まか@訪問看護
訪問看護師ではなく、私として・母として・妻として・親にとっての子どもとして・人としての話。
長年、訪問看護師として働いてきた、私自身の仕事観、考え方、私を支えるものなどの話です。
訪問看護歴20年あまり。訪問先での出来事、思い出、学び。訪問看護いまむかし。
公園の朝はまだまだ寒いけど 春の気配。 カワヅサクラ🌸
『二十歳の集い』の朝は早い。 早朝、着付けのサロンまで娘を送り届け、ようやく一息。 コーヒーを飲みながら急に思い出した。 2年前、娘が私にくれた手紙。。 当時娘は高校3年生。18歳。 獣医学科への進学を決め、もうすぐ卒業式という頃。 『春が来ました・・』で始まる手紙。 思い返せば、 仕事も3人の子育ても、決して楽しい事ばかりではなかった。 「小さいこどもを保育園に預けてかわいそう。」心無い言葉も浴びた。 「もしかしたら自分のわがままで、子どもに負担をかけているのでは」と
次男:「ヘイ、マザー。あのさあ・・。」 私:(マ、、マザー? Mother?! 心の声) つい先日まで、私の事を 「おかあさん」 と呼んでいた次男坊が、 急に「マザー」と呼び始めた。 世の中には母親の呼び方はいろいろある。 「ママ」「かあちゃん」「おかあさん」「おふくろ」「母」「名前で呼ぶ」 「ババア」「くそババア」はまだまし。 「ねえ」「あのさー」「ちょっと」とか。。 次男も思春期を迎え、いつ 「ババア」 と言ってくるか、ちょっとわくわく~♪ しながら待っていたのだが
当社の訪問看護ステーションは、毎年、看護学科の学生さんが在宅看護実習に来られているご縁があり、今回大学より講師依頼をいただいた。 先日、「在宅看護方法論」の外部講師として1コマ講義を担当させていただいた。 コロナ禍が始まってからの数年間、看護学生さんは以前と同様の臨床実習の機会を持つことや、在宅看護の実習場所の確保が難しい状況が続いてきた。 コロナによって、十分な経験を積むことができないまま国家資格を得る。 そして、看護師として現場に出ていくことへの不安や心配はぬぐえないだ
訪問看護で必ず確認すること。 ステーションから利用者さんのお宅までの「距離」だ。 新規利用の相談も「すみません、遠方なので対象範囲外です。」 日々の訪問でも「わぁ、遠いですね・・」 なんて発言が、事務所内でチラチラ飛び交う。 遠い=大変? もちろん、訪問の効率や生産性を考慮すると、移動距離は短く・件数は多く。 移動距離が少ない方がスタッフの負担も少ない。 その分利用者さんのお宅でエネルギーを使ってほしい。 訪問看護での訪問先の「遠い」事情はさておき、最近、私の中で「遠い
先日、3年と9ヶ月、一緒に働いてきたスタッフの最後の出勤日だった。 彼女はひと呼吸おいてから、 「私はこの会社に入社する前は、しばらく看護の世界から遠ざかっていました。ここに入社して訪問看護を始めた事は、私の人生にとっての大きな転機でした。 『利用者さんの側で近く寄り添える訪問看護って素晴らしい』 と思うことができました。 私はこれからも、もっと訪問看護を学びたいと思います。 ここを出て、違う場所でもっと色々なことを経験し学びたいと思います。 来月から〇〇で訪問看護師として
20歳になった娘は、初めて友人宅で家呑みをし、昨夜は夜遅く帰宅した。 2年前、コロナ禍の中の大学受験。 1年前、オンライン授業がメインの大学生活。サークルはほとんど活動なし。 飲み会も、打ち上げも、サークル活動もほぼ無縁の1年だった。 2年生になって、ようやく対面授業に切り替わった。 口頭試問が終わったら、友人たちと「夕飯を一緒に食べよう」ということになったらしい。 「お母さん、私、20歳になったから、アルコール飲んでも良いんだよね?」 娘が出かける前に言った言葉は
早朝、桜のアーチをくぐる。 春ですね🌸
朝7時半。 ウォーキングに訪れた公園の緑が濃い。 木立からは、今日の暑さを予告する蝉の声。 汗がにじむ。 音楽を聴きながら木陰のベンチで涼むおじさまの側を通る 燃えろ~ いいオンナ~ 燃えろ~ ナ・ツ・コ~ 久しぶりに聴いた夏の名曲♪ 今日も良い1日を😆
6月から訪問看護ステーションの管理者になった。 風が私のところに吹いてきたので、その風を捉えて乗った。 当社はサテライト事務所も含め、看護師・リハビリの訪問スタッフは100人を超える。 今まで副管理者としてサポートしてきたけれど、管理者となると話が違う。 お受けするにあたり、いろいろ考え悩みもし、責任に対する重圧や不安もある。 実際、正式に引き継いだ6月からはいろいろなことが一気に押し寄せて来た。 管理者の役割とは、リーダーの役割とは何? 訪問看護の勤務が長いせいで、今
先日、職場のスタッフがテレビ局の取材を受けた際、私も少し参加させていただく機会があった。 職種は違えど彼女とは入職以来の知り合いで、職場でたまに顔を合わせるとどちらからともなく声を掛け合うような関係だ。 年齢が違うのでプライベートで一緒に過ごすことはないが、彼女の過去の経歴と活躍は折に触れ耳にしていた。 モデル、バックパッカー・・・トライアスロンの選手。 そして訪問リハビリスタッフとして、「元気」を利用者さんに届けている。 「どうして始めようと思ったのですか?」 インタビ
目覚ましに起こされずに起きた コロナ禍になって2度目のゴールデンウイークの朝。 家族はまだ眠っている。 ウオーキングに出かける。 音楽は聴かない 携帯は持たない 1人で歩く。 生まれたての緑色をした公園の木々 子どもたちがお気に入りだった滑り台は新しくなった 鳥たちの声 グランドには朝の陽ざしに映える野球少年のユニフォームの白。 公園を抜け アカツメクサの草むらを横目にまっすぐ進み 海沿いの遊歩道に出る。 空気の匂いが変わる。 右手のCOLUMBIA号の赤の煙突は相変
最近、 ヤフオクから「おすすめアイテム」メールがくるけれど、なぜか必ず 「トラクターやコンバイン」 なんで? 私、検索した?😅
「お母さん、私、覚悟できたよ。」 娘の答えは、即答だった。 そして、その言葉は明快で迷いがなかった。 いや、むしろ覚悟ができていないのは、私の方だった。 しない方がいい理由。 選ばないことでの利点。 安全安心な道を歩いて欲しい。 そんなことばかり、思いつく限り探していた。 「とてもいい考えだけれど、大丈夫だろうか。」 「もう少し、良く考えた方が良いのでは。」 「チャレンジも必要だけど、確実なところを目指した方が安全では…。」 ー心配だからー ー幸せになってほしいからー
訪問看護は卒業したけれど、桜の季節になると思い出す、KちゃんとKちゃんママの事。桜に誘われて久しぶりに連絡した。 「私も連絡しようと思ってた」とKちゃんママ。 5回目の桜の季節になりましたね🌸 3回目のさくら #note https://note.com/bochibochimaka/n/n385db26a6246