中学受験やめたら偏差値30上がった。 ~その後①~
難関校特進クラスに移籍!
たくさんの方に見ていただいたり、「スキ」をいただけた過去記事から、多少進展があったので後日談です。
中学受験したい→中受塾へ行く→塾銀座で有名な地域の塾へ移籍→挫折→
受験をやめる→高校受験に切り替え→地元の塾に移籍→数学で覚醒
さて、中学受験をやめさせたら偏差値が30上がったシリーズを超簡単に時系列でまとめると上記の通りです。
その後、進展がありました。
見出しにも書いたように、彼は現在(小6、3月時点)難関校特進クラスにいます。
実は、6年の2学期に本人からこのようなリクエストがあったのです。
「父ちゃん、塾のXX先生と面談させてくれ」
「え、なんでまた急に」
「オレ、数学者になりたい。ネットやyoutubeで色々調べたら、そのためには*****で*****が必要。ゆえにまずは特進クラスにいきたいから推薦してもらう」
といった形で逆算で自分の進路を設定していることを、親子の入浴中に知ることとなりました。
従って、いつものごとく速攻動いて面談をセット。自分の口からなぜ特進に推薦してほしいかを淡々と説明をしてもらいました。
先生からは、
「今の成績では算数が良くても国語が悪いので特進には無理だよ。ただし、可能性はあるから今後数回行われる実力テストで国語算数でそれぞれ偏差値60以上とりなさい」とのこと。
そこから火がついて、次のテストでは以下の偏差値でした
・算数 70前後
・国語 62前後
算数はすでに独学で数学を中一レベルまで学んでいたので、一人だけ方程式を使ってたようですが、まあ努力した上での武器なので良しとしています。
そんなこんなで、特進クラスに推薦してもらえることとなりましたが、
ここで一つ、私としては面談時から気がかりなことがありました。
それは、その特進クラスは通っている地元の校舎では扱いがなく、各校舎に存在する勉強猛者どもが集う、市内でただ一つの本校にしか存在していないのです。
しかも、その本校は5年の時に中学受験で挫折してドロップアウトした苦すぎる経験を味わった塾が存在する地域の塾銀座エリアにあるのです。
(しかも至近距離)
「父ちゃん、オレもう心壊れそう」
という衝撃的なコメントからまだ1年しか経っていないのに、
私ならトラウマなので近づきたいとも思いません。
「大丈夫か?あの塾があるエリアだぞ」
「何が? ああ、関係ない。オレは前とは違う。行くといったら行く」
こんな会話で確認をしました。
努力が紡ぐ自信というのはこうも短期間に人を変えるものなのですね。
今までは自転車で3分だったのが、10倍の30分かけて通っています。
どんな子がいるのか聞いてみたら、関西最強のN高を目指している子がいるようなクラスのようです。
本人はあまり気にせず自分でどんどん興味のあることを参考書を買って学んでいっています。
今は、中一数学を自分でやり終わった後、中二中三を飛ばして対数(log)や合同式(mod)に興味をもって毎週本屋で赤チャートを見ています。
ある日、家でぼーっとしていたら
「気持ちいいィィィィィィィィィーーーーーー!!!!」
突然叫び声がして何かと思ったら、3週間かけて高校数学の難問を解いたとのこと。
本人の方針としては
「難問は解答を見た時点で腐るから絶対に見ない」
「わかるまで、わからない箇所をすべて調べる」
とのことです。
昔と違って、ネットでいろいろわからないことを調べれるので本当に良い時代だなと思います。
自信を持つだけで、こんなに伸びるものなのですね。
中学受験、やめさせて本当に良かった
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