ヨシタケさんの思考を覗く
夏休みも終わりに近づいた週末に、「ヨシタケシンスケ展かもしれない」へ行ってきました。
涼しいはずの会場は、たくさんの来場者で熱気むんむん。
いろんなところで出会うヨシタケシンスケさんのイラスト。きっと絵本で出会った人が多いのではないでしょうか。
我が家の子どもたちは年齢的にニアミスで、実は絵本は持っていなかったです。ただ、多分学校で読んだりして子どもたちは馴染がありましたし、わたしは本や雑誌の挿絵などで好きだなぁとファンになっていた感じです。
前置きはさておき、展示は予想以上にボリュームがありました!
作品も多数あるのはそうなのですが、とにかくヨシタケさんのアイデアの豊富さに圧倒されました。
メモの数を数えてみたら、縦は28列ありました。横は数えるのを止めました(笑)。展示以外にも勿論たくさんあって、そして今も増え続けているに違いないです。こんなにも「これメモしたい」って思うのもすごいし、実際に手を動かしているのもすごい。
ヨシタケさんの気持ちが動いたことを、絵や文字にかきとめたメモたち。
メモとは別にアイデアを沢山書き散らしたスケッチや、アイデアの源泉になったんだろうな…という私物も沢山展示されていて、ヨシタケさんの頭の中でシナプスを辿るような展示でした。
お客さんはやはりというか、お子さん連れが多かったですが、大人だけで来ている人も多かったし、みんなそれぞれ楽しそうに回っていたのが印象的でした。
最近『ゼロ秒思考』でメモを書いている身としては、別の形式ながら膨大なメモを見て、やっぱメモってすごい、頭の中をアウトプットするって大事だなぁと感じました。
もう一つはユーモアの偉大さ!
面白いと大体なんでも上手くいく気がします。ヨシタケさんの本が世界各国の言葉に翻訳されていたけれど、面白いことは世界共通なんですね。
今日はこの辺で。それではまた。