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もりみつ
2024年1月21日 01:37
前から読み続けてくださっている方も初めて目に留めてくださった方も頁を開いてくださりありがとうございます。お時間の許す時に読んでみていただけると幸いです。「待て!」 部屋の奥の方から太く明瞭な声が響いた。部屋の中と外で音が完全に遮断されていたわけではなかったらしい。それに反応し、庵はすぐさま動きを止める。しかし、率先して庵に続こうとしていた真光は咄嗟に自分の勢いを制止できず、顔
2024年1月13日 20:18
以前より読んでくださっている方も、今初めて目に留めてくださった方も、ありがとうございます。大幅に修正を入れているところですが、できるだけ自然に伝わるように直していきたいと思っています。 拙い文章ですが、読んで何かを感じていただけると幸いです。 やや強い風を真正面から受けながら、それを切り裂くように真っ直ぐに進み続ける。清春たちを乗せた杏と紡の飛ぶ空に行く手を遮るものは何もな
2024年1月7日 09:40
以前から読んでくださっている方も、初めて目に留めてくださった方も、ありがとうございます。少しずつ見直しながら書き直している途中ですが、読んでみていただけると嬉しいです。そして拙い文章からでも何かを受け取っていただけると幸いです。 水を打ったように静かな廊下を歩き続けた先に辿り着いた部屋の前で菊之介は立ち止まった。閉じられた障子戸は先程の部屋のものよりもひと回り大きい。菊之介は一定の
2024年1月7日 01:48
続けて読んでくださっている方も、偶然目に留めてくださった方もありがとうございます。pixivに載せているものを遂行し直しながら掲載していっておりますが、この辺りから大幅に修正が入ってきます。形を整え順に掲載し直していきたいと思っておりますので、pixivの内容、小説家になろうの内容に矛盾ができてしまうことをご容赦ください。尚、現時点ではこちらが最新の修正版となります。 少しでも心に残る言
2024年1月5日 00:42
続けて読んでくださっている方も、初めて目に留めてくださった方もありがとうございます。ここから第1章となります。もしよろしければ読んでいただけると幸いです。 桜吹雪の中で、己の学んできた精一杯を込めて、竹刀を振るう。 精神を集中させ、相手との間合いを詰めた刹那、両手に力を込め横に薙ぐ。 ――――――躱される。 翻された瓶覗の着物の袖を掠めることさえなかった。空を斬った竹刀の軌跡では舞い