6秒後の世界
ミスをした人に対して、怒りや感情に任せて相手を叱責することは、良い結果を生みません。怒りによる叱責は、相手を傷つけたり、コミュニケーションを悪化させることになります。また、感情的になると、問題解決や改善に集中することが難しくなるのです。
注意する側が、怒りや感情によって相手を叱責することも、一種のミスと言えるということです。
例えば、私が仕事でミスをしたとします。(ミス1)
その際、相手が感情的な反応で叱責を行う。(ミス1)
このようなケースでは、私と相手の双方にミスがあることになり、事実上同じ条件となります。(イーブン)
叱責の仕方によっては、訴訟では負ける可能性が高くなりますね。
注意をされている時に、こんなことを考える、私の性格が悪いという話ではありません(笑
人は皆、ミスを犯すことや感情的になることがあります。
しかし、怒りが感情のままに暴れ回り、判断や行動に悪影響を及ぼすのを避ける方法もあります。
その方法の一つが、「6秒ルール」と呼ばれるものです。
自分を一時停止させます。そして、1、2、3、4、5、6と数えるだけです。
6秒は短い時間ですが、怒りや感情が高まっている時には比較的長く感じます。
この間隔は、感情の制御や冷静な思考を再構築するのに十分な時間であり、怒りを鎮めるために有効な手段とされています。
6秒で世界は変わるのです。
上を向いて数えると、より効果的ですよ。
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