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ポール・マッカトニーが撮った写真の展示会に行ってきました。め~~~ちゃめちゃ良かった。行った方がいいです。 ポール・マッカトニー、めちゃくちゃ写真が上手い! 写真術90ある。 何がいいって、カメラに写された名も無い人々が皆笑顔なんですよね。そりゃ天下のビートルズのポール・マッカトニーにカメラ向けられてほほえまない人はいないですよね。 名も無い人々から無償の笑顔を向けられる、こんな写真撮れる人なかなかいないと思うんですよ。めちゃくちゃ良いなと思いました。 も
東京の国立新美術館で開催されているCLAMP展に行きました。「へ〜! 日付も時間も指定ないんだ」と思ってチケットを取ったら案の定混みまくってて笑いました。いや笑い事じゃねえんだわ! こちとら関西からの遠征なんだぞ! 当日移動から前乗りに変更して事なきを得ました。いい加減にしてくれ。 やっぱり原稿はアナログにかぎるぜ! 迫力が違いますよね、生原稿は。修正がめちゃくちゃ少ない。 友人が「旧版の『カードキャプターさくら』は他CLAMP作品とは作風が違うんだよ!」と熱弁して
森川智之のヒエラティックテキストの読み上げ(エコー付き)を聞けるのはライデン国立古代博物館所蔵所蔵 古代エジプト展だけ! 何だこの白いの? って覗き込んだらミイラを包んだ布の塊でびっくりしました。直にミイラを見せられるより色々想像してしまうので不気味でした。良かったです。 昔ドキュメンタリーで見た「ハワード・カーターがせっかく綺麗に発見できたミイラをナイフでずたずたにした」という話がずっと心に残ってたので最新技術でぎたぎたにせずに中身を調べられる世の中になって良かっ
代休があったので11/24に休みをとって大阪市立美術館で開催されていた『メトロポリタン美術館展』へ行きました。平日だったにもかかわらず結構混んでました。今現在アメリカのメトロポリタン美術館の方が改装工事中で、そのため絵を持ってこられたそうで。ありがとう改装工事。「改装工事が終わったらメトロポリタン美術館にも来てね!」とのことでした。なかなかハードルが高いですが、いつかは行ってみたいですね。 今回いいなと思った絵はモネの〈木馬に乗るジャン・モネ〉とシスレーの〈ヴィルヌーヴ
2021年って『古代エジプト展』が2つ行われてる稀有な年ですね。世はまさに古代エジプトブーム! 「『古代エジプト展』どうだった?」と聞かれたら「『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』の解像度が上がった」と答える。まず『遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS』を見てください。話はそれからです。 これまでエジプト神話ってぼんやりとしか知らなかったんですが、大変面白かったです。死んだ後にも試練があって、死者の書(
私は『ロンドン・ナショナル・ギャラリー展』に行ったはずなんですが、結果『ゴッホとゴーギャン展』でした。嘘じゃないです信じてください。 最初の方は肖像画が流行ってたんですよ作品はこれです。卒業旅行でヴェネツィアに行って絵を買って帰るのがはやったんですよ作品はこれです。みたいな感じで、成り立ちごとに作品が別れていてなるほどなと思ってたんです。 これが印象派ゾーンを通り抜け、最後に飾られていたゴッホの〈ひまわり〉の部屋に入ると一変。壁一面〈ひまわり〉の話ばかり。さっきまで
二年に1回くらいのペースで開かれてるんじゃないかゴッホ展。推し画家だからうれしいけどね。 ゴッホが弟のテオや友人に宛てた手紙を元に、手紙中でふれられている絵や画家たちの絵が展示されていた。『ゴッホの手紙』という上中下巻の本があるので、それを読んでから見るとなお楽しいかと思う。 『ゴッホの手紙』の上中巻は読んでいたのだが、出てくる名前にはあまり関心がなかった。そのため手紙の中に出てくる作品が実際に見られるということに驚いた。こういった切り口の展示は新鮮だった。フィンセントと
ジャンプ時代の原画やカラー絵の展示だった。入口ではOVER SOULが流れ、中盤では恐山ル・ヴォワールが流れるとても懐かしい仕様だった。原画はホワイトでの修正が多かった。あまり線に迷いのない印象だったので、とても意外だった。 ファンに恐山ル・ヴォワールの曲を作ってもらえて本当に嬉しかったんだろうなとしみじみ思った。思って帰ってから動画を確認したら、初音ミクの原曲が2010年、話題になった林原めぐみの歌が2011年でひっくり返った。もうそんなに前なのか…。 ジャンプ展に行っ
カラヴァッジョの素行の悪さを中心に、同業者やパトロンなど時代時代で彼を取り巻く人物の解説がはいる。カラヴァッジョがとんでもないやつであったこと、とても影響力のある人であったことがよくわかってよかった。カラヴァッジョのことはほぼ知らずに行ったが、とても面白かった。 イタリア側の手続きの都合で2枚来ていない絵があった。唯一よく知っていた〈ホロフェルネスの首を斬るユディト〉がなくて残念だった。しっかりしてくれ、イタリア。 それにしても、グッズが尖っていた。売れるのだろうか
開催されたのは2016〜2017年なのだが、今まで見てきた中で一番好きな美術展だった。ゴッホとゴーギャンの関係に焦点を置いた展示がされていた。 美術展の最後に、ゴーギャンの描いた〈肘掛け椅子のひまわり〉という作品が展示されていた。ひじかけ椅子とひまわりというゴッホを思わせる被写体だが、窓の外の風景はアルルではなくタヒチだ。世俗を避けタヒチまで行きついたゴーギャンは一体どんな気持ちでこの絵を描いたのだろう。と、会場で泣いてしまった。それくらい、展示の妙があった。 ゴッホを小
ミュシャに影響された人たちの絵の展示もあるというのがめずらく、むしろそっちを主として展示してほしかった。 ミュシャの絵はいつものといった感じのラインナップだった。「崖に咲くヒース」と「浜辺のアザミ」が良かった。ポストカード買っときゃよかった。あったのかは知らないが。