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映画「フリー・ガイ」を観て

11月5日、「フリー・ガイ」という映画を観た。原題は「Free Guy」。2021年のアメリカ映画で、ショーン・レヴィ監督の作品だ。

キャストは、ガイ役のライアン・レイノルズミリー・ラスクジョディ・カマーハワード・キーズ役のジョー・キーリーなどである。

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あらすじは、
ルール無用で悪事を働くことが当たり前な街「フリー・シティ」では、サングラス族と呼ばれる連中が気ままに銃をぶっ放し、ヘリコプターやクルマを破壊したり強盗を働いたり、やりたい放題だ。そんな中、毎日同じ会話を交わして、毎日銀行強盗に遭い、それでも真面目に働く幸せな銀行員のガイは、ミステリアスなサングラス族のモロトフ・ガールに一目惚れする。警備員の親友バディに「サングラスがないと相手にされないさ」と助言され、彼女を追うために銀行強盗からサングラスを奪って掛けてみると、街中にパラメーターや今まで見えなかったアイテムなどが見えるようになる。サングラス族はオンラインVRゲーム「フリー・シティ」をプレイするプレイヤーたちで、ガイはその世界の中にプログラムされた、一定の行動しかしないモブ(雑魚)キャラ(ノンプレイヤーキャラクター(NPC))だったのだ。
といった内容。

で、観終わっての感想。

ボクらの住んでいる世界は、現実なのか?

映画を観終わって、
今のこの世界は、本当に現実の世界なのか?と思ってしまった。
そんなことはありえない・・・
そう思うのは、ボクらの常識の範囲内の考えに、すぎないかもしれない。
この手の映画を見るたびに、常識を疑う自分が目覚める。

AIが、感情?今後起こりうるということか。

そう、この映画の中では「モブキャラ」と言われる、プレーヤーの背景にしかすぎないキャラクターに、感情が芽生える。
これも、ありえないと思ってしまえば、それで終わる。
だが、本当にありえないことなのだろうか。
もしかすると、あと10年後には当たり前の事実として、この世界に存在することかもしれない。

一見、ゲームの世界の映画だが、愛もある映画。

一見、ゲームをする若者世界のみの映画に見える。
しかし、この映画そのものは、どの世代が観ても楽しめる。
映画の中に「愛」も存在するからだと思う。
「愛」は、世界中の老若男女、不変の存在だからだ。

ゲーム世界の話ではあったが、
ゲームをあまりしないボクにも、楽しめる映画であった。

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