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進行がんが消える最強の食事

ブルーツ・リーです。

食べたものが自分をつくる

こう思うと日々の食生活を改善しようと思いませんか?

とくに生活習慣病といわれる「がん」は、とりわけ長年の食生活が起因のひとつと考えられています。

がんを予防するためにも食生活は見直したいですね。

それでも、がんになってしまった場合、
それもすでに手術が困難な「進行がん」になった場合でも、
食事療法で改善できる見込みがあるようです。

外科医として5,000人あまりを診療してきた医師の済陽高穂(わたよう たかほ)さんは、がんの三大療法(手術・放射線・抗がん剤)だけでは対処しきれない、がん治療の現状を打破するために、世界の食事療法を独学で研究して、独自の食事療法を発明したようです。

著書「進行がんが消えていく食事 」では、
成功事例や具体的な食材・食事メニュー、がんに勝てる根拠がちゃんと書かれています。

しかし、食事療法で進行がんが消えるのであれば、大発明として発表されてもおかしくないですが、そうはなっていないところが残念なところです。

でも、適切な食事が健康によいことは誰もが知っていること。
それを「毎日アグレッシブに実践できるかどうか」は試してみる価値は十分あるかと思います。

そんなアグレッシブな食事療法による改善結果と根拠を示し、
実践をあと押ししてくれるのが本書です。

著書の内容でおさえるべきポイントは、

・ がんは医師の判断による標準治療が大前提
・ 標準治療に食事療法を組み合わせることで、免疫力の低下をおさえる
・ 代謝を整えて免疫力を高めることで、がん細胞の増殖を抑える効果がある
・ まずは「3ヶ月」で、何かしらの改善の効果がでる
・ 有効率は6割以上に達する

それでは、著書の中から食事療法のポイントを書いていきます。

進行がんの食事療法

進行がんの食事療法は、代謝を整えて免疫力を高めるとともに、がん細胞の増殖を抑える効果があります。

※上から順番に重要(①〜③は必須)
① 1日1.5〜リットルの野菜・果物ジュースを飲む
② 塩分制限
③ 肉食の制限
④ 未精白の主食をとる(豆、イモ類も)
⑤ 免疫力アップの食材
(乳酸菌、海藻、キノコ、レモン、ハチミツ、ビール酵母)
⑥ オリーブ油、ゴマ油の活用

① 1日1.5〜2リットルの野菜・果物ジュースを飲む

野菜・果物は、生で大量に摂取するために、ジュースにすることで効率よく摂取できます。

【やり方】
無農薬の旬な野菜・果物を中心に、以下の素材を好みで組み合わせて、
ジューサーにかけてジュースをつくる。 

毎日、作りたてのジュースを1日・1.5リットル〜を3回以上に分けて飲む。
その都度作るのがベストだが、短時間であれば冷蔵保存して飲む。

● 野菜
・葉菜 
 → キャベツ、ホウレンソウ、コマツナ、だいこんの葉、セロリ、パセリ、シュンギク、ハクサイ、レタス
・根菜
 → にんじん、だいこん、かぶなど。
・果菜
 → トマト、ピーマン、パプリカ、ブロッコリーなど

●果物
・柑橘類
→ グレープフルーツ、オレンジ、みかん、ナツミカン、イヨカン、レモン
・そのほか
→ リンゴ、キウイフルーツ、バナナ、イチゴ、カキ、スイカ、メロン、パイナップル、ぶどうなど

ジュース以外でも野菜を積極的にとり、1日500グラムを目安に食べ、
果物も新鮮なものを適宜とりましょう。

② 塩分制限

【やり方】
しょうゆ、みそ、ソースなど塩分を含む調味料は原則使わないようにする。

代わりに、酢やレモン汁、ゆず、スダチなどの酸味をつかうことで、
おいしく食べられる。

だしは天然素材からとったものを使う。
天然素材のだしバックなどを利用するのもよい。

<NGなもの>
タラコ・いくら、漬け物、佃煮、干物、塩ザケなど塩分を多く含むものはNG。また、ハム、ウインナー、ベーコンなどの加工食品、ちくわやさつま揚げなどの練り物、麺類の汁も高塩分なので、摂らないようにする。

③ 肉食の制限

【やり方】
少なくとも半年は牛肉・豚肉をさけて、鶏肉(脂肪の少ないささみや胸肉)や魚介類にする。ただし、鶏肉や魚介も通常の7割程度におさえて、取り過ぎないようにする。

卵は良質なものを、1日1〜2個を目安にとる。納豆や豆腐などの大豆製品は、通常量とっても構わない。

魚介類のうち、赤身マグロやカツオは避ける。赤色は健康なときは問題ないが、酸化しやすい成分で、細胞を傷つけてがんのリスクを高めるため。

<食べてよい魚介類>
タイ、カレイ、ヒラメ、タラなどの白身魚
アジ、イワシ、サバ、サンマなど青魚
あさり、しじみ、カキ、ホタテなど貝類
エビやカニ、イカ、タコなど。
サケの赤色は抗酸化物質なので食事療法に活用したい魚の一つ。

④ 未精白の主食をとる(豆、イモ類も)

胚芽には、がんの抑制に役立つ物質が多く含まれるため、玄米や胚芽米、発芽玄米を主食にすること。

大豆や納豆、豆腐も、がんや動脈硬化を抑制するイソフラボンというポリフェノールが豊富。

【やり方】
1日一回は、玄米などの未精白の穀物を主食にして、豆・イモ類をとる。

玄米、発芽玄米、全粒粉のパン・パスタ、アワ・ヒエ・キビ・大麦などの雑穀入りごはんを、1日に少なくとも1回は、主食としてとる。

大豆、納豆、豆腐、枝豆、あずき、ひよこ豆、レンズ豆のうち、どれかを少なくとも1日1回とる。

イモ類も、じゃがいも、さつまいも、サトイモ、山芋などのうち、どれかを少なくとも1日1回は食べる。

⑤ 免疫力アップの食材(乳酸菌、海藻、キノコ、レモン、ハチミツ)

【やり方】
・豆乳ヨーグルトを1日300〜500グラムとる。 
・ワカメ、こんぶ、ひじき、ノリ、青のりなどの海藻を、1日少なくとも1種は食べる。
※そのまま食べられるノリや青ノリ、水で戻して使える干しわかめや干しひじきを常備しておくと便利。
・しいたけ、えのきだけ、まいたけ、しめじ、キクラゲ、ナメコなどのキノコ類を、1日少なくとも1種類は食べる
・1日に「2個」のレモンをとる。野菜・果物ジュースに使う分とは別に2個とるようにする。
※レモン汁をヨーグルトや色々な料理に調味料代わりにかける。水で薄めてハチミツを混ぜて飲む、スライスをハチミツ漬けにしてとる、など。
※レモンは無農薬のものをとる。そうでない場合は、一晩水に浸け、皮の農薬が混ざらない方法で絞る。
・良質なハチミツ(生産地が明確で信頼できるメーカーのもの)を、1日に大さじ2杯とる。ハチミツを砂糖代わりにコーヒーや飲み物に入れたり、料理に使うのでもよい。
・ビール酵母(エビオス錠=医薬部外品)を朝晩10粒ずつ飲む。たっぷりの水やお湯とともに飲む。

⑥ オリーブ油、ゴマ油の活用

【やり方】
加熱料理には、オリーブ油、ゴマ油、ナタネ油を少量使う。
どんな種類でも、古くなった油は使わない。
酸化した油は細胞を傷つけて、がんのリスクを高める過酸化脂質という有害物質が含まれるので、油はできるだけ少量ずつ購入し、冷暗所に保管して早めに使う。

そのほか

食事以外にも以下を生活習慣に取り入れることで、代謝を良くして免疫力のアップにつながり、がんを抑制することができるようです。

・ベットボトル入りなどの自然水を飲む
・少なくとも8時間、できれば9時間近く睡眠をとる。 
・昼寝をするのも良い方法。あるいは起きている時間が13時間を超えないうちに、一度、体を横たえるとよい。
・適度な運動をする。1日5,000歩を目安に散歩をする
・37℃前後の風呂につかってゆっくり温まる。 じっくり入浴すると酵素の働きが促され、代謝を高め解毒されてがんの抑制に役立つ。

さいごに

生活習慣を見直すことで、がんを予防することが第一ですが、
進行がんになっても免疫力を高めることで「健康を維持」することが重要です。

まとめると、

▼ ポイント
・ガンは医師の判断による標準治療が大前提
・標準治療に食事療法を組み合わせることで、免疫力の低下をおさえる
・代謝を整えて免疫力を高めると、がん細胞の増殖を抑える効果がある
・まずは「3ヶ月」で、何かしらの改善の効果がでる
・有効率は6割以上に達する

▼ 進行がんの食事療法

※上から順番に重要(①〜③は必須)
①1日1.5〜リットルの野菜・果物ジュースを飲む
②塩分制限
③肉食の制限
④ 未精白の主食をとる(豆、イモ類も)
⑤ 免疫力アップの食材
乳酸菌、海藻、キノコ、レモン、ハチミツ、ビール酵母
⑥ オリーブ油、ゴマ油の活用

▼ そのほか
・ベットボトル入りなどの自然水を飲む
・少なくとも8時間、できれば9時間近く睡眠をとる。 
・昼寝をするのも良い方法。あるいは起きている時間が13時間を超えないうちに、一度、体を横たえるとよい。
・適度な運動をする。1日5000歩を目安に散歩をする
・37℃前後の風呂につかってゆっくり温まる。 じっくり入浴すると酵素の働きが促され、代謝を高め解毒されてがんの抑制に役立つ。

具体的な内容、納得感のある根拠などは本書を手にして読んでみてください。


実践的に食生活を変えたい人は、「ガンが消えていく最強のレシピ」
を参考に、具体的なレシピをみて日々の食事メニューをつくることをおすすめします。

それでは、食生活を改善して、健康的な人生を送りましょう!

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