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〜訪問看護師として想う日々のあれこれ。訪問看護師たねあかし〜

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長年、訪問看護師として働いてきた、私自身の仕事観、考え方、私を支えるものなどの話です。
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2019年1月の記事一覧

訪問看護師が足りない。

先日、行政の福祉課と市内の訪問看護ステーションの意見交換会で、「訪問看護師の量的拡大」について、それぞれの訪問看護ステーションさんの実情を伺う機会があった。 要するに 「おたくの事業所は、訪問看護師が足りてますか?」 「訪問看護の広報や事業所の案内、看護師の募集はどうしていますか?」 という事だ。 市内ステーション15ヵ所ほどの管理者クラスの、私よりも人生の先輩の方々が勢揃いの中、各ステーションの実情は3つぐらいのパターンに分かれた。 ○チラシ等で募集しても訪問看

在宅看護実習

今年度も看護学生が在宅看護実習に来ています。 当社では、毎年20名ほどの学生さんを受け入れていて、2、3名のグループで、5日間の実習を行います。 訪問看護ステーションでの実習以外にも、病院での「退院支援」実習もあるとのこと。 ・・・・・・・・・・・・・・ むかしむかし、私が看護学生の頃はまだ、在宅看護実習はありませんでした。 私は、「訪問看護がやりたい!」という一心で病棟勤務を経験した後、この世界に飛び込みましたので、今の学生さんは、学生時代に在宅看護を学問として学び

これからのひと

私が結婚後、夫の転勤の為に名古屋へ転居し、新しい職場で訪問看護師として勤務をしていた頃の話です。 ある日、私より随分年上の介護士のTさんがほほ笑みながら、 「あなたを見ていると、 『これからのひと』 だなあって思うわ!楽しみねえ。」 浮かない顔の私に向かってそう言われました。 初めての妊娠がわかり、うれしさよりは「これから訪問看護の仕事をどうしよう。仕事を続けられるのか。」 という不安ばかりで、慣れない体調にも四苦八苦しながら仕事をしていた時、Tさんが私にかけて