映画「天間荘の三姉妹 スカイハイ」を観て
2月3日「天間荘の三姉妹 スカイハイ」という映画を観た。
2022年の日本映画で、北村 龍平 監督の作品だ。
キャストは、小川たまえ役ののん、天間かなえ役の門脇 麦、天間のぞみ役の大島 優子、天間恵子役の寺島 しのぶなどである。
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あらすじは、
と、いった内容。
で、観終わっての感想。
それなりに、おもしろかった
あり得ない設定ではあるが、映画としてはそれなりに面白かった。
いわゆる、あの世と現世との間に存在する「三ツ瀬」。
そこの住民は、実は死んでいるのに、気づかないでいる。
死の直前と同じ、日常の生活を続けている。
それにしても、いきなり胸にナイフはないだろ!と思うシーンもあれば、怪しい運転手が実父だったというシーンもある。
はっきり言えば、真剣に見るような映画ではない。
気楽に、楽しめればいい。そんな映画だった。
津波の話は、日本人の心の中では苦しくなる
映画の中で、津波のシーンが出てくる。
津波に関しては、日本人として、見ていてとても苦しくなる。
やはり2011年を思い出してしまうのである。
なので、後半まで観ると、ちょっと胸が苦しくなるような場面もある。
のんは相変わらず(いい意味で)あまちゃん色
主役のたまえ役は、女優の”のん”(旧名:能年玲奈)である。
あまり彼女が出てくる映画を観たことはないが、あのNHKのドラマ「あまちゃん」の時の役柄の性格そのままじゃないか!と思ってしまった。
まあ、いい意味で、相変わらずあの頃の演技をしている。
他の役出来るのかな?と心配になったりするのである。
話の内容より、伊豆のスポットが気になった
正直な話、あらためて言えば、あまり真剣に見るような映画ではないとボクは感じた。
気になってしょうがなかったのは、撮影スポットが伊豆の、知っている場所ばかりだったこと。それが気になって、映画にあまり集中できなかった。
ほとんど、伊豆の観光スポットだよこれ。
そんなわけで、まぁ真剣に観るというよりも、ゆったりとヒューマン的な映画を観たい方に、お勧めなのかもしれない。