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アートはもうファッションとすっかりお友だち!

渋谷でファッション+アートのイベントが!

 すっかり春めいた季節、渋谷で開催中なのが「Shibuya Fashion Week 2021 Spring」。

 今や恒例のこのファッションイベントに、今回はアートも参加している。ファッションも好きだが、今回はアートの企画「Fashionart」にフォーカスして巡ってみた。

(もちろん感染には十分気を付けました)


ここで出会える超人気アーティスト作品!

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ジュリアン・オピー/Julian Opie  「Night City」

 地下鉄からの出入口に設置されているのがジュリアン・オピーの作品。巨大な箱のようなキャンバスに描かれるのは、彼独特のピクトグラムの人物たちだ。

 スクランブル交差点が象徴する、様々な人が行きかう渋谷の街に突如として存在している。が、実は渋谷そのもののようで違和感はない。それぞれが全く異なる目的地に向かって行きかう人々だが、切り取ってみればこの街のこの一瞬に一緒にいる・・・都会という摩訶不思議を感じずにはいられない。

(ちなみにかなりそのまんまの展示なので近くには監視員さん。もしかして24時間? ご苦労様です。)

柔軟な発想と意識に拍手!

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マルチスタンダード 「マルチスタンダード」

 宮下公園あとの新たな施設MIYASHITA PARKで展示されていたのは、東京を拠点とする5人のデザイナー集団「マルチスタンダード」の作品。

 既存ではない新たな視点で、デザインやプロダクトを提案しているだけに、どれもへえ~って思うものばかり。道路の崩れた破片を利用した照明や花瓶など、リユースとかサスティナブルにも通ずる捉え方だ。ハッとする美しさと柔軟な発想に拍手。

高技術が生み出す怪しい光の芸術!

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アオイネオン株式会社「NEON TOKYO from大ネオン展」

 高度な技術で様々な作品(商品)を制作している会社の作品。ネオンは夜でこそ輝く。ファッションが元々持つ華やかさやパワーにも通じるし、ちょっとエロチックなドキドキ感もかもし出す。繊細な技をもってこその表現に、敬服。そしてとっても楽しい。

アートならではの問題の向き合い方!

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h220430 「Ugly wardrobe」

 余って処分される生地をプレスして作られたというワードローブ。ファッション業界には少々耳の痛いこの問題に、ファッションを盛り上げるイベントで提案した形だ。

 でもそれは業界の前向きな未来を考える投げかけになる。社会の問題に向けたアピールとして、アートこそができる表現ではないだろうか。


カルチャー発信地で楽しみながら感じるWEEK

 ご紹介したほかにも見ごたえのあるアート作品や、ファッションイベントが31日まで展開されている。今の社会問題やトレンドの潮流を、カルチャーの発信地である渋谷という街で楽しみながら感じることができるイベント。

 ぜひ感染には十分注意して巡ってみてはいかがだろう。

Shibuya Fashion Week 2021 Spring https://www.shibuya-fw.com/2021 3.15monー3.31wed Around Shibuya Station

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