夜空を見上げていたちょうどその頃、Mさんは旅立たれたそうだ。 ・・・ 私はサテライト看護部門開設準備のため、途中でMさんの担当を外れることになってしまったが、その後もずっと気になっていた方だっ