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映画「ジョー、満月の島へ行く」を観て

7月20日、「ジョー、満月の島へ行く」という映画を観た。原題は「Joe Versus the Volcano」。1990年のアメリカ映画で、ジョン・パトリック・シャンリィ監督の作品だ。

キャストは、ジョー・バンクス役のトム・ハンクス、ディーディ、アンジェリカ、パトリシアの3役のメグ・ライアンなどである。

とある工業地帯にある会社で働くしがないサラリーマンのジョー・バンクス。ある日、体の不調を訴えて会社の昼休みに病院へ行ってみると、エリソン医師から脳に雲がかかっていると診断され、余命半年と告げられる。ヤケになったジョーは、会社に戻ると自分をどやす上司のワトゥーリを一喝。以前から気になっていた同僚のディーディーを食事に誘い、会社を辞めるとワトゥーリに告げ、その場を後にする。その夜、ディーディーとの食事はうまくいき、家に帰ったジョーは自分があと少しで死ぬことをディーディーに告げる。それに聞いて驚いたディーディーは逃げるようにジョーの家から去っていった。
翌朝、ウクレレを弾きながら黄昏ているジョーの家にグレイナモアと名乗る男が現れる。グレイナモアは自分が大企業の社長であることを告げると、ジョーにひとつの頼みごとをする。何でも会社で生産する製品の原料である“レアメタル”が存在する南の島で、原料と交換にジョーにその島の火山の生贄になってほしいと言うのだ。余命もあと半年ということで、ジョーはそんなグレイナモアの申し出を引き受けてしまう。それに気を良くしたグレイナモアは自分名義のクレジットカードをジョーに渡すと、カリフォルニアへ渡るようジョーに指示する。翌日、ニューヨークで山ほど買い物を済ませたジョーは、いざカリフォルニアへ。空港へ着くと、到着ゲートにグレイナモアの娘であるアンジェリカの姿があった。冷たい感じの風貌で、何も教えられないままジョーの面倒をまかされたことに愚痴るアンジェリカだったが、次第にジョーの人柄に心を開いていく。その後、アンジェリカからグレイナモアのもう一人の娘パトリシアに引き継がれたジョーは、いざ南の島へ向け、クルーと共に大海原へ旅立つのだった。

出典:Wikipedia

といった内容。

で、観終わっての感想。

完全なコメディ映画として観ないと、ガッカリしてしまう作品

途中で笑ってしまった。
それは、コメディとしての面白さで笑ったのではなく、「なんじゃこの作品は?」という失笑に近いものだった。
ちょっと期待していただけに、そのギャップが大きすぎた。
スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめていたと聞けば、それは期待してしまうではないか。
だから、期待して観ない方がいい。そんな作品だった。

1990年の映像の技術は、この程度?

その中でも、映像技術的にあれっ?と思うシーンがあったのは確かである。
この映画の日本語タイトルでもある満月。ところがその満月がひどかった。
その他にも、火山やその他もろもろ、1990年ってこんなに映像技術が低かったっけ?と思ってしまうシーンが多々。それとも低予算作品なのかな?
真偽は分からないが、とにかく笑うしかない。

船は沈むは、島は沈むは・・・

そしてその技術もそうであるが、脚本もえっ?という感じだ。船は沈んで乗組員は全員沈没?するは、火山のある島は沈むは・・・。
島の現地住民は、空き缶をオブジェにして身に着けてるは・・・。
最高に笑ったのは、火山の火口にジョパトリシアが飛び込むシーン。
飛び込んだと同時に、すっ飛ばされて海へ。さすがに大爆笑だった。

ボクの中では、トム・ハンクスの出演映画の、断トツの最下位

トム・ハンクスの映画は、今まで観てきて、ほぼ当たりしかなかった。
しかし、この作品は確実のその逆。
トム・ハンクスに、こんな時代もあったのね・・・というくらいの気持ちで観た方がいい作品だったのは間違いない。

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