【BNTアワード】CSでのMVPとベストディフェンダーを発表していく【ワイ氏のアワード】
○はじめに
前回のBNTアワードではレギュラーシーズンのベスト5等を発表したが、今回はCSでの受賞者を発表していく。
前回↓
ポストシーズンのこういう賞は、普通は、
・MVPは優勝チームのエース
・ベスト5も決勝戦で戦った選手からしか選ばれない
・ベストHCも優勝チームから
となるし、その評価方法は正しいと思う(公式はそれがいいと思う)。
ここでは敗れ去った者でも英雄的なパフォーマンスを見せた選手はバチコリ評価していく。
○CS_ベストHC
ミリングHC(広島)
寺嶋が怪我で離脱し、「キッツ!」となった下馬評の低いチームをここまで導いた。
ミスマッチを意に介さない各個のオンボールディフェンスへの信頼をベースとしたスイッチディフェンスシステムをバチポコに仕上げて、バグレベルの火力を持つCS進出チームのオフェンスを止め続けた。
また、前半は押し込まれて「おしまいだあ…」となることも度々あったが、後半に盛り返し散らかしてきたのは、この男の修正力の賜物だと思う。
もし、決勝で琉球に敗れたとしてもベストHCを受賞することは決まっていた。それほどまでにミリングHCの実績は大きい。
○オールCSディフェンシブチーム
中村(広島)
小野寺(琉球)
内尾(千葉J)
ロシター(A東京)
ブラックシアージュニア(広島)
【中村】
PGとして恵まれた体格を活かした体をねじ込んでボールに触れるディフレクションやスティールが脅威になり続けた。レギュラーシーズンから一段ギアを上げた強度のディフェンスは、多くのBリーグファンを「ええ・・・(困惑)」とドン引きさせた。
【小野寺】
琉球が良いときも悪いときもディフェンスとルーズボールで貢献し続けた。「誰かを止めた」という派手さはないが、試合のキーとなるポゼッションを奪う場面にはいつも小野寺がいた。
【内尾】
千葉はSFで敗れたが、ワイ氏的MVPニュービルを一人でスローダウンさせた内尾を外すわけにはいかない。リーグ最高のペリメーターディフェンダーの一人。
【ロシター】
A東京も1回戦で敗れたが、琉球をあそこまで止めたA東京とロシターの評価は高い。外せない。
【ブラックシアージュニア】
広島のディフェンスの要。派手なブロックやスティールを連発するタイプではないが、チーム全体のフロアバランスを見極めるバスケIQとアウトサイドでも簡単にやられない駆け引きの上手さを持つ。
○CS_ベストディフェンダー
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