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#RCサクセション

リクオ presents KANREKI HOBO CONNECTION JIROKICHI編 3days 第1夜 高円寺JIROKICHI 2024.09.05.

リクオの還暦を記念した一期一会のコラボ・ライヴ。高円寺JIROKICHIの第1夜を観た。この日の共演者は梅津和時と仲井戸麗市。 リクオのソロ弾き語りの「イマジン」でライヴは始まった。リクオがアレンジしたジョン・レノンとして楽しめる一方で、この後に出てくるふたりをこの場にいる観客は知っているわけだから、忌野清志郎の日本語詞で歌われるそれの効果は半端ではなかった。ここからの2時間半に着く色を静かに…それでいて力強く決めたオープニング・ナンバーだったと思う。 2曲目からリクオと

南青山MANDALA 30周年記念 仲井戸"CHABO"麗市 SOLO Stage[Walking By Myself] 南青山MANDALA 2024.05.11.

南青山MANDALA30周年ということで、Special企画として聴きたい曲のリクエストを募る…と連絡があったのがライヴ当日の10日ほど前。この時点では、途中でリクエスト・コーナーを設けて数曲…なんて考えていたのだが、蓋を開けてみれば、全曲をリクエストで固めたライヴとなった。僕は2日目に足を運んだ。 事前に来場する日とリクエストを募り(しかもひとり複数曲も可!)、その全曲を来場日と共に振り分けて構成を考え、2日間まったく別々のセット・リストを組む。全曲を検討したというのがミ

仲井戸"CHABO"麗市 SOLO LIVE『COVER-SONGSを演る。3日間』南青山MANDALA 2023.06.23.

カヴァーだけが歌われるチャボのライヴはこれまで何度も開催されてきたけれど、そのどれもが音楽に対する愛情に溢れた感動的なものだった。『COVER-SONGSを演る。3日間』とタイトルされた、コロナ禍以降のソロでは初の有観客ライヴ。初日を観た。 カヴァーといってもすべて独自の日本語詞をのせるのが仲井戸麗市流である。しかも、オリジナル曲で歌われている内容からインスパイアされているとはいえ、まったく異なる意味にしていることが少なくない。歌詞にはそのときのチャボの思いや想いがダイレク

仲井戸"CHABO”麗市・梅津和時・早川岳晴・新井田耕造 [ついに有観客ライブ!! SoulMatesが LIVEやります。featuring新井田耕造] 南青山MANDALA 2023.05.26.

チャボの口から有観客でライヴをやることが発表されたとき、もちろん3年ぶりなのでそのこと自体の喜びもあったけれど、僕がいちばん反応したところは、メンバーに新井田耕造…コーちゃんがいたことだった。 80年代。いわゆるKING OF LIVE期のRCサクセション。BLUE DAY HORNSを加えれば7人になるメンバーのうち、3人がこの夜のステージに立つわけである。Soul Mates名義とはいえ、featuring 新井田耕造なので、チャボのことだからそういうライヴを演るだろう