映画「ジョー、満月の島へ行く」を観て
7月20日、「ジョー、満月の島へ行く」という映画を観た。原題は「Joe Versus the Volcano」。1990年のアメリカ映画で、ジョン・パトリック・シャンリィ監督の作品だ。
キャストは、ジョー・バンクス役のトム・ハンクス、ディーディ、アンジェリカ、パトリシアの3役のメグ・ライアンなどである。
といった内容。
で、観終わっての感想。
完全なコメディ映画として観ないと、ガッカリしてしまう作品
途中で笑ってしまった。
それは、コメディとしての面白さで笑ったのではなく、「なんじゃこの作品は?」という失笑に近いものだった。
ちょっと期待していただけに、そのギャップが大きすぎた。
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめていたと聞けば、それは期待してしまうではないか。
だから、期待して観ない方がいい。そんな作品だった。
1990年の映像の技術は、この程度?
その中でも、映像技術的にあれっ?と思うシーンがあったのは確かである。
この映画の日本語タイトルでもある満月。ところがその満月がひどかった。
その他にも、火山やその他もろもろ、1990年ってこんなに映像技術が低かったっけ?と思ってしまうシーンが多々。それとも低予算作品なのかな?
真偽は分からないが、とにかく笑うしかない。
船は沈むは、島は沈むは・・・
そしてその技術もそうであるが、脚本もえっ?という感じだ。船は沈んで乗組員は全員沈没?するは、火山のある島は沈むは・・・。
島の現地住民は、空き缶をオブジェにして身に着けてるは・・・。
最高に笑ったのは、火山の火口にジョパトリシアが飛び込むシーン。
飛び込んだと同時に、すっ飛ばされて海へ。さすがに大爆笑だった。
ボクの中では、トム・ハンクスの出演映画の、断トツの最下位
トム・ハンクスの映画は、今まで観てきて、ほぼ当たりしかなかった。
しかし、この作品は確実のその逆。
トム・ハンクスに、こんな時代もあったのね・・・というくらいの気持ちで観た方がいい作品だったのは間違いない。
この記事が参加している募集
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?