原因不明のぴくつきと向き合う
こんにちは!お盆休みはいかがお過ごしでしょうか?
私は人混みが苦手なので、ほぼずっとお家にいます。籠城生活です(/・ω・)/
はじめに
今回は私が一昨年の秋ごろ、派遣会社で働いていた時に起こった体の不調について、それから今も完治していない部分とどう向き合いながら過ごしているのか、ということについてお話しさせてください。
原因不明の症状について
平日の朝のことでした。
これまでにも「今日一日を何事もなく乗り越えられるか」という不安から、泣きながら職場に行くことはありましたが、今回は過呼吸になり、それとほぼ同時に体に異変が起こるようになってしまいました。
その異変というのが、体にぴくつきが出るようになりました。
体にぴくつき・・・?と思われる方がほとんどだと思います。
とにかくしゃっくりみたいに体がぴくぴく動き、止まらなくなってしまったのです。
1人ではどうすることもできず、親に頼んで病院に連れて行ってもらいました。
とりあえず、いつものかかりつけ医のところへ行き、すぐに紹介状を書いてもらうことになりました。
その足で大きな病院に行き、脳神経内科で精密検査を受けました。
血液検査中も体が震え、ぴくつきも止められないので、不安で泣きそうになりながら受けました。
その時に対応してくれた看護師さんは、注射が怖くて震えているのだと思ってくれて、「大丈夫!大丈夫だよ!」と励ましてくれたのを覚えています。
それから、人生で初めてのMRIは本当に怖かったです。
狭くて、大きな音がして、不安で不安で子供のように泣き、何度も「動かないでください」と注意を受けました。
恐らくその時点で精神的に限界を超えていたから、大げさに不安を感じてしまったんじゃないだろうかと、今では少し思います。
他にも脳波検査などをして、いろいろ調べてもらいましたが、最終的に出た診断結果に異常は見られませんでした。
「おそらく精神的なところからくるものだろう」とひどくあいまいな返答をもらって、(いっそ何か異常が見つかってくれたほうが少し安心できたのに)とさえ思ってしまいました。
その後、私は心療内科を受診することにしましたが、そこでまず言われたことは「初めて見る症状」だと言われました。
このまま一生治らないんじゃないかととても不安に駆られ、途方に暮れました。
ですが心療内科の先生が言うには
脳に異常が見られなかったということは、おそらく精神的なところによるものだということ
不安や焦りなどの感情を抱く前に、脳ではなく神経が先に反応することによって体にぴくつきが出ているのではないか、ということ
先に神経が反応してしまうから、脳はぴくつきからくる不安や焦りなどの感情も重なって、より強い感情に襲われるから、過呼吸や聴覚過敏などの複数の症状も併発しているのではないか、ということ
もしくは症状が出る前に自発的に何かしたことが関係しているのでは?ということ
どれも推測の範囲内ではありますが、私は納得できる内容でした。
最後の「症状が出る前に自発的に何かしたこと」として思い浮かぶのは、PMSで悩んでいたので産婦人科でピルを服用し始めて1~2か月しか経っていなかったことと、3~4か月前に受けた3回目のコロナワクチンくらいでした。
脳神経内科でもそのことは伝えましたが、ピルの副作用でそのような症状が出るとは考えにくいとのことでした。
またコロナワクチンの副作用として考えられるようなことについては医療法人から何か言及することは伏せられているらしいので、何も教えてはくれませんでした。
ここからの治療は、まずは心の不安を取り除くことを目標とし、心療内科から出してもらう精神安定剤とサプリメントでビタミンを豊富に摂取するところから始めました。
そして、自律神経系を専門としている整体に通うことにしました。
当時の状況
しゃっくりが1日中出て止まらないと、どっと疲れてしまいませんか?
それと似た感覚で、私の場合は全身を使ってビクッと体が動いてしまう症状が毎日1日中続くので、ただ横になっているだけでもすぐに疲れるし、薬の副作用も相まって体も常にだるく、車酔いもすぐに起こしていました。
唐突にパニック発作が出て、過呼吸と不安で涙が止まらず、吐き気で嘔吐してしまう時もあり、体力が尽きてその場で座り込むことも多かったです。
聴覚過敏の症状は、そんなに大きな音じゃなくても、耳をつんざくような音に聞こえてしまい、それが不安や恐怖を招いてパニック発作を頻繁に引き起こしていました。
雷や電車、バイク、車のクラクションの音はもちろんのこと、子供の声も無理でした。
一番ひどかったときは物を床に落とす音や、食器類を片付けるときに鳴るカチャカチャという音、テレビの音(特にバラエティ番組)、人の声など、普通に過ごすだけで当たり前に聞こえてくる音のほとんどを受け付けない状況でした。
なので、対策としてノイズキャンセリング機能がついたヘッドホンを付けて過ごしていました。
なぜイヤホンではなくヘッドホンを付けていたのかというと、耳全体を覆うヘッドホンのほうが安心できると思ったからです。
それから、光にも弱くなっていました。
日差しや蛍光灯の明るい光の下にいると、常に眩暈を起こしていました。
家にいるときはなるべく明かりを暗めに設定し、アイマスクとヘッドホンをつけて寝るようにしていました。
体のぴくつきとどう向き合って過ごすか
現在の状況は、急に心に負荷のかかることが起こらない限り、ぴくつきはほとんど出ないところまで回復しました。
お薬の量もだいぶ減らすことができ、ほとんどお守りのような感覚でゆるく飲み続けています。
整体も月に1度メンテナンスで通っています。
聴覚過敏については、雷だけはたとえ遠くのほうで鳴っていてもすぐにパニックになります。
具体的には体が震え始め、ぴくつきも徐々に大きな動きになってしまうため、未だに頓服薬は手放せません。
またノイズキャンセリング機能が付いたヘッドホンではなく、イヤホンを常に持ち歩くようにしています。
耳を覆わなくても普通に過ごせるようになったからです。
しかし不安になったらすぐにイヤホンを付けることと、症状がひどく出てこないうちに頓服薬を飲むようにしています。
第一に自分を守ることを優先します。
あとは、なるべく規則正しい生活を心がけています。
そんな堅苦しいものではないです(笑)
休日でも朝は8時くらいまでには起きるようにしよう(でもお昼寝はOK)とか、朝起きたらちゃんと顔洗って歯を磨いて水を一杯飲もう(でも服は着替えなくてもOK)とか・・・ものすごくゆるいです。
今までにも紙にルーティーンを書き出してみたり、決まった時間に行動することを意識して過ごしてみたりもしてきましたが、ただただ息が詰まって苦しくなるだけでした。
なので、今は私にとって一番楽に、人間らしく過ごせる方法を模索しながら生きることを目標に過ごしています!
おわりに
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございます(´;ω;`)
とてもうれしく思っています!
これからも「ライフスタイル」を中心としたテーマを書いていけたらと思っておりますので、なにとぞよろしくお願いいたします。