親と子のチャレンジ2024-春〜初夏編-
4月と5月、二ヶ月が過ぎてはや6月を迎えた。そしてそんな6月も残るところあと1週間を切っている。2024年が始まって上半期の終わりも見えてきた。
春から息子は幼稚園に入園し、園児としての新しい役割を楽しんでいる。それに伴い私は保護者という立場で園に顔を出すというささやかな社会復帰を果たした。
新しい生活リズム、新しいやりとり。
はじまり、そして手探りの「4月」。
毎日決まった時間に起床し、登園降園の時間帯を中心に出来ることをひたすらこなす「慣らし」の月。
息子も園に通うことを今までの日常にプラスオンする試みに、私は家事を合間合間にこなしてスムーズに平日を送れるよう努めることに、精一杯だったように思う。
休憩の合間も身体は休んでいるのに、どこか脳は回り続けているような印象で手元に集中する余裕もなかった。集中力が続かず、とにかく次は、次は、とタスクをこなすことで頭がいっぱいだった気がしている。
挑戦の「5月」、
少しの慣れと中弛みの気だるい季節。
遠足やイベントと新しい風がたくさん舞い込んできた月。登園後親との別れを惜しみ涙した子ども達も逞しくなってみなが親を見送り仲間と先生だけで過ごす空間に慣れ始めた。
また迎えに来るねと手を振って別れれば、あとは家事の進捗に合わせて好きなことをする時間を設けることができた。ずっと集中出来なかった読書をカフェに行って進めることができ、満足感、そして達成感が戻ってきた。
一ヶ月がむしゃらに配分を逆算しながらやりくりしてきた事が功を奏したと感じられる。
そして馴染みの「6月」。
息子の誕生日に合わせて大体一ヶ月前から当日の装飾、献立、プレゼントなどを決め始める。またテーマを決め、それに沿って装飾品の製作や調達などに夜な夜な更けるのだが、今年は送迎の合間が製作時間となった。
園に送っていってから材料や包装紙の調達に走り、また大枠を決めて製作に取り掛かる。加えて園では様々な催しがあるため、その合間をぬってやりくりしなければならないが先月までと大きく違うのは午後保育とそれに伴う弁当が発生すること。
時に料理に、時に製作にとイレギュラーをふまえて作業を進める。全く想像だにしていなかった(園で貰ってきた苗を育てる目的の)ベランダ菜園を含めて楽しい日課が増えた。
皆が寝静まった後夜な夜な一人土いじりをして植替えをし、弱った苗を不安ながらに翌日外に出して水をやったことは今も記憶に新しい。また様子を見ながら水をやり続けているとだんだんと愛着が湧いてくるのもまた面白い発見だった。
来月はどんな月になるだろう…
園が夏休みに入れば私にはまた穏やかな読書の時間が戻ってくるだろうと思う。誕生日を迎えれば製作も作業も終わる。
逆にまた外に出かけて行く機会も増えるだろう。夏の思い出になるイベントはこの先も目白押しだ。
全てが思い通りにはならないが、それでも時間を見つけて何かを達成していく時の高揚感が好きだなと思う。時間の使い方を工夫する事も大事だが、時間そのものを定義し直すとまた隙間時間も意味合いが違って有意義になる。
結論、今のところ順調。